G7まであと少し 交通に関するイベント開催

 9月23〜25日に軽井沢町で開くG7交通大臣会合へ向けた直前イベントが9月3、4日に軽井沢風越公園などで行われた。


DSC_0050.JPG 4日には軽井沢アイスパークや屋外スケートリンクで「未来へ発進!エコカーふれあいフェスタin軽井沢」があった(主催:G7交通大臣会合長野県推進協議会、2016年サミット交通大臣会合推進軽井沢町町民会議、電気自動車普及協会)。電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FVC)、1人乗りの小型移動機器など約50台の展示や試乗会を開催。トラをモチーフにしたキャラクター「しまじろう」を、テスラ社の電気自動車にデザインした「しまじろうカー」のデモ走行や、いすゞとユーグレナ社が共同開発した、ミドリムシから作ったバイオディーゼルを燃料とするバス「デューゼル」の展示や乗車体験も行った。「G7交通相会合に向け気運を高められれば」とG7交通大臣会合事務局の伊藤雅啓さん。

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 3、4日は風越公園総合体育館で、「ネクストモビリティ・バザール2016inかるいざわ」が開かれた。企業や大学研究室など10ブースが出展し、電動カートや足こぎ車椅子など約15種の次世代の乗り物の体験試乗を行った。主催のネクストモビリティ・コミュニティのメンバーで、東京大学名誉教授の大野秀敏さんは、「高齢化が進む今後の日本では、自動車と歩行の間となる『第3の交通』が重要となってくる」とした。試乗を行った眞鍋篤生くん(6歳)は、「スピードが出て楽しかった」と笑顔で話していた。

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