軽井沢中学校新体育館、公開される

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 軽井沢町教育委員会は11月30日、新校舎建設中の軽井沢中学校の、新体育館を公開した。

 12月1日から先行して利用を開始する新体育館は、鉄筋コンクリート造で地上3階建て。屋根には売電用の太陽光パネルを設置。照明は全てLEDを使用。外断熱になっているため、外気温の影響を受けにくくなっている。

 1階メインアリーナは1444.78㎡、天井の高さはバレーボールの公式競技基準にあわせ12.5m。バスケットボールコート2面が取れる大きさを確保。また、正規の6人制バレーボールコート2面、バドミントンコート8面のラインもあり、様々なスポーツ競技を行うことができる。
 2階部分は、観客スペースを兼ねた、1周160mのランニングコースとトレーニングスペース、格技室がある。格技室は剣道と柔道それぞれ2面取れる大きさで、壁の1部には鏡が設けてあり、型の練習や中学の必須科目となったダンスの練習にも活用できる。3階部分はメンテナンス用の通路のため通常は閉鎖する。

 災害時には中軽井沢地区の避難場所となるため、給食調理室を隣接し、炊き出し等の対応をしやすくした。体育館の一角に備蓄倉庫を設置、防災備品やマンホールトイレ(8基)などを保管する。

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 利用開始後の子ども達の移動は、国道沿いの歩道を経由し臨時通路から入る。

 軽井沢中学校の新校舎建設工期は2014年7月31日から2016年3月11日。総工費53億6760万円で、現在も工事を行っている。

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