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クマに厳しく、ヒトに優しく

2015年10月27日 12:04

アメリカ・モンタナ州のベアドッグ(クマ対策犬)育成機関から、
2頭のベアドッグ(メスのタマと、オスのナヌック)が軽井沢にやってきました。
取材会の記事はこちら

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名前の由来ですが、
「タマ」は、初代ベアドッグのブレット(bullet=弾丸)にちなんで、
弾(タマ)と名付けられました。
「ナヌック」はイヌイット語でクマ。
ハンドラーの大嶋さんが、学生時代にカナダの北極圏で過ごし、
イヌイットの人々とも交流があったことから名付けたのだそう。

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2頭の犬種はカレリアン・ベア・ドッグ。
フィンランドとロシアの国境地帯カレリア地方原産の犬で、
特徴は、吠え声が大きく勇敢。
ただ、クマに飛びかかるようなことはせず、
上手に間合いをとりながら、追い払いができます。
人に対しては優しいのですが、他の犬に対しては攻撃的な面もあるため、
愛犬と散歩中にベアドッグを見かけたら、無闇に近づかない方がいいとのこと。

取材会では大勢の人から注目され、やや緊張気味のタマに対し、

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ナヌックはごろんと寝転がったり、

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大きなあくびをしたりと、大胆不敵っぷりを発揮していました。

クマが暮らせる多様な森と、
ヒトが安心して暮らせる街の両立のため、
二人二頭十二脚の活躍に期待しています。

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