2014年3月完成目指し 風越公園総合体育館の建設へ安全祈願

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 軽井沢町が、風越公園整備の一環で建設する総合体育館の安全祈願祭が6月15日、町職員、町議会議員や工事業者ら関係者約40人が参加して行われた。工事は自粛期間中の夏場も行い、2014年3月の完成、4月からの利用開始を目指している。

 体育館は鉄骨地上2階、地下1階で延床面積は約6900㎡。1階メインアリーナは、バレーボール(3面)、バスケットボール(2面)、ハンドボール(1面)、フットサル(2面)、テニス(3面)、バドミントン(8面)などの競技ができる(カッコ内の数字はその競技のみでフロアを使用した場合)。2階は中央部分が吹き抜けで、周囲200mのランニングコース、426の観覧席を設置。地下には、畳収納式の柔道場兼剣道場、ダンスや卓球ができるスタジオを整備した。

 照明はすべてLEDを使用し、縦4m、横30mの太陽光パネル2枚(発電量は10kW)を施設南側の壁面に取り付ける。また、災害時の避難場所としても利用できるよう、防災備蓄庫、マンホールトイレ(10カ所)、自家発電機も設置する。総工費は18億4800万円。

 神事のあと、藤巻進町長は「時代とともに変化するニーズに対応した新たな体育施設。無事完成することを祈念する」と話した。

 風越公園整備事業は、冬季スポーツ競技人口の増加、観光振興に役立てるため、2010年度より開始。10年度で屋外スケートリンク、11~12年度でカーリング棟を整備。13年度中には、スカップ軽井沢の通年プール化も約4億6600万円で進める。

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