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「ホームズ作品は発展途上。議論できるのが魅力」

日本シャーロック・ホームズクラブ関西支部代表 平賀 三郎 さん

ph_201305_01.jpg 平賀 三郎 さん
 追分の片隅にひっそりと佇むシャーロック・ホームズの銅像。日本シャーロック・ホームズクラブなどが、日本初のホームズ全集を翻訳した延原謙の別荘があった追分に、作品誕生100年を記念し1988年に建てた。平賀さんは同クラブの関西支部代表として、ホームズの命日である毎年5月4日、追分でフォーラムを主催している。23回目の今年、平賀さんは、ホームズ全集が日本で出たとき、出版社が宣伝用に刷った月報について発表した。
「最初の月報では、慶応義塾長の小泉信三、弁士の徳川夢声、推理小説家の江戸川乱歩といった超一流メンバーが、ホ
ームズ作品と延原謙をヨイショしている。彼らもホームズの読者だったんですね」
 英国でホームズ作品が世に出て今年で126年。55カ国で出版され、今なお新たな読者を増やしている。
「ホームズはミステリー小説の元祖。発展途上で不完全な部分があるからこそ、様々な説を立てて議論できる。例えば、作品で起こる出来事を年表にすると、ホームズの相棒ワトソンは3~4回結婚していたことになるんです」
 40数年前に別荘を購入してからは、毎年のように軽井沢へ。住まいの大阪府豊中市から自動車で片道約6時間だが、移動は苦にならない。李白の漢詩「山中答俗人」の一節を引き合いに出し、軽井沢滞在の心境を語る。
「『別に天地の人間(じんかん)に非ざる有り』。ここにこそ俗世を離れた別の境地があるという意味。軽井沢では、自然と心安らぎ、気分が良くなります」
 軽井沢へ来て必ず行うのが、町内ドライブ。奥さんと二人、旧軽井沢から追分まで、季節の変化を楽しみながら見て回るのが恒例だ。ただ気になることも...。
「軽井沢に乱開発は不要。国際標準に適った町の充実と特色化を図る開発が必要」
 1938年生まれ。数年前まで日本私立大学協会などで役員を務め、全国の大学関係者の研修会を主催するなど、私学の充実に努めた。
 ホームズ以外にも、石仏や鉄道もマニアを自負する。
「いつかは軽井沢に腰を落ち着けて、研究や執筆に専念したいですね」と思いを語った。
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