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軽井沢新聞 > ニュース 最新号 > 2013 No.124
軽井沢新聞 ニュース

NTT東日本所有の空きビル

軽井沢町観光振興の拠点施設に

NTT東日本所有の空きビル
2008年12月まで、NTTドコモの店舗
として使用されていた空きビル
 軽井沢町が、本通り沿いにあるNTT東日本所有の空きビルを借りて、観光施設の拠点として整備する計画が明らかになった。建物には、観光協会事務局など、観光関連の団体を集約し、観光情報を発信する。駐車場として利用していたスペースは、ミニ公園として整備し、周辺にはない公共トイレも設置する予定。入札で設計委託業者を選び、2014年度に着工、15年春のオープンを目指す。
 町企画課の担当者は「宿泊や情報発信など、観光のことであればワンストップ(一カ所で様々なサービスが受けられる)で対応できる施設になると思う」と話している。

軽井沢中の合唱コンクールで音色響

震災で浸水逃れた大槌中のピアノ

大槌中のピアノ
 東日本大震災で津波の被害に遭った大槌中学校(岩手県大槌町)のグランドピアノの音色が、軽井沢中学校に響いた。ピアノは9月27日、同中学校文化祭の「合唱コンクール」で伴奏に使用された。
 コンクールは1学級1曲ずつ歌い、学年ごとや全校、職員の発表も行われた。曲目は「時の旅人」「明日へ」などの合唱曲のほか、コブクロの「蕾」、森山直太朗の「さくら」といったヒット曲をアレンジして歌ったクラスも。全20曲が奏でられ、一曲終わるごとに会場を温かい拍手が包んだ。
 3年生全体で歌った混声三部合唱「証」の伴奏を務めた3年生、高野志穂さんはコンクール終了後「練習を始めた頃はまとまりがなかったけど、大槌中のピアノで練習を始めてから徐々に団結していった」と振り返る。からまつ祭副実行委員長の3年生、森木果菜さんは「歌に込めた全校生徒の思いが、来場者の方にも伝わったと思う」と話した。
 大槌中学は大震災の津波で、校舎1階の天井まで浸水したが、ピアノのあった2階の音楽室は被害を逃れた。今年2月、同中学の鈴木利典校長が、軽井沢町で講演し、ピアノについて紹介したのをきっかけに、町が保管を引き受けることが決まった。大槌中の生徒は現在、仮設校舎で学習。旧校舎を解体するのにあわせ9月13日、軽井沢中学へピアノを運び入れた。ピアノは10月2日より、保健福祉複合施設「木もれ陽の里」に移して展示している。

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