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軽井沢新聞 ニュース

73カ国から軽井沢へ、町の人と交流も

JCI国際アカデミー開催

1908_news_jci.JPG 各国から集ったJC会員が、龍神太鼓に合わせ、龍を担いで歩いた。
 日本青年会議所(JC)は7月5〜12日、世界各国のJCメンバーが交流する「第32回国際アカデミーin軽井沢」を軽井沢町と御代田町で開いた。73カ国から74人、国内各地から89人が参加し、国際的に活躍するリーダー育成のトレーニングを受けた。

 期間中、海外からの参加者は一般家庭へホームステイ。地元住民との交流プログラムも実施された。9日夜、御代田町の龍神の杜公園で、地域の食・文化を体験してもらうプログラムを開催。参加者はソースカツ丼やおやきなど、県内の特産品を味わい、御代田伝統の龍神まつりで披露される龍神の舞を鑑賞。その後、実際に龍を担いで、参加者がまつりを体験した。龍神の舞について、プエルトリコ出身のフンバート・ニエベスさんは「担ぎ手の息が合っていてすばらしい。楽しんでいる様子が伝わってきた」。

 11日には地元の中学生や、カーリングエリートアカデミー生が指導役となり、カーリング体験が軽井沢アイスパークで行われた。軽井沢ならではのスポーツに親しむと同時に、地域住民に国際交流の場を提供したいと企画。参加者はストーンをリリースする練習をしたり、アイスをブラシでこすり、「イエス!イエス!イエス」「ウォー!ウォー!ウォー!」と声を上げて、カーリングを楽しんだ。福井県若狭青年会議所の山本聡さんは「バランスを取るのが難しい。自分の思い通りにならないのが楽しかった」と笑顔を見せた。

徒歩やサイクリングの観光客向け

町内の案内看板、新しく

1908_topics_kanban .JPG 信濃追分駅前に設置された案内看板。
 軽井沢町は7 月、徒歩や自転車で観光する人に向けた案内看板をリニューアルした。新しくした看板はJR 軽井沢駅の改札正面、旧軽井沢ロータリ―、長倉神社前、信濃追分駅前など14カ所。看板の立つ位置から近隣の主要観光地までの距離や、周辺の地図を載せ、外国人の訪日客増加にともない英語表記も記載した。スマホから町内の観光情報を得るためのQR コードも表示。三笠バス停、二手橋などには、方向と距離を示す矢羽式サインを、新たに設置した。

 屋外に設置した看板は茶色で、腐食しにくい合成木材を使用。事業費は約2800 万円。町は案内看板の更新にあたり、2016 年度から観光に関わる町内の団体とともに、設置場所や表示内容などについて検討を重ねていた。

シカ対策や、選挙区割り見直し…

町役員ら、県議に町の課題伝える

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 軽井沢町は7月9日、佐久市・北佐久郡区選出の県議会議員と初の懇談会を開き、町の課題や要望を伝えた。町側は町長や、課題の担当課長らが出席。町が伝えたのは、近隣市町村や県と連携したニホンジカ対策の体制整備、軽井沢駅前交番の早期移転、県議選の選挙区見直し(軽井沢町・御代田町・小諸市で定数2の確保)など8項目。

 ニホンジカ対策について、ある議員は「野生鳥獣対策はどこの市町村も抱える大きな課題。市町村単独ではなく、これからは県が力強く後押しし具体的な施策を行う必要があると考える」。選挙区の見直しについて、藤巻町長は「第三者委員会を設け、識者らによる検証をした方がいいのでは」と提案。議員の一人は「同意見。当事者で判断するのは難しい。諮問して、その結果を尊重するやり方があってもいい」と話した。

FIACSまちづくり講演会

「軽井沢と横丁文化」を提案

1908_topics_FIACS.JPG あいさつするFIACS会長の鳩山友紀夫さん。)
 国際文化都市整備機構(FIACS)主催の「まちづくり関係講演会」が8月4日、友愛山荘で開催された。5回目となる今回は「軽井沢の聖と俗」がテーマ。基調講演では、KADOKAWAプロデューサーの玉置泰紀さんが聞き手となり、画家の小松美羽さんがアートを自然との関わりから語った。毎年行っているまちづくりの提言について青山学院大学教授で都市プロデューサーの井口典夫さんは「新しい軽井沢を探っていく」と、これまでとは変化を付けたテーマであることを付言。博報堂プロデューサーの小林洋志さんが軽井沢駅北口周辺を中心に屋台村を作ることを提案し、他地域の横丁や屋台村の例を挙げて説明した。最後に同機構会長の鳩山友紀夫さんが「皆さんが魅力的と思うことを、小さなことからでもスタートさせられたらいい。軽井沢がもっともっと魅力的になることは間違いない」と締めくくった。

環境保全、景観形成に寄与した2件を表彰

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 自然環境の保全に考慮し、良好な景観形成に取り組む事業を町が認定する「緑の景観賞」の受賞式が7月10日、町役場で開かれた。優秀賞の東新工業の山荘、特別賞の古民家宿くつかけステイ(東西建物)が表彰を受けた。自然保護審議会内に設置した認定部会が、応募のあった物件を審査し、その報告をもとに町長が選考した。東新工業の山荘を設計した髙橋建設の髙橋公一代表取締役は「昔からの軽井沢の別荘がもつ重厚さと上品さ、質素さを追求した建物が評価され光栄です」と受賞を喜んだ。

軽井沢最古の洋館別荘 

解体か、保存か、三井三郎助別荘が売却

1908_news_mitsui.JPG アメリカ留学の経験がある三井三郎助が建てた別荘は明治時代としては画期的な建物。
 旧三笠ホテルより5年古く、現存する軽井沢の洋館別荘(一部和館)としては最古の三井三郎助別荘が今年1月に売却されていたことがわかった。著名人が訪れ、歴史的なエピソードも多い三井三郎助別荘を保存できないかと有志が集まり、一昨年から補修して見学会を開き、何とか保存につなげようと試行錯誤していた。今年4月、建物を保存してもいいという土地の買い手が見つかったため謄本を取り寄せたところ、既に今年1月、ヴァージン諸島のアジア人が所有する会社が購入していたことが判明した。

 この別荘の研究者でもある日本女子大名誉教授の増淵宗一さんはこの謄本を見て驚愕し、すぐに有志とともに軽井沢文化遺産保存会を設立。購入した会社に宛て、「壊さないでほしい。壊すときには知らせてほしい」と航空便を送った。

 また、売却の事実を知った軽井沢町の教育委員会は、この別荘の価値を知らせる資料と共に、壊さないでほしいという要望書を、設計会社を通して所有者へ送った。

 軽井沢文化遺産保存会は写真展や講演会を行い、保存活動を広げていくと話している。
【三井三郎助別荘】
明治33年頃建築。ノーベル賞受賞のタゴール、政治家西園寺公望らが宿泊したことや、敷地内では上皇陛下が皇太子の時代にヴァイニング夫人に英語を学んだことでも有名。朝のNHKテレビ小説「あさが来た」のモデルとなった広岡浅子や日本女子大設立の成瀬仁蔵ゆかりの別荘でもある。

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