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軽井沢新聞 スペシャル

<軽井沢が見える万華鏡No.29>

軽井沢のサロンで意見を交わす

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 新しい年を迎えて早くも1ヵ月が過ぎた。浅間山にほとんど雪のないお正月、雪や氷の危険がない日だったのに起こったバスの大惨事、そして急激に冷え込み大雪となった1月下旬。師走に発表された2015年の漢字は「安」だというが、誰も「安心」の「安」だとは思っていない。むしろ「不安」の「安」ではないだろうか。

 暮れからお正月にかけて、軽井沢で過ごした人はこの冬も多かった。東京と軽井沢とパリの3ヵ所で過ごしているTさんもその一人。近くまで来たからと、立ち寄ってくれた。「パリのテロは大変でしたね」Tさんのアパルトマンが事件現場の近くだったことを思い出して尋ねると、「ちょうど近くのレストランで食事していたときで、犯人がその前を通って行ったらしいの」。
えっ!と驚いて「パリは危険だから、しばらくは日本にいらっしゃる方がいいのでは」と心配すると、「日本も危ないのは同じ。既にイスラム国の標的に入っていますから」。
3月にはパリに戻るのだという。
 年々ひどくなる異常気象、世界各地でテロ頻発、原発再稼働、安保法成立で戦争のできる国へ...。「不安」の文字は大きくなるばかりだ。軽井沢の「G7交通大臣会議」はだいじょうぶ?
 数年前までFM軽井沢で『さわやか談義』という番組があった。長年、万平ホテルの社長を務めた佐藤泰春さんと、旅行読売の編集長を務めた伊本俊二さんの辛口トークが好評だった。生番組だったので、過激な発言もあったりして司会者が焦る様子も見受けられたが、それがまた受けていたようだ。この番組が続いていたら激動のこの年を何と語るだろうか。

 最近は報道規制がそれとなく行われている。ズバッと政府を批判して視聴者にわかりやすく説明してくれる人気のキャスターたちが追いやられ、当たりさわりのない内容に代わっていく。それでも新聞はまだ「モノ言う精神」が残っている。私は、政府の問題点を歯切れよく書く信濃毎日新聞の社説のファンでもある。

 日本人はおとなし過ぎる。日本の政治、世界の状況などを、自分の言葉で話し合える場がもっとあったらいいと思う。特に若者たちが議論しないのが気になる。みんなおとなしく無口になっているうちに、日本の状況は変わって行く。昔の軽井沢はリベラルな議論が行われる場だった。平和を模索する人々がたくさんいた。

 翻訳家の朝吹登水子さんが「フランスでは、カフェで議論するのはごくあたりまえ。自分の意見を言わない人は何も考えていない人と軽蔑されます」と言い、睡鳩荘のサロンで来客と意見を交わしていたことを思い出す。

<FRESH Karuizawa 20's>
軽井沢を築いていく若者たちを紹介し、仕事への意気込みや明日の軽井沢への希望を語っていただくコーナーです。

第1回 佐藤涼平さん(25歳)

P1020088.JPG 〔プロフィール〕
軽井沢町役場保健福祉課勤務
出身校は軽井沢中学→上田染谷丘高校→群馬大学教育学部
血液型:A型 星座:牡羊座 干支:午年
 軽井沢に生まれ育った生粋の軽井沢っ子。町役場の仕事では、民生委員からの報告を受けて行政へつなげる役割を担っている。「いろいろな人と話ができるのが楽しい。知識経験豊富な方と話して、勉強をさせていただいています」と佐藤さん。謙虚で明るい性格が民生委員の人たちに好かれている。休日はフットサル、サッカー、カーリングと趣味のスポーツに精を出す。夢は5年後の東京オリンピックへと広がる。長野オリンピックのときは、よくわからないままに旗を振って応援していた小学生だった。「本物のオリンピックを見たい。何かできることがあればやりたい」と思っている。

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