軽井沢ウェブ by 軽井沢新聞社

軽井沢新聞社Presents 軽井沢発の総合情報サイト「軽井沢ウェブ」

メニュー

日常を抜け出し、スイーツづくしのバカンスを 「軽井沢スイーツ博」8月に開催

2011年05月20日 14:49

110520-01.JPG
 ホテルブレストンコートは8月1日から4日まで、趣向を凝らしたスイーツの数々を提供する「第6回軽井沢スイーツ博」を開く。今年のテーマは「スイーツバカンス」。旅先でのひとときを、スイーツとともに楽しんでもらうことをコンセプトに掲げている。

 8月1日から3日に開催する「スイーツパーティー」は朝から昼、夕暮れ、そして夜へと、バカンスの1日をイメージしたスイーツが次々に登 。出来たてにこ わり、フランス語で“皿盛りデザート”を意味する「アシェットデセール」を計7皿 能できる。その中の一皿「信州スイーツブック」は、昼下がりの読書タイ をイメージ。本の形をした箱のフタを開くと、軽井沢産とうもろこしのアイスクリー 、天竜村の煎茶を混ぜ込ん ロールケーキなど6品のスイーツが、長野県の地図とともに 材の産地の 所を示して置かれている。パーティーの最後は夜のバーをイメージした会 へ移動し、23種のミニャルディーズ(一口サイズのスイーツ)を自由に味わう。

110520-02.JPG
 提供する新作スイーツは、昨年12月からテーマや方向性を決め、パティシエが結集して創作に取り組んできたという。来 する人に対し、「スイーツを通じて幸せな気分になってもらえたら嬉しい」と、中心になって準備を進めてきた同ホテルラウンジのチーフパティシエ北出美樹さん。

 8月4日にはパリの三ツ星レストラン「アストランス」のシェフ、パスカル・バルボ氏と、同ホテルの総料理長浜田統之さんのコラボレートスイーツを楽しめる「プレミア バカンス」を開催。浜田さんは「この日を誰より一番楽しみにしているのは私自身。バルボ氏の来日が直前のため、何が起こるか未知数の部分も多いが、新しいスイーツの形を紹介できると思う」と意気込んでいる。
110520-06.JPG
 この他にも期間中は、特別スイーツを楽しめる「スイーツサロン」、新鮮な果実や出来たてのシャーベットをその で味わえる「スイーツマルシェ」など、チケットがなくても楽しめる企画を用意している。 スイーツパーティー、プレミア バカンスの参 はチケットが必要。
 購入希望者は、6/27(月)~7/10(日)にhttp://www.goodnagano.com/sweets_expoよりエントリー。抽選で当選した人に購入方法の連絡がいく仕組み 。料金は「スイーツパーティー」が3500円、「プレミア バカンス」が8500円。
●問い合わせはTEL0267-46-6200(ホテルブレストンコート)

動物の鳴き真似に小学生大笑い 能楽師・狂言師が西部小で演目披露

2011年05月18日 16:37

0518.JPG
 観世流の能楽師・井上燎治さんや和泉流の狂言師・高野和憲さんら4人が5月18日、軽井沢西部小学 を訪れ、全児童約300人を前に能や狂言の実演講座を開いた。井上さんが代表を務める「燎の会」は 2006年より毎夏、軽井沢大賀ホールで能や狂言の公演を主催。そこで知り合った知人を通じ、「伝統芸能の普及活動に」と同小学 での講座開講が実現した。
 実演に先立ち井上さんは、能と狂言の生い立ちや、それぞれの違いについて説明。約600年の伝統があることについて、「各時代の戦国武将や将軍に楽しんでもらえたことで、守られてきたのが大きい」と話した。
 狂言の実演講座では『盆山』を上演。盆 を盗みに入った主役の男が「ビョウビョウ」「キーキッキー」と犬やサルの鳴き真似をしてやり過ごす 面では、子どもたちの大きな笑い声が体育館を包ん 。
0518-2.JPG
 続いて行われた体験講座で子どもたちは、演目の最初に語られる「この辺りの者でござる」というセリフや、垣 をノコギリで切り る動作の際に発する「ズカズカズカズカ」という擬音を、楽しみながら大声で練習した。最後には、能の『羽衣』『土蜘』の仕舞いを舞う実演もあった。
 鑑賞を終え、5年生の竹内大翔君は「とても面白かった。お腹から声が出ていてすごい」。井上さんは「子どもたちの反応がよかったので、とても嬉しい。希望があれば、継続して講座を開いていきたい」と話していた。

「きれいな音出たよ」小学生109人 、御代田の桜で作ったコカリナで音色奏でる

2011年05月12日 18:43

110512.JPG
 御代田町の町民有志が5月12日、町道改良工事によって伐られた桜からコカリナを製作し、御代田南小の6年生109人全員に寄贈した。演奏指導を受けた児童は早速メロディーを奏で、澄ん 音色を体育館に響かせていた。
 コカリナに使用されたのは御代田町道雪窓向原線沿い(通称:シチズン通り)の桜。成長した桜の によって歩道が隆起している箇所があり、歩行者がつまずいたり自転車が転倒して危険と、3年計画で歩道の改良工事が進んでいる。工事に伴い桜が伐採されるのを知った町民有志が相談し、「町の桜で作ったコカリナを奏でよう実行委員会」を結成。昨年8月に伐採された11本の桜の木から、周辺企業の寄付金50万円を充て250個のコカリナを製作した。コカリナはそれぞれ木目が異なり、発する音も微妙に違うという。近く御代田北小6年生にも寄贈する予定で、浅間縄文ミュージア で販売(3500円)も行っている。
 同実行委員会の柳沢久子会長は、「子どもたちが大きくなったとき、コカリナを見て故郷を思い出してくれたら嬉しい」。コカリナを吹いた小島啓悟君は「きれいな音が出た。もっと上手く吹けるようになりたい」と話していた。同小学 では総合学習の時間をコカリナ練習の時間に充て、ゆくゆくは演奏会を開く考えもある。

カテゴリー

アーカイブ