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岩手県大槌町長が軽井沢を訪問、支援の謝意伝える

2014年08月29日 17:24

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 軽井沢町が昨年度から継続的支援している東日本大震災の被災地、岩手県大槌町の碇川豊町長が8月29日、軽井沢町役場を訪れた。藤巻進町長らに支援への謝意を伝え、まちづくりへの思いや町の現状について語った。

 大槌町は大震災の津波と直後の火災で市街地がほぼ壊滅。まちづくりについて、碇川町長は「ゼロからのスタート。軽井沢のように散歩したくなる美しい街並を作りたい。それが交流人口の拡大にもつながる」。藤巻町長は「大槌町は緑の山並みと海の入り江がきれいな町。良い形で復興していけるといい」と話した。

 今年4月から大槌町に派遣された軽井沢町職員2人について、碇川町長は「技術的にも優れていて、地元に溶け込んでよくやってくれている」。町役場の中の現状については、「震災で家族を亡くし、建物を失うなどして、鬱で悩んでいる職員が多い」と話し、128人の職員のうち2人が長期療養、30人が経過観察であると明かした。

 大槌町は産業の中心である水産業の復旧が進みつつあり、ワカメ、ホタテ、カキなどを出荷している。「震災が風化していくことで、焦りもあるし、取り残されていくような感覚もある。町に人が来てくれるだけでありがたい」と、話していた。

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15の国と地域から一期生49人、国際高校「ISAK」開校

2014年08月25日 14:59

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 私立の全寮制の国際高校学校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)」が8月24日、開校した。15の国と地域から集まった一期生49人のほか、関係者ら約150人が開校式に出席。生徒の代表者は「真の多様性の素晴らしさを学べると思い、ISAK入学を決めた。素晴らしい高校生活を送り、ISAKの歴史の第一歩を築いていきたい」とあいさつした。

 同校代表理事の小林りんさんは「変革が起きている教育界に身を置くものとして、使命を忘れず、学校のミッションに誠実に、チーム一丸となって全力で進んで行きたい」と、力を込めた。

 同校は「グローバル社会で変革を起こせるリーダー育成」を目指す。日本の学習指導要領に縛られない文部科学省の「教育課程特例校」の指定を受け、日本語を学ぶ授業以外は全て英語で行う。2015年秋には世界各国の大学の受験資格を得られる「国際バカロレア」の認定校となる見込み。

 一期生49人のうち日本人は県内1人を含む18人で、男女比はほぼ1:1。タイ、マレーシア、アメリカなど15の国と地域から生徒が集まった。全生徒のうち56%が全額、または部分的に奨学金を利用。一期生の生徒募集に、233人の応募があった。

 来賓として開校式に出席した下村博文文部科学大臣は「この学校そのものがグローバル社会の縮図そのもの。世界を変えて行く、世界をリードする人材がが出てくると思う」と期待を示した。

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フィンランド初のリサイクル・カルチャー・イベント開催

2014年08月23日 10:45

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  8月30日に中軽井沢図書館多目的室で、「クリーニングデイ 1日限りの特別上映会」が開かれる。
当日はフィンランド映画「365日のシンプルライフ」の上映会と、持ち寄った本を交換する「アップサイクルイベント」を行う。参加費は1500円。
 
クリーニングデイ 1日限りの特別上映会
日時:8月30日(土)14:00~16:00
場所:中軽井沢図書館多目的室
料金:1500円 ※専用フォームかEメールでの予約が好ましい
問い合わせ:liliecht@gmail.com
※ @を半角に置き換えて送信

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四国霊場開創1200年、仙遊寺住職がスピーチ

2014年08月19日 13:28

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 軽井沢ロータリークラブが8月18日に開いた例会で、愛媛県の仙遊寺住職、小山田憲正さんがスピーチした。今年は、空海が四国霊場を開創してから1200年にあたる記念の年ということで、住職と知り合いだった東京銀座ロータリークラブ会員の紹介で実現した。

 小山田さんは1989年、四国霊場第五十八番札所仙遊寺住職に就任。修行の場として寺を開放し、不登校、引きこもりなどで悩む人らと寝食をともにしている。また、「四国へんろ道文化」世界遺産化の会の代表世話人としても活動。2年後の世界遺産の暫定リスト入りを目指して運動している。

 小山田さんは「遍路道の世界遺産登録は目的ではなく手段。四国の人の温かいもてなしの心、自然の素晴らしさを世界に知ってもらいたい」と強調。また、遍路で大事なことについて「時と名刺を忘れること。道草をして、一人の人間として、残りの時間をどう生きるか考えてほしい」と話していた。

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軽井沢中学新校舎建設へ、安全祈願祭行われる

2014年08月18日 17:11

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 軽井沢中学校舎建設工事の安全祈願祭が8月18日、施工を担当する北野・第一特定工事共同企業体が主催し行われた。同社役員や軽井沢町職員、町議会議員ら約40人が参加。藤巻進町長はあいさつで「校舎はシンプルな動線で、電子黒板などICT(情報通信技術)環境にも対応している。学力の定着、個性の伸長をはかれる」と話した。

 教室棟、体育館棟の工期は2014年7月31日から2016年3月11日。新校舎の利用は2016年4月から始まる。現在の軽井沢中学の敷地内で建設し、新校舎建築中も生徒は既存校舎を使用。既存校舎跡地などに2016年度、芝生のグランドを整備する。立て替え建設工事費、管理委託費は53億6760万円(税込み)。

 町は当初、建設工事費と管理委託費に46億4380万円の予算を計上。5月の入札で、7つの共同企業体が入札したが、予定価格を大幅に上回って不調に終わり、町議会6月会議で 11億円増額した補正予算案が可決されていた。
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 7月31日の議会では、議員から防音対策などについての質問があがった。町側は「3mの防音フェンスを張り、重機も音の少ないものを使用するなどし、可能な限り授業に支障が出ないようにする」。また、グランドが使えない期間の、体育の授業や部活動については、「風越公園や近隣の小学校などを使用してもらい、平日はバスの送迎も行う」と応じていた。

(写真右上:体育館棟が建設される予定地で安全祈願祭が行われた。左下:新校舎完成イメージ。)

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「犬や猫、捨てないで」軽井沢ペット福祉協会が呼びかけ

2014年08月16日 17:43

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 軽井沢ペット福祉協会は8月16日、軽井沢駅の自由通路で、道行く旅行者らにペットの遺棄防止を訴えた。同協会長で元ニュースキャスターの磯村尚徳さんや女優の司葉子さん、富司純子さんら、20人の会員が参加し10時から2時間弱、約500枚のチラシを配った。

 軽井沢駅でのチラシ配布は2010年より始めて5回目。「犬猫を捨てないで下さい!責任ある飼い主になりましょう」と記したノボリを掲げ、「ペットを大切に」などと呼び掛けながらチラシを配布した。この日の午後は軽井沢町中央公民館で、東京の獣医師、飯塚脩さんによるペットの飼い方の講演会も開いた。

 磯村さんは「一時期に比べ、軽井沢で遺棄される犬や猫は減っていると聞く。ただ、国際的な町を目指すなら根絶させないといけない」。自身もジャック・ラッセル・テリアの飼い主である司さんは、ペットを捨てる行為について「信じられないし、大変胸が痛む」と話した。

 同協会は2008年、軽井沢にペットを捨てて行く人が後を絶たないことに心を痛めた町民、別荘住民らが中心となり発足。会員は現在約100人。ペットの遺棄や虐待防止の啓発、保健所の譲渡犬の里親探しなどを行っている。

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竹あかりの幻想的な光を楽しむ企画展

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 田崎美術館で明日まで、恒例の竹あかりを鑑賞する企画展が行われている。
 昨年までは中庭での展示だったが、今年は館内展示室で公開する。観覧料は通常の入館料。

The twilight Tasaki museum 竹あかり ~幻想の世界~
期間: 開催中~17日(日)、19:00~21:00
場所:田崎美術館展示室
料金: 大人900円 大・高生700円 中、小生400円
問い合わせ:TEL 0267-45-1186

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大賀ホールで「夏の夕涼みコンサート」開催

2014年08月14日 11:43

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 軽井沢大賀ホールは明日8月15日(金)から3日間、「夏の夕涼みコンサート」を開く。
初日はムージカ・エマセネポーの山口直美(フルート)さんらが、バッハの「無伴奏フルートのためのパルティータ」など演奏する。16日は浅間山重奏によるメンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲」他。最終日はクラシカルギタリストの尾尻雅弘さんが、「アルハンブラ宮殿の想い出」などを奏でる。
 
軽井沢大賀ホールPresents 夏の夕涼みコンサート
場所:軽井沢大賀ホール
日時:8/15(金)~8/17(日)16:00~
料金:全席自由500円
出演:8/15(金)ムージカ・エマセネポー
8/16(土)浅間山重奏
8/17(日)尾尻雅弘
問い合わせ:TEL 0267-42-0055

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黒川光博さんらが対談「さわやか軽井沢交流会」

2014年08月11日 13:30

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 軽井沢アイスパークで8月9日、町内の別荘住民と町民が親交を深める「さわやか軽井沢交流会」が開かれ、600名を超える参加者が集まった。
 主催者の藤巻進町長による挨拶の後、株式会社虎屋代表取締役社長の黒川光博さんと、エッセイストの三善里沙子さんが「五百年の老舗『とらや』と軽井沢ライフ」と題して対談を行った。幼少期より毎夏を軽井沢で過ごして来た二人。黒川さんは、「東京で生まれ育ち、田舎というものがないので、私にとって軽井沢がふるさとのような存在」と話し、三善さんは「自然を満喫したり、自転車に乗って旧軽井沢の街に行ったりするのが楽しみだった」と思い出を語り合った。また軽井沢の伝統や今後について黒川さんは、「新しいことに挑戦することで、古いものの良さを再発見できる。型にはまるよりも、今必要なことに柔軟に対応していくことが重要なのでは」と考えを述べた。
 交流会では、カーリングの無料体験や中部小吹奏楽部による演奏も行われた。会場では軽井沢産のそば粉を使ったそばや、軽井沢の野菜を使ったサラダなどが限定600食ふるまわれた。
 会場を訪れた町内在住の女性は、「第一回の交流会から参加している。興味深い内容の対談が聞けて良かった」と話していた。

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「ペット捨てないで」 軽井沢ペット福祉協会が写真展示

2014年08月07日 10:31

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 軽井沢観光会館で、「ペットは家族一生一緒」フォトメッセージ展が開催中だ。主催の軽井沢ペット福祉協会は、犬猫の飼育放棄・虐待の防止や、保健所にいる譲渡犬猫の里親探しの推進活動を行っている。展示では保護活動により新たな家族を見つけた犬猫などの写真を紹介する。
8月16日(土)には、同協会会長の磯村尚徳さんや獣医の飯塚脩さんらによる講演会が、軽井沢中央公民館で開かれる。

「ペットは家族 一生一緒」フォトメッセージ展
会期:開催中~8/10(日)
場所:軽井沢観光会館 2階展示スペース
問い合わせ:TEL 0267-42-5538

軽井沢ペット福祉協会 講演会
日時:8/16(土)14時~
会場:軽井沢中央公民館・会議室
参加無料
問い合わせ:TEL 080-2566-9297

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初めての夏のジュニアカーリング大会、JCカップ開幕

2014年08月02日 15:15

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 18歳以下対象の「第1回JCカップジュニアカーリング大会」(主催:軽井沢青年会議所)が8月2、3日の2日間の日程で始まった。軽井沢で夏に行われるジュニアの大会は初めて。

 軽井沢・御代田を中心にした県内10チーム、愛知県豊田市の2チームが参加。2つのリーグに分かれて総当たり戦を行い、上位各2チームが決勝リーグに進み、残りのチームは順位決定戦に回る。3日は初心者を対象にしたビギナーリーグも開催する。

 軽井沢中学校カーリング部に入部し、この4月からカーリングを始めた1年生の土赤遥君は、今回が初めての大会出場。初戦で同中学の先輩チームに6対3で敗れたが「試合はやっぱり楽しい。相手は上級生のチームばかりだけど、1勝はしたい」と意気込んでいた。軽井沢青年会議所理事長の袖山尚さんは、「軽井沢は夏でもカーリングができる数少ない場所。練習の成果を確認できる夏の大会として10年間は継続したい」と話した。

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軽井沢の原点見つめる 第15回軽井沢ショー祭開催

2014年08月01日 18:39

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 避暑地としての軽井沢を見出した宣教師A.C.ショーを始めとする先人を称える軽井沢ショー祭が8月1日、ショー記念礼拝堂前庭で行われた。15回目を迎える今回も例年通り晴天に恵まれ、参加者は聖歌「アメイジング・グレイス」を斉唱し、ショーの胸像に献花を行った。来賓代表の祝辞を述べた藤巻進町長は、「先人達の精神は、今なお引き継がれている。今後も変えなくてはいけないこと、変えてはいけないことを見極めていく必要がある」と話した。その後田中正敏 さんらで結成されたクラリネットアンサンブルがカナダ国歌「オー・カナダ」を始めとする4曲を演奏。最後は参加者全員が手をつないで一つの輪となり、恒例の「今日の日はさようなら」を斉唱した。
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 第2部のアフタヌーン・トークでは、一粒社ヴォーリズ建築事務所の芹野与幸さんがアメリカで生まれ日本に帰化した建築家で、今年没後50年となるW.メレル・ヴォーリズ氏についての講演を行った。軽井沢に夏のアトリエを構えて教会や別荘の設計を手掛け、軽井沢避暑団の理事長も務めたヴォーリズの生涯を、スライドを使い紹介した。北軽井沢から参加した女性は、「母校がヴォーリズ建築だったので講演を聞きに来た。興味深い話で、来て良かった」と話していた。

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