
北軽井沢地域が抱える問題や活性化について考える「北軽井沢コンソーシアム協議会」と、群馬大学大学院社会情報学研究科は、6月25日、26日に「みるく村」で公開講座を開いた。群馬大学の院生や長野原町役場の若手職員、地域住民ら約30名が参加した。
同大学院社会情報学研究科長、富山慶典さんが講師を務め、参加者は地域活性化に向けてのビジョン、ビジョン実現への障害、またそれを取り除くための解決策について、5グループに分かれて議論。全員が紙に無記名で意見を書き、それをホワイトボードに貼り出して討論することで、一部の人の意見だけが通らないように進められた。
参加者からは地域活性化の方法として、「自然の中を歩けるウォーキングコースを整備しては」「ミュージックホールをもっと有効活用すべき」という既存のものを生かす意見や、「現地の食材で特産品を作ってみてはどうか」など無から有を生み出す声もあがった。
講座修了後、参加者の一人は「年代、職種をこえた建設的な討論ができて嬉しく思う」、参加した町職員は、「町民の皆さんがどんなことを考えて、生活しているかを直に聞くことができ、とてもよい機会になった」と話した。
北軽井沢コンソーシアム協議会は北軽井沢を活性化させようと、長野原町、北軽井沢観光協会、北軽井沢地域で活動する団体などがメンバーとなり、今年5月に発足。長野原町が平成21年度中に実施する「観光案内版設置事業」「町ホームページリニューアル事業」についてもアイデアを検討し、町へ提出する予定だ。
一方、群馬大学社会情報学部では、夏の間に北軽井沢の調査、取材を行い、12月までに北軽井沢の地域情報誌を発行する計画もある。