伊・独の政府団、町内視察

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お茶のもてなしを受けるイタリアの大臣(左)ら。
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ドイツの大臣ら、長野県産ワインで乾杯。
 グラツィアーノ・デルリオインフラ・運輸大臣をはじめ、イタリア政府団の6人は23日、峠町の熊野皇大神社を訪れた。水澤光男宮司の案内で、敷地にある樹齢850年以上といわれる神木を見学後、軽井沢御神楽保存会の神事「浦安の舞」を観覧した。続いてお茶屋「しげのや」で、茶道石州流長野会の茶のもてなしを受けると、「ボーノ(美味しい)」と言いながら、飲み干す団員も。

 舞い手を務めた水澤万希子さんは「『浦安の舞』は、平和をお祈りする舞いなので、世界が平和になるよう思いを込めて舞った。緊張しました」と話した。

 アレクサンダー・ドブリント連邦交通・デジタル・インフラ大臣らドイツ政府団10人は25日、軽井沢千住博美術館や軽井沢風越公園を見学したあと、軽井沢駅北口のワインポータル「AU DEPART」へ。白と赤、スパークリングの3種のワインを試飲した。

 その後、会見に応じたドブリント大臣は、軽井沢滞在中のもてなしについて感謝の気持ちを表し、会合が成功裏に行われたことを強調した。県産ワインについては「フランス、イタリアに匹敵する世界的にも高い水準」と称賛。軽井沢について「スポーツ、芸術、文化、自然が非常によく調和している」と印象を述べた。

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