軽井沢高校3年生 万平ホテルを見学、業務体験で「観光」を学ぶ

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 軽井沢高校グローバルスタディーコースの3年生20人が10月8日、万平ホテルで業務体験を行うなど「観光」について学ぶ校外学習を行った。生徒は12月に、英語を使って軽井沢を紹介するグループ発表を行う予定で、その事前学習を兼ねた。

 万平ホテルの西川眞司副支配人が生徒を前に、ホテルの歴史や建物の変遷を紹介。1936年建設のアルプス館について、「当時の社長は、スイスのシャレー風の建物をリクエストしたが、佐久地方の養蚕農家をモチーフにした今の建物になった」と説明した。

 生徒は万平ホテルの資料室や客室を見学。繁忙期の一泊の宿泊料が14万2600円という、スイートルームに入ると、部屋の広さとその値段に驚きの声をあげた。また、メインダイニングでフォークやナイフなどを並べるテーブルセッティングも体験。生徒の大木翼君は「自分では完璧、と思って並べたけど、ウェイターさんに見てもらったら結構ずれがあった。難しい。将来はスイートルームに泊まってみたい」と話した。
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 この日、生徒は軽井沢ガイドサービスの通訳案内士、永島千絵さんによる英語の観光ガイドも受けた。雲場池や旧軽井沢周辺を散策。永島さんは、旧軽井沢の別荘地で「幸福の谷、という道の名はは外国人宣教師が美しさに感激して付けた名前。通りにはノーベル文学賞を受賞した川端康成の別荘もあった」などと英語で紹介していた。

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