佐久地区森林祭 千ヶ滝近くの山林にコナラなど1200本植樹

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 千ヶ滝へ続く林間駐車場近くの約4000㎡の国有林に、コナラなど1200本の広葉樹を植樹する佐久地区森林祭が5月23日開かれた。長野県佐久地方事務所、東信森林管理署、軽井沢町、佐久森林林業振興会、佐久森林組合が主催。木材関係の事業者、一般参加者ら約200人が参加した。

 植樹したのは、軽井沢町のボランティア「どんぐり運動の会」が育てた1m前後のコナラ、ミズナラの苗木計1000本と、ニシキギとドウダンツツジ各100本。参加者は鍬を使って直径30cmほどの穴を掘り苗を植えた。放置された低木や下草を刈る修景除伐の作業も合わせて行った。

 佐久地域の八十二銀行6支店から行員40人も参加。御代田支店勤務の小林正寛さんは「土の中に根っこが広がっていて穴を掘るのが大変でした。林業に従事されている方の苦労が身にしみてわかった」と話した。

 佐久地区森林祭は佐久地域の11市町村で毎年順々に行われ、軽井沢町では2002年以来13年ぶり。今回は長野県内10の地域で来春開催される「第67回全国植樹祭」のプレイベントも兼ねた。

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