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「噴火警戒レベル1」表す言葉、「平常」から「活火山であることに留意」へ

2015年05月13日 18:35

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 気象庁は5月12日、火山の危険度を5段階で表す噴火警戒レベルについて、最も低いレベルを表す「平常」の言葉を「活火山であることに留意」へ、18日から切り替えることを発表した。

 昨年9月に発生した御嶽山がレベル1で噴火し、多くの登山者が犠牲になったことをふまえ、「『平常』だと安心感を与え誤解させてしまう」と、国の中央防災会議でも改善が指摘されていた。噴火警戒レベルは御嶽山や浅間山を含む全国30火山で導入され、浅間山は2010年4月よりレベル1を継続している。

 気象庁は他に、火山状況を知らせる臨時の情報についてはリスクの高まりが伝わるよう「臨時」であることをわかりやすくするほか、火山に立ち入っている登山者などへ即時に情報を伝える「噴火速報」の運用を8月上旬までに開始することも発表した。

 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は5月13日、軽井沢消防署で開いた定例説明会で、浅間山の火山活動について「火山性地震は少ない状態で推移している。火孔の温度分布も大きな変化は見られない」と、安定した状態であると伝えた。

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