• ニュース
  • トピックス
  • スペシャル
  • イベント
  • ショップ
  • ピープル
軽井沢新聞 > ニュース 最新号 > 2014 No.130
軽井沢新聞 ニュース

軽井沢で暮らす人、観光に来る人、過ごし方への影響は?

消費税で軽井沢はどう変わる

 消費税アップで軽井沢はどのように変わり、どんな影響を受けるのだろうか。“リゾート地軽井沢”として気になる料金の変化を調べてみた。
 3月15日から登場したJRのE7系グランクラスは走り始めて2週間余りで300円上がったことになる。
 宿泊料は軽井沢ではシーズンにより変化するので、前年の3%アップが基本。季節変動するというところが多いようだ。星野リゾートは7月18日までの8の付く日に、全国の星野リゾートの宿にチェックインした人に抽選で8万円の宿泊券が当たる「消費税応援キャンペーン」を企画。2泊目は20%引きになるなど、対策プランを打ち出した。
 3月29・30日の週末、消費税アップ前の買物客でにぎわうスーパーツルヤは、町民だけでなく、買いだめをする別荘住民の姿も目立った。ハイシーズン並みの混雑となり、レジには行列が続いた。消費税アップ後の対策としては「月ごとのお買得品があります」と掛川店長。”食卓応援価“と書いたシールが貼られている商品だ。消費税が上がる前より安くなったものもあるという。スーパーマツヤは31日、夜遅くまで駆け込み客が絶えなかった。その反動で足が遠のく客への対策として、消費税アップ直後の4月初旬、大幅に価格を下げた生鮮食品で勝負した。「今までは最低でも298円というイチゴを、さらに100円下げました」と飯島副店長。
 アベノミクスによる円安の影響で原材料が高騰している輸入品を仕入れる店舗はやむを得ず値上げした。レストランのオーナーシェフは「何とか乗り切ろうと思いましたが、これだけエビや乳製品が上がっては値上げせざるを得ません」と嘆く。
 一方、今回は値上げしないで様子を見ているという店も多い。「軽井沢は店舗が増えて競争が激しい。値上げしたら客が離れると思うとそう簡単にはできない」と飲食店経営者。白糸ハイランドウエイのように、シーズン直前の7月に上げるというところもあり、まだまだ、値上げ攻勢は続きそうだ。
JR JR新幹線(軽井沢―東京間)
 自由席5,240円→5,390円
 指定席5,740円→5,910円
 グランクラス10,240円→10,540円
しなの鉄道 軽井沢―小諸 470円→480円
軽井沢―上田 850円→870円
高速道路 上信越自動車道(碓氷軽井沢I.C.―練馬I.C.)
 3,550円→3,640円
タクシー 初乗り700円の距離 1,500m→1,458m
メーター100円の距離 296m→288m
レンタカー トヨタレンタカー (免責補償込)
 ヴィッツ6,300円→6,480円
レンタサイクル 市村輪店 1時間1人乗り400円→450円
宿泊料 万平ホテルアルプス館(4月平日の2名宿泊の1名2食付)
 26,500円→27,600円(サービス料込)
ホテルのディナー 軽井沢プリンスホテル 
 12,000円→13,000円(サービス料別)
レストラン レストラン エルミタージュ・ドゥ・タムラ (コース料理)
 ランチ8,400円→8,800円  
 ディナー12,600円→13,000円(サービス料別)
レストラン菊水
 ハンバーグセット 1,890円→1950円
 カレーライスは据え置き
喫茶店 ミカドコーヒー
 ブレンド480円→490円
 カフェオレ550円→570円 ケーキは10円アップ
パン 浅野屋
  フランスパン367円→389円
フランスベーカリー
 イギリスパン262円→281円
温泉 トンボの湯
 大人1,200円→1,300円 
 小人700円→750円
ゆうすげ温泉
 500円→16時以降は600円

2016年「G8サミット」誘致を町が表明

効果や開催費は? 議員が質問

2016年「G8サミット」誘致を町が表明
 3月の軽井沢町議会で、2016年の主要国首脳会議(G8サミット)の誘致について、議員からの質問に町が答弁した。3月17日は軽井沢町議会議員6人が所属する「政策集団シリアス」(代表・袖山卓也議員)が質問。
 サミット誘致を目指す理由について藤巻進町長は、「観光だけに専念していては、軽井沢の知名度を維持発展できないことは自明」と話し「サミット誘致は目的ではなく、軽井沢がこれからも生きながらえるための有効な手段」と力を込めた。
 サミットを開催することで得られる効果については「オリンピック開催と同等の宣伝効果があり、一時の経済効果ではなく、長年にわたってじわじわと出てくる」。また、会議場や首脳宿舎、プレスセンターなどのインフラについては「既存の官民の施設で大半をまかなえる。新たな大型施設の整備は現段階では考えていない」と話した。
 翌18日は大浦洋介議員が一般質問に立った。2008年の洞爺湖サミットに関わる開催費用は260億6000万円で、そのうち北海道の負担額70~80億円と試算されている。地元負担額を尋ねる質問に、町は「既存の施設でまかなうので、メディアセンターなど新しい施設を作った洞爺湖サミットよりはかからない」と答えた。

軽井沢web

▼ 誌面を見る

PDF軽井沢新聞1面

PDF軽井沢新聞2面

PDF軽井沢新聞3面

PDF軽井沢新聞4面

PDF軽井沢新聞5面

PDF軽井沢新聞6面

PDF軽井沢新聞7面

PDF軽井沢新聞8面

ページの先頭へ戻る