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2/23 あさま山荘事件慰霊式典 解決から37年を迎える

2009年02月23日 15:00

あさま山荘事件慰霊式典

 軽井沢町防犯組合連合会と軽井沢警察署は2月23日、南軽井沢にある「あさま山荘事件」の顕彰碑「治安の礎」前で「あさま山荘事件殉職警察官慰霊式典」を執り行った。軽井沢警察署員及び防犯組合連合会の関係者が集まり、小雨の降る中の午前11時より黙とうと献花がなされた。
ああ  今年で発生解決から37年目を迎える同事件は、昭和47年2月19日より連合赤軍が浅間山荘の管理人を人質に10日間にわたり立てこもったもの。28日の強行突入で警視庁機動隊所属の内田尚孝警視長と高見繁光警視正が殉職した。
 防犯組合連合会長の佐藤雅義軽井沢町長は挨拶で「事件解決の背景には尊い�� 牲があったことを忘れてはなりません。今後ともこのような悲惨な事件が起らないよう、また軽井沢町のこれからの安全を願います」と述べた。
ああ  式典終了後、別荘組合連合会が用意した豚汁が振舞われ、出席者たちは当時を偲ん�� 。

2/19 “絵のような美しい庭を”ピクチャレスク・ガーデン事業、3月より始動

2009年02月19日 14:50

 軽井沢絵本の森美術館は、軽井沢に以前から自生する植物や宿 草類を中心とした自然の庭園を作る「ピクチャレスク・ガーデン事業」に3月から着手する。“ピクチャレスク”は絵のように美しい、という意味。2010年5月の完成を目指し、同美術館敷地内3000平方mに“絵を観賞しているかのような”庭を りあげる。

 庭 りを手がけるのは日本在住17年になる、英国生まれのガーデンデザイナー、ポール・スミザーさん。敷地内に生えるカラマツやニセアカシを剪定し、軽井沢の原種系植物などを植花。切り や浅間石なども置き、苔やシダの自生も促す。入口から美術館や図書館へは、庭園をゆっくり楽しんでもえるよう、曲がった道を幾つも繋げる予定 。

 スミザーさんは 「 くのものでなく、身近にある自然の野草や材料を使って、色々な発見を楽しんでもらえる庭にしたい」、同館館長土屋芳春さんは「段々と庭が美しくなっていく、その施工過程を楽しんでもらえると嬉しい」と話している。

 将来的には、同園が所有する風越公園アリーナ手前までの土地を自然庭園として整備し、敷地内にオーガニックレストランやガーデンコテージなどを建て、新たなライフスタイルを提案していく構想もある。

(写真はスライドを使い構想を発表するスミザーさん)

2/19 年賀はがき大量万引き被疑者逮捕 軽井沢町でも被害 告

新潟県警と長野県警(軽井沢警察署)による合同捜査班は2月12日までに、年賀はがきを盗ん 罪で東京都杉並区の無職林巨人容疑者(35)と、同じく東京都杉並区の無職 田善幸容疑者(39)を逮捕した。軽井沢町でも被害が 告されている。 逮捕された2名は平成20年11月、軽井沢町内のコンビニエンスストア2カ所より、年賀はがきをそれぞれ510枚(25500円相当)と440枚(23050円相当)を盗ん もの。町内でも同様の余罪があるとみて、現在も調べが進められている。

2/13 軽井沢プリンスショッピングプラザが 町民に向け駐車 を無料開放

2009年02月13日 14:47

 軽井沢プリンスショッピングプラザは3月末まで、同プラザを利用する軽井沢町民に限り、駐車 料金が無料になるサービスを実施中。プラザ内の2ヶ所のコンビニエンスショップ、ニューイーストインフォメーションセンターで免許証などを提示し、軽井沢町民であることが確認できれば、無料になる手続きをしてくれる。担当者は「厳しい経済状況の中、少しでも地元の人の利用促進に繋がれば」と話している。

2/8 ホールに響いた愛の歌12曲 グランプリは、春の気持ち歌った「春風」

2009年02月08日 13:25

  「愛オドル」をテーマに全国から愛の曲を募集した「軽井沢ラヴソングアウォード2009」のグランプリコンサートが2月8日、軽井沢大賀ホールで行われた。全国252曲の応募の中から、2度の審査を経て選ばれた12曲が生演奏された。

 ピアノの弾き語りによるメロディアスなバラードや、バンド演奏のリズミカルな曲など、バラエティに富ん 曲が次々に演奏され、会 に集まった約500人の観客が聴き入った。

 グランプリに輝いたのは松代市の会社員土屋裕司さん(29)と、川中島市の美容師、白倉 将(29)さんの2人組ユニット、スクラロースが歌った「春風」。出会いと別れ、期待と不安など、様々な気持ちが入り交じる春をイメージした歌詞をラップのリズ に乗せて歌いあげた。土屋さんは「発表の瞬間は、思わず飛び上がってしまった。(グランプリを)まさか獲れると思っていなかった」、白倉さんは「これからもライブ活動を続け、心に響く曲をたくさん作っていきたい」と受賞後に話した。

 プランニング・プロデューサーの星野和彦さんは、「ラテン、ジャズ、ラップなど今までで一番、変化のある曲が集まったコンサートになった。これからのさらなるレベルアップに期待したい」とコンサートを振り返った。

(写真は、グランプリを受賞したスクラロースの2人)

2/6 火山性地震減少、浅間山は小康状態を継続

2009年02月06日 13:22

 噴火前日の2月1日、246回あった浅間山の火山性地震の回数は、2月5日は25回までに減少。浅間山の斜面の傾きを測る傾斜計も6日現在、落ち着いた状態が続いている。た 、火山ガス放出量や噴煙量が多いことから噴火警戒レベルは3の入山規制を継続。浅間山火山防災連絡事務所では、火口から4kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があるとし、引き続き警戒を呼びかけている。

 気象 究所などの調べで、昨年8月から2月2日の浅間山噴火までの間で、山 直下200mの付近がゆるやかに膨張していたことが、2月6日の会見で明らかになった。
 同所は浅間山 付近に5つの反射鏡を設置し、軽井沢測候所庁舎からレーザー光線を発射。はね返る速度で2点の距離を定期的に測定していた。最も火口から近い反射鏡から測候所まで約7.5kmの距離は、昨年8月 から噴火前までに4~5cm縮まっていたことがわかった。このことから同所は、山 直下200m付近で約15000立法メートルの膨張があったと推測。2004年の噴火の際も膨張が確認されており、山 直下の膨縮が火山活動の消長に影響があること発表した。
 今後も気象 究所では観測データの解析を進め、浅間山の活動のメカニズ 解明に取り組んでいく。

(写真は2月6日の会見で説明する浅間山火山防災連絡事務所長の前川和宏さん)

2/5 軽井沢町追分で相次いで火災発生

2009年02月05日 15:48

 2月4日午後、軽井沢町追分でビニールハウスと別荘を燃やす火災が相次いで発生。追分地区100m圏内で発生した二つの火災 が、軽井沢警察署によると今のところ二つの火災に関連性はみられないとのこと。なお、二つの火災によるけが人はなかった。
  4日午後4時30分ごろ、軽井沢町追分の中村登志男さん宅東側にある、ビニールハウスが全焼。ビニールハウスには農業用トレイ約200枚が保管されていた。ビニールハウス近くで焚き火をしていた残り火が飛び火したことが原 とみられている。
  また、午後7時10分ごろ、大阪府在住の中村純一さん所有の別荘から出火、木 平屋約100平方メートルを全焼した。出火当時別荘は、12月に中村さんの親せきが使用したのを最後に無人の状態 った。
  軽井沢警察署が現在調べているが、出火原 については電気配線のトラブルとみられている。

2/2 気象庁浅間山火山防災連絡事務所が会見 「火山性地震は減少傾向に」

2009年02月02日 14:07

 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は2月2日15時から会見を開き、噴火に至るまでの経緯や同日午前中に行ったヘリコプターによる上空観測の結果などを 告した。
 
  浅間山は2月2日1時51分に小規模噴火した。噴火に伴う噴煙の高さは火口上約2000mに到達し、気象庁が設置した高感度カメラでは、火口北側約1kmの範囲で噴石の飛散が確認された。今朝8時 までに群馬県や埼玉県、東京都などでも降灰があった。
  ヘリによる上空観測は、気象庁機動調査班と東京大学地震 究所が、同日9時半より1時間ほど実施。 告によると、山 付近の地形に大きな変化はなく、火口から北西方面500mの範囲に直径1mの噴石が幾つか飛散しているのを確認した。山 火口の南東から北西にかけては降灰があり、火口内の状況や火口底の温度は噴煙のため確認できなかった。
  会見によると、火山性地震の回数は、1日が240回 ったのに対し、2日は15時現在74回と減少傾向。火口から4kmに影響が及ぶ小~中規模の噴火が切迫しているのに変わりはないが、やや小康状態にある。た 、同事務所長前川和宏さんは「浅間山は1回の噴火で収束した例もあるが、どちらかというとまれ。今後も傾斜計のデータや地震回数などに引き続き注意を払っていく」と話した。

2/2 浅間山が小規模噴火  地元住民は「いつもと同じ生活」

 気象庁は2月2日早朝、同日1時51分に浅間山で小規模な噴火が発生したことを発表した。噴火に伴う噴煙の高さは火口縁上約2000mに到達し、気象庁が設置した高感度カメラでは、火口北側約1kmの範囲で噴石の飛散が確認。今朝8時 までに東京都や千葉県など関東地方にも噴火による降灰があった。気象庁では今後も火口から4kmの範囲に影響が及ぶ噴火の可能性があるとし、引き続き注意を呼びかけている

 町内に住む30代男性は「2時 、窓を開けると地鳴りのようなものが聞こえた」。40代女性は「起きていたけど、全く気付かなかった。灰が少し降ったけど、いつもと同じ生活を送っている」と話した。

 気象庁では2月1日13時に、地殻変動と火山性地震の増 から、火口4kmの範囲に影響を及ぼす噴火が切迫しているとし、噴火警戒レベルを2の火口周辺規制から3の入山規制に引き上げていた。

(写真は2月2日11時の浅間山)

2/2軽井沢国際カーリング 「SC軽井沢クラブ」は4位入賞

 日本を含む世界9カ国から16チー が参 した「軽井沢国際カーリング選手権大会」が、スカップ軽井沢で1月28日から2月1日まで行われ、男子はカナダ、女子はスイスの優勝で幕を閉じた。男子全日本「SC軽井沢クラブ」は4位、女子全日本の「チー 青森」は3位に入賞。昨年同大会で優勝した女子「チー 長野」は7位に終わった。
「SC軽井沢クラブ」のスキップ、両角友佑選手は「メンバーは 張ってくれたが、自分が決めきれなかった。悔しさが残る」と最終日準決勝のカナダ戦、3位決定戦のオーストラリア戦を振り返る。「チー 長野」の土屋由 子選手は「2勝しかできなかったのは残念。もう少しで勝てる試合を落として悔しい思いをしたので、接戦で勝てるよう来シーズンへ向け基礎を作りたい」と話した。
  SC軽井沢クラブは、2月10日から青森市で始まる日本選手権で、世界選手権出 の1 をかけて国内チー と戦う。両角選手は、「自分たちで勝ち取った世界選手権の切符。他チー には渡せない」と優勝に向けて意気込みを語った。

2/1 浅間山噴火警戒レベル 2(火口周辺規制)から3(入山規制)に

2009年02月01日 10:22

浅間山噴火警戒レベル
2(火口周辺規制)から3(入山規制)に


 気象庁は、火口から4kmの範囲に影響を及ぼす噴火が切迫していると予想し、2月1日13時、噴火警戒レベルを2の火口周辺規制からレベル3の入山規制に引き上げた。
 浅間山は1月に入ってから火山性地震のやや多い状態が続いていたが、1日朝7時 より、山 直下が震源と見られる周期の短い地震が多くなったという。気象庁は、火口4kmの範囲や風下側で、噴石の飛散や降灰などに注意するよう呼びかけている。

(写真は2月1日14時半現在の浅間山の様子。中軽井沢から撮影)

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