信大生のプロジェクト、軽井沢の小学一年生へ「ちび軍手ィ」寄贈

160217-01.JPG 信州大学繊維学部(上田市)の学生26人で作る任意団体「ハナサカ軍手ィプロジェクト」が2月18日、軽井沢町内の小学一年生全員分(165人)の子供用軍手「ちび軍手ィ」を寄贈した。

 同団体は「寒い冬を温かく華やかに」と、今治産の軍手にカラフルな色と柄をプリントし「軍手ィ」と名付け販売。その収益で子ども用の「ちび軍手ィ」を作り、県内の小学一年生へ寄贈を続けている。おおむね大人用一枚の売り上げで、子供用一枚を作製できる。販売を始めた2009年から14年の間に、県内の小学一年生に約40600枚を贈呈した。

 この日、プロジェクトのメンバー6人が軽井沢東部小を訪れ贈呈式を開いた。プロジェクトの内容を紹介する紙芝居を披露し、一年生(29人)一人ずつに「ちび軍手ィ」を手渡し。早速装着した児童は「あったかい」「ピンク好き」などと喜び、「ちび軍手ィ」をつけたまま、じゃんけんや鬼ごっこなどの遊びを楽しんだ。中部小と西部小には町教育委員会を通じ、後日配られる。

160217-02.JPG プロジェクトの副代表加藤颯(りく)さんは、「軍手ィをつけて、冬でも外に出て元気に遊んでほしい」と思いを口にした。

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