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2007/04/05 清明(せいめい)

2007年04月05日

新暦4月5日 :清明(せいめい)

東南から吹く風を清明風と言いますが、この時期は草木の花が咲き始め、万物に清明の気が満ちて暖かい春に入ります。桜の花が満開になりツバメが飛び交い、東北地方でも蝶を見かけられるようになる頃です。
この時期のスキン・ヘア・ボディケアのキーワードは 「紫外線・UV対策」です!

お肌、髪、手足やボディのダメージの約80%が紫外線の作用とも言われています。ケアのポイントは紫外線(UV)対策です!
紫外線は真夏だけでなく春先からも意外に強いもの。この頃、大量の紫外線を浴びないようにケアが重要です。


■お肌に影響を与える紫外線は?

1.UVB(中波長紫外線)280~320nm:
顔や背中が赤くなってヒリヒりするのはUVBによる火傷、という説が一般的。
皮膚に対する刺激は次に説明するUVAよりも強く、細胞の遺伝子(DNA)を損傷する影響も大きくて皮膚がんの原因にもなる。長時間にわたりUVBを浴びた皮膚は紅斑を生じたり、ごく軽微な熱傷様症状を生じることがある。
2.UVA(長波長紫外線)320~400nm: 
皮膚を浅黒くする日焼の原因。
皮膚の最下層である基底層から真皮にまで達し、メラノサイト(シミの原因、メラニンを作る細胞)の活動を活発化させる作用をもつ。結果、周囲の角質細胞に大量のメラニン顆粒が送り込まれる。

■日焼け現象には2種類ある!
1.
サンタン(色素沈着を起こし皮膚の色が浅黒く変化する)
UVAが表皮基底層に散在しているメラノサイトに働きかけメラニン色素の生成を促す。
その結果
→皮膚の色が浅黒くなる
→シミ、ソバカスなどの色素沈着
→表皮から真皮の深い部分まで届き、シワやタルミの原因となる

2.サンバーン(炎症を起こして皮膚が赤くなりヒリヒリ痛む)
発熱、腫れや痛み、発赤、ひどいと腫れ上がって水泡を生じさせるのがUVB。このような日焼症状がサンバーン。医学的には日光皮膚炎と呼ばれる。

<日焼けの例>  
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タイのプーケットにて


■シミ・クスミ・ソバカスなどの製造工場がメラノサイト!
紫外線
(光老化)、活性酸素など内外からの原因でメラニン色素になるが、その工場がメラニン形成細胞(=メラノサイト)。メラニン色素のルーツは、アミノ酸の一種であるチロシンという物質。このチロシンにチロシナーゼという酸化酵素が働きかけ、ドーパという化合物に変化させる。さらにチロシナーゼはドーパにも働きかけて、ドーパキノンという化合物に変化させる。このドーパキノンは次々と反応しドーパフロム、インドールキノンへと変化し、最後に酸化、重合し、黒褐色のメラニン色素となる。

■シミ、ソバカスなどのスキンケアの方法は?
1.
紫外線対策を万全にする!
・スパカル メークベース&UV(UVファンデーション)
・スパカルエッセンス(フェイシャル用)
・ヘアスパカルエッセンス(毛髪用)
・スパカルハーブクリーム
上記スパカル化粧品が対策のお役に立ちます。

2.皮膚の新陳代謝を高める!
・スパカルボデッエッセンスを使い、リンパドレナージュ、全身マッサージやエステでの施術をすると効果的
・ヘアスパカルエッセンスを使った、ヘッドスパなどの頭皮マッサージによるリラクゼーションが効果的

3.メラニン色素の還元をはかる!
メラニン色素は酸化することで生成されるため、皮膚内にあるメラニン色素をもとに還元するようにするとその色を薄くできる。

・スパカル化粧品は、ノーベル賞受賞の化粧品素材「フラーレン」を活用している。
<化粧品用語字典>によるとフラーレンは、あたかもスポンジのように生体に有害な活性酸素などのラジカルを分子レベルで消去吸収して無害化するといわれる。また、 ビタミンCの125倍の抗酸化(還元力)があるといわれ、注目されている高級化粧品素材である。
・さらに、スパカル化粧品には有効成分として薬草花木など、ハーブ類の抗酸化健康食品で活用されている、ポリフェノール類(アントシアニン、カテキン、ルチン、ギンコライド、プロアントシアニジン、ケルセチン、タンニン、フラボノイドなど)がありますが、この還元力を植物力として各種ハーブをスパカル化粧品に配合し、お肌を整えるのに役立てている。

4.メラニン色素を抑える!
メラニン色素生成のための化学反応に大きな役割を果たしている酵素チロシナーゼの生成や活性を抑制する方法と、紫外線などの影響をメラノサイトに伝えてメラニン色素を作る命令を出す情報伝達物質をブロックする方法がある。

・メラニン色素還元に有効なのは・・・
(1)ビタミンCなどの還元剤
(2)プラセンタエキスなどもビタミンCと同様の作用がある

・メラニン色素の生成を抑える物質としては、チロシナーゼの働きを抑える美白成分として、ビタミンC及び誘導体、アルブチン、コウジ酸、エラブ酸、ルシノールなどがあり、情報伝達物質の働きを抑える美白成分としてカモミラET(カミツレエキス)、アルテアエキス(ビロウドアオイエキス)、クララエキス(クジンエキス)、カンゾウエキス(グラブリジン)、カキョクエキスなどがある。

■植物抽出エキスによる紫外線(日焼け)対策とは!
植物成分は
長い歴史の中で得た使用経験から適用、効果、安全性などが確認され、配合が認められた成分が薬剤として化粧品に使用される。
今回は紫外線防止作用の植物(ハーブ)を化粧品用語字典から学んでみましょう・

・紫外線を吸収・遮断し、肌を守る。
(アロエ・オトギリソウ、ソウハクヒ、ノイバラ、マロニエ、緑茶など)

(1)アップルフェノン(りんごタンニン)
:紫外線を吸収する効果や日焼けによる炎症を抑える働きがあるといわれている。
(2)アロエキス
:紫外線吸収効果のある成分も含まれるため、日焼け止め用の化粧品に配合されることがある。
(3)タイムエキス(ジャコウソウ)
:紫外線吸収作用などがあるといわれている。最新の研究では、SOD様作用(DPPH)に対するラジカル消去作用試験)などで成果が確認されている。

スパカル化粧品には、これらのハーブ類や褐藻エキス(モズクフコイダン)などによる紫外線対応と、紫外線散乱剤と呼ばれる。「酸化チタン」などにより、紫外線を乱反射させて皮膚に直接有害作用を及ぼす紫外線の量を減少させている。

■スパカル化粧品を使っての効果的なケア!
(1).
スパカルエッセンス(フェイシャル用)をお顔にタップリと塗り、1~2分後に両手の平に均等に伸ばし、お顔全体に押さえるようにして何度も押さえ塗りをして、スパカルエッセンスの層を作り、2~3度押さえ塗りをしてエッセンスの膜を作る。

(2).(1)の上にメークベース&UV(UVフェンデ)を均等に押さえ塗りをする(エッセンスの膜がはがれてしまうためパフなどでこすらないように)。2度の押さえ塗りもOK。

(3).夜のスキンケアの時、スパカルハーブクリームを使い、上記の紫外線対策の総仕上げをする。(UV対策のときは日常の2、3倍量を使いましょう!)


先日、日光過敏性(紫外線アレルギー)で大変お困りの、大阪のご愛用者A様から、こんなお声をいただきました。
「南側の窓からの日光にも反応し、室内でも大変。ベランダに出るのも外出するのも大変。
このシーズンになると、化粧品などの対策費用に100万円も使っていました。
スパカル化粧品シリーズに変えたところ刺激もやわらぎ、過度の対策もせず、朝にしっかりとスパカルエッセンスを使うことを基本に、UVファンデ・ハーブクリームなどのケアで一日中OK。安心して外出できるようになりました。」
→お喜びの声をいただき、ありがとうございます。今後ともご愛用くださいませ。もっと効果的なスパカル化粧品に仕上げるよう努めてまいります。

■目にも紫外線(光老化)の影響があるのはご存じですよね!
植物は日々、日光の力によって光合成をして栄養素を作り出していますが、日光の強い光線(紫外線も含む)
によって植物全体を焼かれないように(酸化しないように)守っている成分を作り出し、植物自身で身を守るシステムを作りあげています。このシステムや成分を私達は活用して健康食品や化粧品、医薬品、食品としています。その他にも、植物の緑色は人間の目や心身をも癒してくれます。

どうぞ、疲れ目の方、心のアンバランスで癒しのほしい方、
当社で活用しているハーブファームの緑色のハーブたちをご覧になり、目と心をリラッククさせてください。
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目にも鮮やかなミントグリーン
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ハーブファームから隣の牧場を見る

今回ご紹介したスパカル製品の効果的な使い方などの詳細はユーストーリー株式会社(TEL:0267-44-1787)までお問い合わせください。 ホームページはこちらです。

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スパカル「二十四節気」
ビューティーとは

SPAKARU美容液
古来より日本人は、一年間を四季(春・夏・秋・冬)や12ヶ月間でのひと月で表現したりしていましたが、本当に日本人の生活文化や肌になじむ単位は、天気予報や暦、カレンダーでも良く使われている「二十四節気」です。
日本人の心やお肌の感覚に最も合う、季節区分法としての「二十四節気」の単位で、女性の大切なお肌、髪の毛、お身体のビューティーケアの方法をご提案するのが、スパカル「二十四節気」ビューティーです。