「グローバル社会を生きる若者へ」テーマに、元厚労相小宮山さんら軽高で講演

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 軽井沢高校は10月8日、元厚生労働大臣でフリージャーナリストの小宮山洋子さんと、英語講師で軽井沢町議会議員の横須賀桃子さんを迎えグローバル語り部講演会を開いた。1年生全員と2・3年生のグローバルスタディーコース受講生が耳を傾けた。講演会のテーマは「Think Globally, Act Locally ~グローバル社会を生きる若者へのメッセージ~」。英語科の長嶋幸恵教諭が二人に質問を投げかける対話形式で進んだ。

 グローバル社会に求められる資質について、小宮山さんは「語学力は大前提。自分が何を伝えたいかがなければ、なかなかコミュニケーション成立しない」とし、主体性、チャレンジ精神、協調性、責任感などを必要な要素に挙げた。横須賀さんは「目まぐるしく変わって行く社会の中で、どんな立ち位置で物を考え判断し、道を切り開いて行けるか、考えられる力が重要」と話した。

 最後に小宮山さんは「内向的にならず短い期間でも海外へ行って、外国の人と積極的に交流してほしい」。横須賀さんは「今しかない高校時代を、心の赴くままいろんなことにチャレンジして」とエールを送った。2年生の松井みなみさんは「世界の人とコミュニケーションできるよう、英語の勉強に力を入れたい」と感想を述べた。

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