ピッキオの田中さん、将来のベアドッグ誕生に喜び

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 NPO法人ピッキオの保全事業部スタッフ田中純平さんが3月26日、ブログ「軽井沢ツキノワグマ日記」で、将来の軽井沢のベアドッグ(クマ追い犬)になるであろう子犬が、アメリカ・モンタナ州のベアドッグ育成機関で産まれたことを報告した。「わが子(娘3人)が産まれた時のようにどきどきが止まりませんでした」と、田中さんは喜びを表している。

 子犬を産んだ母親は、軽井沢でベアドッグとして活躍し、昨年4月に急死したブレットの姪にあたる「Soledad」。日本時間26日7時41分から12時22分の間に7頭のカレリアン・ベアドッグを産んだ。

 7頭の子犬は5月下旬にベアドッグの適正試験を行い、6月中旬にアメリカで田中さんらと初対面。スムーズにいけば2015年2月、2頭のベアドッグが軽井沢にやってくる予定だ。新たなベアドッグを迎えるにあたり、ピッキオが企業や個人などから募った寄付金は、297万6432円(2014年2月28日現在)に上っている。
(写真は田中さんとブレット、2012年7月撮影)

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