GWも多くの人出「滑り出し順調」

DSC_0051.JPG
営業時間は9時から17時で年中無休。グランドオープンは露地物のキャベツなど、軽井沢産野菜が出回る6月25日。
 軽井沢の南地区エリアの農業、観光振興の拠点として、軽井沢町が建設した農産物直売施設「軽井沢発地市庭」が4月26日にプレオープンした。

 直売所には、株式会社軽井沢直売所所属の会員農家が持ち込むレタスやトマトなどの野菜が並ぶ。町商工会認定の「軽井沢ブランド」の商品や、岩手県大槌町の水産加工品を置くコーナーも設けた。

 テナントには、指定管理者「フードサービスシンワ」が営業するバイキングレストラン「大地の恵み」、自家製チーズ
販売のアトリエ・ド・フロマージュ(東御市)、白ほたる豆腐店が入る。定期的にそば打ち体験を開くコーナーもある。

 オープン初日は多くの人が訪れ、ハウス栽培の軽井沢産キャベツなど、開店から1時間も経たずに完売する野菜も。長ネギや椎茸などを購入した町内の成田けさ子さんは「新鮮な野菜が多く、値段の表示もわかりやすい。また訪れたい」と述べた。

 プレオープン2週間を迎えた5月10日、施設長補佐の松澤卓司さんは「順調な滑り出し。ゴールデンウィークも5月5日まではかなりの人出でした。新鮮な野菜を求め、午前中にいらっしゃる方が多いですね」と話した。

関連記事