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軽井沢新聞 スペシャル
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「軽井沢で狂言10周年」を支えてきた

井上燎治さんに聞く

樋の酒 万作1.jpg 野村万作さん 018.jpg 野村萬斎さんと石田幸雄さん。 DSC_0139.JPG 井上燎治さん。
今年の公演は、舞台で笛を吹く場面も
 人間国宝の野村万作さんとテレビでもおなじみの野村萬斎さんは毎回出演。10年続けてきただけに軽井沢の公演には思い入れも強いという。野村万作さんは「軽井沢の公演は、お客さんとの距離が近く、観客の心が舞台に伝わってとても演じやすい」と話している。
 今回の演目は3番あり、狂言では珍しく関東を舞台にした「入間川」、にぎやかな狂言古舞がいくつも登場する「樋の酒」。もう一つの演目「吹取」では実際に舞台で笛を吹く場面が話題を呼んでいる。

軽井沢夏の宵の狂言
8月6日(土)18:00~ 軽井沢大賀ホール
全席指定S席7000円 A席5000円 B席4000円
チケットは大賀ホール、チケットぴあで販売。
TEL043-238-4808(燎の会)

 能楽師の井上燎治さんが軽井沢大賀ホールに関心を持ち、どんなホールなのかと見に行ったのが11年前。5角形のホールは客席との距離が近く、桧造りの舞台で手を叩いてみると素晴らしい響きだった。井上さんは直観的に、ここなら能・狂言の良い公演ができると思った。館長に話すと、もともと洋楽中心のホールだったので、日本の古典芸能の公演は予想外だったようだが、「それはすばらしい」と賛同してくれた。翌年には野村万作・萬斎親子、人間国宝の梅若玄祥さんも出演して「能と狂言」を上演。超満員の観客に大賀ホールの事務局も驚いたという。しかし、3年目には入場者が4割に落ち込んだ。大赤字となり井上さんは転換をせまられることとなる。これでは続けていくことは難しくなると思った井上さんは、能を止め、わかりやすくて楽しめる狂言だけの演目にした。この企画は好調に進み「夏の宵の狂言」は定着していった。一昨年は町長も開演前に挨拶し、姉妹都市カナダのウィスラー市長も観劇した。毎夏、楽しみに訪れる別荘客や住民のリピーターが井上さんの励みになっている。
 また、公演とは別に能・狂言の体験教室を行ってきた。狂言の親しみやすさを知ってもらい、古典芸能との距離を縮めるのが目的だった。「くだけた形で古典芸能を知ってもらい、ここから発信していきたい」。10周年へ向けて、今日も井上さんは千葉の自宅と軽井沢を往復する。

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