学生30人がトップアスリートを撮影、映像や写真の技術学ぶ

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 ドキュメンタリー専門番組を手がけるディスカバリー・ジャパンが8月27日から29日まで、映像製作とスチール写真撮影の技術を学生に伝えるワークショップを、北軽井沢のキャンプ場で行っている。学生は3日間の合宿で、プロのカメラマンから番組を作る心構えや撮影のポイントを学び、自身の作品を完成させる。

 参加しているのは、事前に応募した17歳から29歳までの高校生や専門学生、大学生ら30人。28日は小諸市の南城公園へ移動し、ブレイクダンサーやBMXライダーなど、世界大会で活躍する4人のアスリートの撮影に臨んだ。講師のプロカメラマンは「ストーリーテリングをどうするか考えて」「熱意を込めてリクエストすれば、アスリートも応えてくれる」などと事前に指導。参加者は、撮りたいアングルやポーズを伝え、アスリートが次々に繰り出す技にレンズを向けた。撮った映像は編集し、写真は画像加工をして、29日に合宿内で発表する。

 写真の技術を磨くために参加したという東京大学4年の飯泉早希さんは「プロの指導を受けられる滅多にない機会。速いスピードで動くアスリートの撮影は難しいが、とても勉強になる」と話していた。

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