女性ならではの視点で14人が質問 模擬議会開催

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 女性目線の意見を町政に生かそうと、軽井沢町と町議会は2月6日、女性模擬議会を開いた。公募や所属団体の推薦を受けた、28歳から70歳までの14人の女性が、子育て支援や福祉サービスなどについて質問。町側は課長に変わり、女性職員を中心とした各課の課長補佐、係長が答弁した。傍聴席にはのべ100人が訪れた。

 軽井沢観光協会職員の新宅弘惠さんは、来訪者や町民に対して町が実施している「おもてなし」について質問。外国人居住者へのおもてなしとして「庁舎内の各課の看板を他言語化したらどうか」と提案すると、町職員は「外国語に対応できる総合案内の設置を考えているので、合わせて検討して行く」と応じた。

 また、旧軽井沢の渡邉妙子さんは、町が交付するオートバイのナンバープレートに「町のキャラクターのルイザちゃんを描いてはどうか」と提案。藤巻進町長は「実現に向け検討したい」と答えた。

 模擬議会の開催は、篠原公子議長が「女性の声を町に届けよう」と、議長に立候補したときの公約が実現したもの。終了後、篠原議長は「向上心をもった女性が、軽井沢にたくさんいることがわかった。これを機に、議員になりたいという女性が増えるといい」と話した。

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