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脱原発運動に関わり20年 社会貢献活動するビジネス弁護士

さくら共同法律事務所所長 河合弘之さん

ph_201409_01.jpg 河合弘之さん
汚職事件、企業買収訴訟など、ビジネス分野の弁護士として辣腕を振るう。その一方で、これまでに1250人の中国残留孤児の日本国籍を取得するなど、弁護士の立場を活かし、社会貢献活動にも心血を注いできた。
「困っている人、不正義をみると黙っていられず、ついつい手を出しちゃう。一旦手を出すと、止まらなくなって...、その繰り返しです」
 脱原発運動に携わり20年。浜岡原発、大間原発などで運転差し止め訴訟を展開するも敗訴続き。脱原発派と知り、弁護の依頼を断られるケースも。それでも運動を続けられたのは「原発は絶対にいけない」という信念があったから。
「使用済み核燃料という環境負荷を後世に押しつけ、事故が起きたら最悪の被害をもたらす。国を滅ぼす災難は、原発事故と戦争だけしかない」
 東京電力福島第一原発事故以降は「原発の安全神話が崩れ、裁判官の態度が変わるのを実感した」。2011年7月に立ち上げた「脱原発弁護団全国連絡会」には、全国の弁護士約300人が所属。福井地裁が、大飯原発3、4号機の差し止めを命じた今年5月の訴訟では、同会の若手弁護士が活躍した。 「成果の第一歩。今回の判決は、日本中の原発全てに当てはまる論理。非常に有力な武器を得たと思っている」。
 細川護熙、小泉純一郎両元首相が旗揚げした「自然ネルギー推進会議」の賛同人の一人でもある。
「ドイツは自然エネルギーが全体の20%以上を占める。みんなが本気で取り組めば、安全で、豊かでワクワクする社会が実現できる」
 旧軽井沢の別荘には、季節を問わず訪れる。夏は自然を眺めながら、小川の流れに耳を澄まし、冬は薪ストーブの横で原稿を書く。
「軽井沢は来るだけで幸せ。他のリゾートにはない、文化的な要素が付着しているので、みんな憧れる」
 演能(謡い、舞踊)、オート三輪など多趣味。六本木男声合唱団の一員として今夏、イタリアの「プッチーニ音楽祭」にも出演した。
 東京では妻と長女の家族と暮らす。巨大権力と日々しのぎを削る凄腕弁護士も、取材中にふらっと部屋を訪れた孫の前では「どこ行ってたの」と、柔和なおじいちゃんの表情を見せた。
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