町職員が整理番号間違え 個人番号通知カード誤送付

軽井沢町役場は12月25日、マイナンバーの通知カードの再送付に際して、誤交付があったと発表する記者会見を行った。藤巻進町長は、「関係者にご迷惑をかけたことを深くお詫び申し上げたい」陳謝した。

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 町は今月16日に、保管期間の経過により郵便局から町へ返送されたマイナンバー通知カードの受け取り案内を郵送した。翌17日に案内を持って町役場を訪れた女性に、住民課戸籍係職員が別人の男性の通知カードを交付した。町ではマイナンバーの通知カードの入った封書に整理番号を付けて管理。交付時には運転免許証などで本人確認を行い、本人が署名捺印することになっている。今回の誤送付は町職員が整理番号を誤り、また本人確認作業も不十分だったことが原因だと考えられる。12月25日、交付簿リストと通知カードの照合作業中に、誤送付が発覚した。同日別人のマイナンバーを交付した女性宅を訪れ、正しい通知カードを交付した。また誤交付された町民のマイナンバーは新たに付番し交付する予定。

 「本来やるべき確認を怠った基本的なミス。確認を毎日行っていれば早期発見できた」と小林信子住民課長。

 再発防止として、町では交付の本人確認の際に口頭で名前を読み上げること、また通知カード交付状況の確認を毎日行うようにするとした。

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