浜田シェフ快挙!国際料理写真コンテストで優勝
2013年09月30日 09:27
9月28、29日にフランス南西部のオロロン・サント・マリーで行われた第5回国際料理写真コンテストで、
ホテルブレストンコート総料理長・浜田統之さんが料理写真部門で見事優勝を獲得した。
ペアを組んだイギリス人写真家のリチャード・ホートンさんは、
2年前から浜田さんの料理を取り続けている。
9月28、29日にフランス南西部のオロロン・サント・マリーで行われた第5回国際料理写真コンテストで、
ホテルブレストンコート総料理長・浜田統之さんが料理写真部門で見事優勝を獲得した。
ペアを組んだイギリス人写真家のリチャード・ホートンさんは、
2年前から浜田さんの料理を取り続けている。
東日本大震災で津波の被害に遭った大槌中学校(岩手県大槌町)のグランドピアノの音色が、軽井沢中学校に響いた。ピアノは9月27日、同中学校文化祭の「合唱コンクール」で伴奏に使用された。
コンクールは全校生徒が参加。1クラス1曲ずつ歌い、学年ごとや全校での発表もあった。曲目は「時の旅人」「明日へ」などの合唱曲のほか、コブクロの「蕾」、森山直太朗の「さくら」といったヒット曲をアレンジして歌ったクラスも。全20曲が奏でられ、一曲終わるごとに会場を温かい拍手が包んだ。
3年生全体で歌った混声三部合唱「証」の伴奏を務めた3年生、高野志穂さんはコンクール終了後「練習を始めた頃はまとまりがなかったけど、大槌中のピアノで練習を始めてから徐々に団結していった」と振り返る。からまつ祭副実行委員長の3年生、森木果菜さんは3月に家族と大槌町を訪問している。「高台から町を見下ろすと、建物が何もなく、復興にはまだまだ時間がかかると感じた。歌に込めた全校生徒の思いが、来場者の方にも伝わったと思う」と話した。
大槌中学は大震災の津波で、校舎1階の天井まで浸水し、火災も発生。ピアノのあった2階の音楽室は被害を逃れた。今年2月、同中学の鈴木利典校長が、軽井沢町の講演で、ピアノについて紹介したのをきっかけに、町が保管を引き受けることが決まった。大槌中の生徒は現在、仮設校舎で学習。旧校舎を解体するのにあわせ9月13日、軽井沢中学へピアノを運び入れた。ピアノは10月2日、保健福祉複合施設「木もれ陽の里」に移して展示することが決まっている。
長野県防犯組合連合会と長野県警主催の防犯ポスターコンクールの予備審査会が、軽井沢警察署で行われ、集められたポスターの中から「軽井沢新聞社賞」として、西部小学校4年生の伊藤翔海君の作品が決まった。審査会では、町内小学校3校から集められた小学4~6年の作品112点、軽井沢中学2年生の作品10点の中から、長野県警が開催する防犯ポスターコンクールへ出品する作品が各学年1点ずつ選ばれた。審査に参加した軽井沢高校美術教員の斎藤篤史さんは、「楽しそうに書いているのが伝わった。のびのびした素直な作品ばかり」と講評した。
特別賞として設けられた「軽井沢新聞社賞」を受賞した伊藤翔海君は、詐欺被害に注意を呼び掛けるポスターを描き、「詐欺が無くなるようにと思って描いた。色を決めて、細かい所を塗る作業が一番むずかしくて時間がかかった」と話した。新聞社賞に選ばれたことについては、「絵を描くことが好きだから、うれしかった」と感想を述べた。
中学生の陸上全国大会 「第44回ジュニアオリンピック陸上競技大会」(10月25日〜27日・横浜市日産スタジアム)に、走り幅跳びの長野県代表として出場する軽井沢中学1年の土屋みやびさんが9月24日、藤巻進軽井沢町長を表敬訪問した。
町長は「会場の雰囲気にのまれないで、精一杯がんばって」と激励。土屋さんは「長野県代表という意識を持って大会に臨み、少しでも結果を伸ばして入賞できるように頑張りたい」と意気込みを語った。
土屋さんは軽井沢中学陸上部に所属。専門はハードル競技だが、コーチの勧めで7月より走り幅跳びの練習も始め、地区大会に出場。当初4m40cmほどだった記録は徐々に伸び、9月1日の長野県陸上競技選手権大会で、ジュニアオリンピック参加標準記録を上回る5m03cmを跳躍し、大会出場を決めた。
土曜日は町体育協会陸上部のジュニア対象クラブ「軽井沢A&AC」の練習にも参加。同クラブコーチで軽井沢中部小教諭の跡部定一さんは「自己ベストの記録を出せばベスト8に入れる」と、期待を寄せている。
ソチ冬季五輪世界最終予選の出場権をかけて、日本代表決定戦(9月11日~17日・札幌どうぎんカーリングスタジアム)に臨んだ、男子「SC軽井沢クラブ」と女子「中部電力カーリング部」の報告会が9月21日、軽井沢アイスパークで開かれた。カーリング関係者ら約100人が集まり、両チームの健闘を讃えた。
代表決定戦は男女とも昨シーズンの日本選手権上位4チームが参戦。「SC軽井沢クラブ」は通算成績8勝1敗で優勝し、世界最終予選の出場権を獲得。一方、女子の「中部電力」は、決勝で北海道銀行に敗れソチ五輪出場の夢が断たれた。
世界最終予選は12月11日から5日間、ドイツ・フュッセンで開催。男子は出場する8カ国中上位2カ国に、ソチ五輪の出場権が与えられる。
「SC軽井沢クラブ」の両角友佑選手は「まだ(五輪出場の)夢に手がかかったくらいのところ。ドイツで結果を出して、活動を支えてくれる多くの方に恩返ししたい」と意気込みを語った。中部電力の藤沢五月選手は「私たちのソチ五輪出場という夢は破れたが、SC軽井沢に夢を託したい」と涙ながらに話した。
報告会を主催した「軽井沢カーリング活性化プロジェクト推進委員会」は、収益を活動費に充てるため「SC軽井沢クラブ」応援Tシャツを販売することや、ドイツ世界最終予選の応援・観戦ツアーの概要も発表した。
ホテルそよかぜは10月6日、生バンドの演奏をバックに、食事やダンスを楽しむ「秋のロビーコンサート」を開く。出演は安曇野市を中心にライブ活動を展開する、ムード歌謡バンド「舞龍浄阿(ブルジョア)」。「夜明けのブルース」「恋のチャチャチャ」「銀座の恋の物語」など、懐かしのナンバーを演奏する。軽食、ドリンクの飲み放題つきで、中軽井沢駅、軽井沢駅からの送迎あり。
日時:10/6(日)13:30~
場所:ホテルそよかぜ
料金:3000円(前日までの予約で2500円)、中学生未満1000円。
問い合わせ:TEL0267-45-8200
長野県がこのほど発表した、2012年の外国人のべ宿泊者数の調査結果によると、軽井沢町の外国人宿泊者は東日本大震災の影響があった2011年から43.4%増加し、24613人だった。2010年の34921人からは29.5%減。
国・地域別にみると、香港が8601人と最も多く、次いで台湾7681人、韓国2099人、中国1690人と続く。県内の市町村では白馬村44819人、長野市39416人、松本市29820人に次いで4番目に多かった。
『おやじダイエット部の奇跡』などの著者で、糖質制限食を自ら実践している桐山秀樹氏が、軽井沢でセミナーを開催する。会場は塩沢通りの「ボンデ―ル」で、参加者は桐山氏のセミナーと糖質制限メニューのイタリアンを楽しむことができる。要予約。
セミナー&糖質制限の地中海式料理
日時:9月22日(日)12:00~
場所:イタリアンレストラン「ボンデ―ル」
内容:桐山秀樹によるセミナー「糖質制限ダイエット体験」(仮題)
地中海料理(前菜、パスタ、メイン、パン、デザートまで全て糖質制限食)
定員:30名限定
料金:セミナー2000円 食事会3500円
申込み: oyajidietbu@gmail.com(事務局)
塩沢にある友悠アカデミーのアロバーチ倶楽部で、「ペーパーレースクラフト教室」が開催される。専用のペーパーに凹凸をつけ、カッティングし、レースのような模様をつくる。
日時:10月5日(土)10:00~12:00
※終了後、先生を囲んでのランチを予定、13時半終了予定
会費:初心者3500円 体験4000円(材料費・昼食費込)
要予約:10名程度
問い合わせ:TEL0267-45-2005(友悠アカデミー)
企画展「魂の場所」を開催中のセゾン現代美術館で、9月14日に展示品のひとつが特別公開される。
特別公開されるのはマルセル・デュシャンの「トランクの箱(ヴァリーズ)」に収められているデュシャン作品の複製68点。本企画展の企画者・三浦雅士とともにアイテムを一点ずつ観賞できる。
マルセル・デュシャン「トランクの箱(ヴァリーズ)」68点のアイテム特別公開
日時:9月14日(土)11:00~(12:00頃終了予定)
場所:セゾン現代美術館1階展示室
※先着20名、予約不要
問い合わせ:℡0267‐46‐2020(セゾン現代美術館)
写真提供:セゾン現代美術館
2020年オリンピック、パラリンピックの東京開催が決定し、招致活動を応援していた軽井沢町からも喜びの声が上がっている。藤巻進町長は9月9日、ファクスを通じ「前回の招致活動は国民の関心が薄かったことが敗因の1つではなかったかと感じ、軽井沢町も招致活動が広がるよう微力ながら応援させて頂いた。この度、2020年オリンピック、パラリンピック競技大会東京開催が決定した事を町民、議会ともども嬉しく思っております」と、喜びのコメントを発表した。
軽井沢町は1964年東京五輪の総合馬術、1998年長野五輪のカーリングと、国内で唯一、夏冬通じて会場となり、五輪とはゆかりがある。今年2月1日、町議会は東京五輪招致活動に協力する決議案を可決。同7日には、町長と当時の議長だった大林義博議員が都庁へ出向き、東京招致を応援する旨を秋山俊行副知事に伝えた。軽井沢町役場庁舎と軽井沢駅には、「軽井沢町は2020年オリンピック・パラリンピック 東京招致を応援します」と書かれた懸垂幕や看板が掲げられていた。
観光客向けに軽井沢の名所や貴重な建物の案内ボランティアを行う「軽井沢ガイドの会」の15人が、旧ライシャワー別荘を見学した。別荘は個人所有で、普段は一般に公開していないが「今後のガイドに役立ててほしい」という所有者の好意により実現した。
旧ライシャワー別荘は杉皮張りの木造2階建て。明治30年後半から40年始めに建てられ、今年7月に国の有形文化財に登録された。ガイドの会メンバーは軽井沢ナショナルトラストの中島松樹会長の説明とともに別荘を見学。別荘は建物内の調度も含めなるべく当初の姿を残すようにされており、一度改築したテラスも建てられた当時のスタイルを継承している。故エドウィン・O・ライシャワー在日米国大使は少年期の夏を同別荘で過ごし、2階の子供部屋の柱には兄弟と背比べをした傷が残っていた。現在の別荘主は、テラスにある椅子について、「別荘が建てられたときのものです。木は腐らせなければよくもつんですね」と話した。
軽井沢町植物園では、園内の一部が風越公園駐車場となることに伴い、駐車場予定地の樹木の引き取り手を募集している。
対象の樹木はウメモドキ、サンショウバラ、トチュウなど約40種類、約100株。申込みは町内在住者と町内事業所に限る。申込みは9月20日(金)までに。
申込期間:9月2日(月)~20日(金)
受付時間:9時~12時
場所:町植物園
引き取り期間:平成25年10月21日(月)~平成26年3月31日(月)※年末年始、土日、祝日除く
対象者:町内在住者および町内事業所
※移植費用(掘り取り、運搬、植え付け)はすべて自己負担
問い合わせ:℡ 0267-48-3337(町植物園)
泉の里地区にあるギャラリーアート泉の里で、9月6日(金)から石原章吾展が開かれる。
石原章吾は国画会で活躍している画家で、今回の展覧会では抽象画約25点が展示される。9月17日まで開催。
ギャラリー アート泉の里ー石原章吾展ー
会期:9月6日(金)~9月17日(火) 水・木 休廊
会場:軽井沢 ギャラリーアート泉の里
営業時間:11:00~17:00(水・木休廊/最終日16:00終了)
問い合わせ:℡ 080-1307-5584
掲載作品:石原章吾作 Composition2013 P20
様々な分野で活躍する20、30代のリーダーが集まり、政治や経済、文化などについて議論する「G1新世代リーダー・サミット」(主催:一般社団法人G1サミット)が8月30日から9月1日まで、インターナショナル・スクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)で行われた。
「日本版ダボス会議」として2009年より始まった「G1サミット」の、若手部会として初めて開催。20、30代の企業経営者や政治家、芸術家、アスリートなど約130人が参加し、会議やワークショップを通じ、政治・外交、経済・ビジネス、社会・文化などについて意見を交わした。
9月1日に行われた最後の全体会議のテーマは「今、僕らがやるべきこと〜先輩リーダーから学ぶ〜」。X線自動検査装置製造のサキコーポレーション代表取締役の秋山咲恵さん、慶応義塾大学教授で、グローバルセキュリティ研究所所長の竹中平蔵さん、同サミットを主催する一般社団法人G1サミット代表理事で、グロービス経営大学院学長の堀義人さんがパネリストとして登壇。モデレーターを務めたISAK設立準備財団代表理事の小林りんさんや、参加者からの質問に答えた。
挫折を乗り越える方法について尋ねられた竹中さんは、アメリカのリーダーシップ論の第一人者、ロナルド・A・ハイフェッツ氏の『バルコニーに駆け上がってみろ』という言葉を紹介。「ひいてみて考えると、全く違う新しいものが見えてくる」と続けた。
起業家として海外出張も多く、5児の父親でもある堀さん。多忙を極める中、時間配分をどのようにしているか聞かれると「やらないことを決めることが大事。何が一番重要か考えて、やらないことを明確にすると時間の使い方もはっきりしてくる」。
秋山さんは参加者に向けたメッセージとして、「私たちはみんな、次の世代に渡すべき、使命のバトンを持っている。自分の能力、時間に限りはあるが、ハードルを下げず、次の人にバトンを渡せるようにしたい」と話していた。