上昇率もアップ1位、2位

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南原別荘地
 3月22日に国土交通省が公示地価(1月1日時点)を発表し、軽井沢の別荘地が県内の住宅地では最高地点となったことがわかった。長野市以外が首位になったのは38年ぶり。1位は軽井沢町軽井沢上御原308-11(旧軽井沢別荘地)で、1㎡あたりの価格は8万5800円。上昇率も県内1位・2位が軽井沢となり、軽井沢町長倉往還南原1052-142(南原別荘地)で2.7%上昇、1㎡あたり4万8700円。2位は軽井沢町発地荒熊1184-22(風越公園南)で2.4%、1㎡あたり1万3000円だった。

 首都圏からの別荘地を求める人や移住希望者に好評の軽井沢だが、昨年の新幹線開通の影響で北陸方面の富裕層が土地を求めていることも要因の一つ。富山市から移り住んだ女性
は、同郷の友人から土地を探してほしいと頼まれた。「今まで持っていた羽田空港近くのマンションを売って軽井沢に別荘を持ちたいと希望している」。

 全国的にみると、住宅地と商業地を合わせた平均は前年比プラス0.1%で8年ぶりの上昇となった(前年はマイナス0.3%)。全国で一番上昇したのは商業地では、大阪市中央区心斎橋筋で45.1%。住宅地では北海道倶知安町の別荘地で19.7%だった。どちらも外国人に人気が高い地域とされている。

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