女子ホッケー日本代表「スマイルジャパン」4選手 小学生女子と交流

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 ソチ冬季五輪女子アイスホッケーの日本代表「スマイルジャパン」の4選手が3月26日、風越公園アイスアリーナで、風越カップ全日本少年アイスホッケー大会(3/27~30)に出場する県内外の小学生女子選手約30人と試合を行うなど交流した。競技の普及、小学生のレベルアップにつなげようと、大会実行委員会が企画した。

 スマイルジャパンから参加したのは、大澤ちほ選手、藤本那菜選手、鈴木世奈選手、床亜矢可選手。4人は県内の小学生女子チームに交じって、県外の合同チームと対戦。試合は10分間行われ、大澤選手のパスを受けた、軽井沢中部小4年の早川愛珠(あんじゅ)さんが、残り時間5秒で得点を決め、県内チームが1対0で勝利した。早川さんは憧れの選手とプレーし「嬉しかった。将来は日本代表に入って、一緒にオリンピックで勝ちたい」と笑顔で話した。
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 試合後に行われた公開インタビューで、4選手はソチ冬季五輪の思い出、今後の目標、軽井沢の印象などについて語った。五輪では5戦全敗だったが、スウェーデン、ロシアなど強豪相手に善戦。大澤選手は「勝てなかったが、世界との差は縮まっていると感じた」。集まった小学生に対し、鈴木選手は「この中から私たちと一緒にプレーする選手が出てくると願っている。日本のホッケーを強くしましょう」とエールを送った。 

 風越カップ全日本少年アイスホッケー大会は、全国のブロック代表16チームが出場。29日まで予選、30日に決勝トーナメントを行う。県内からは長野県選抜、軽井沢選抜が出場する。

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