のぼり旗ゼロ目指し「軽井沢にふさわしい広告物推進委」が会合

160518-01.JPG 不動産協会や商工会、観光協会などの代表者ら9人で作る「軽井沢にふさわしい広告物推進委員会」は5月17日、軽井沢町役場で会議を開いた。9月に開催されるG7交通大臣会合を前に、のぼり旗の掲出防止に力を入れることを確認した。

 委員が所属する団体の総会で生活環境課(同委員会事務局)職員が、屋外広告物の決まりについて説明することや、職員と委員が協力し8月上旬までに2回、町内パトロールを行うことを決めた。

 軽井沢町自然保護対策要綱では、軽井沢町全域でのぼり旗や移動式・電光看板の設置を禁じている。生活環境課の報告では昨年10月から4月にかけ、のぼり旗を掲出している30カ所に指導し、4月末までに19カ所で撤去されたという。残りの11カ所についても「引き続き粘り強く対応する。のぼり旗以外で軽井沢にふさわしい広告物があることを呼びかけたい」と話した。

 町内34団体で作る「交通大臣会合推進軽井沢町町民会議」が5月9日発表した「G7交通大臣会合おもてなし宣言」でも、町の景観にふさわしくないのぼり旗、移動式・電光看板等の撤去推進は盛り込まれている。

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