会合終了後、一般に向け開放

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大臣が腰掛けた椅子に座るボランティアスタッフら。
 展示エリアには、自動車、鉄道、空港、船舶などの交通に関する企業や大学、自治体のブースがあり、各国の大臣らも会場を見学した。ドイツのドブリント大臣は、水素で作った電気を燃料に走るトヨタとBMWの燃料電池車の前で説明を受け、諏訪東京理科大学が開発した、重心を傾けて移動するパーソナルモビリティーに試乗。同大4年の丹羽真吾さんは「まさか乗ってもらえるとは。慣れていなければ一発で乗りこなすのは難しい。上手でした」。

 全ての会合が終了後、オープニングセッションで使われた会議場や展示室が一般公開された。通訳ガイドのボランティアを務めた、軽井沢高校2年の依田沙弥佳さんは、会議場でイタリアの大臣の席に着席。一緒にボランティアをした友人と写真撮影を楽しみ「ふかふかで座り心地がいい」。見学に訪れた上田市の西沢恒幸さんは「水素の燃料電池車は二酸化炭素の抑制にも繋がる。値段が手頃になれば、乗ってみたい」と話していた。

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