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「この時期の風物詩」50年目の別荘防犯診断はじまる

2011年11月28日 13:45

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 「施 はできているか」「窓は割られていないか」ー軽井沢町別荘管理防犯組合と軽井沢警察署は11月28日、別荘利用者が減る冬シーズンを前に、別荘荒らし被害防止の一斉診断を始めた。組合員と署員のべ300人が参 し12月9日まで、地区ごとに別荘を一戸ずつ点検。問題点が見つかれば、管理人を通じて別荘所有者に 告する。

 初日の28日は千ヶ滝別荘管理事務所で開始式を行ったあと、約40人が千ヶ滝西区の見回りへ。診断は開始から今年で50年目の節目を迎え「見回りはこの時期の風物詩」と、軽井沢町別荘管理防犯組合長の井出精一さん。「毎年戸 まりの不完全な家が必ずある。少しでも防犯に役立てるよう 張りたい」と気を引き めていた。

北杜夫を偲んで 俳優3人による朗読会

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 軽井沢高原文庫で開催中の秋季特別展「本の虫・虫の本~ヘルマン・ヘッセ&どくとるマンボウ昆虫展」の関連イベントとして、睡鳩荘でヘッセと北杜夫作品の朗読会が行われた。ヘッセの「少年の日の思い出」では、睡鳩荘のクラシカルな雰囲気を十分に活かし、演劇作品のような演出でノスタルジックな世界を表現した。一方、北杜夫作品は、「俳優が読むなら」と生前に著者自身が選出した「秋なく虫」「まんぼう、思い出を語る」など3作品が朗読された。
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 出演者の一人で同館の理事を務める女優の矢代朝子さんは、「北先生にこの朗読会の話をしたら、真っ先に選ん のが『まんぼう、思い出を語る』でした。北先生の子どもの の思い出がいっぱい詰まった作品。先生も楽しみにしていらしたので残念ですが、きっと天国で聞いていてく さったと思います」と先月急逝した北杜夫を偲ん 。

軽井沢ヴィネット編集室からのお知らせ

2011年11月24日 17:30

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 軽井沢ヴィネット定期購読を新規でお申し込みの先着20名に、クリスマスやお正月の軽井沢情 を掲載した小冊子「WINTER」と軽井沢の風景をプリントした「2012年オリジナルカレンダー」をプレゼント。
 定員に達し次第終了します。12月20日 切。定期購読の申込みはこちら。たくさんのご応募お待ちしています。

TEL0267-46-3001(軽井沢新聞社)

振り込め詐欺防ぐ「お守りストラップ」、高齢者に贈呈

2011年11月22日 14:54

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 軽井沢警察署と軽井沢町防犯組合連合会が、振り込め詐欺の注意を喚起する「お守りストラップ」を製作し11月22日、一人暮らしの高齢者が集まる「ひとりぐらしの会」の代表者らに手渡した。
 
 ストラップは、将棋の駒のような形をしたプラスチック(縦4cm、横3cm)に、ゴ 製のひもを装着。表面に長野県警察のシンボルマスコット「ライポくん」のマーク、裏面には「振り込む前にまず確認・まず相談」の文字と軽井沢署の電話番号を印刷。五十嵐萬寿男軽井沢警察署長の発案で、500個を製作した。
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 ストラップを受け取った「ひとりぐらしの会」会長の行田富美代さんは、「『私は大丈夫』と自信を持っている人ほど騙されやすいと聞いたので、気を付けないと」と気を引き めていた。軽井沢署では、「振り込め詐欺は一人暮らしの高齢者が特に狙われやすい。携帯電話や固定電話など、必ず目に入るような位置に取り付けて、被害に遭わぬよう注意してほしい」と呼びかけている。

 ストラップは「軽井沢町社会福祉協議会」を通じ、デイサービスで介護を受ける高齢者などにも配布される予定。

創立から50年、軽井沢スキークラブが記念式典

2011年11月21日 16:49

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 軽井沢のスキー愛好家などで作る「軽井沢スキークラブ」が、発足から50年目のシーズンを迎えたのを記念し11月18日、軽井沢プリンスホテルで式典と祝賀会を開いた。クラブ役員や会員ら約70人が50年の歴史を振り返り、スキー談義に花を咲かせた。

 同クラブは1962年に「軽井沢スキー山岳会」として創立。スキーバスツアーで県内外のスキー へ出向いて練習したり、大会などに出 。1973年に軽井沢プリンスホテルスキー がオープンしてからは、同スキー を 点にスキー教室や町民スキー大会を企画。1977年には軽井沢スキー学 を開 し毎年、レッスンを行っている。会員数は約300人で、そのうちジュニアが200人を める。

 この日、来賓として訪れた藤巻町長は「50年前というと、軽井沢はスケートが全盛の時代。スキークラブができたことで、スキー文化が広まっていく原点になったの と思う。益々の発展を祈念する」と挨拶。荒井龍介会長は「ここまで続けてこれたのも先輩方のお陰。町内の小学生には卒業までに一度、地元のゲレンデで滑ってほしい。スキーの魅力を知ってもらって、大人になっても続けてもらえたら何よりの喜び」と話している。今年のスキー学 は12月3日から2012年4月1日まで、軽井沢プリンスホテルスキー で毎日開いている。TEL0267-42-1850

スペシャルオリンピックス軽井沢が10周年「助け合い、支えあいの社会を」

2011年11月15日 14:18

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 知的障害者がスポーツ活動を通じて社会参 を目指す、「スペシャルオリンピックス(SO)日本・長野軽井沢地区プログラ 」が設立から10年を迎え11月13日、恵みシャレーで記念イベントを開いた。障害者によるプロ太鼓グループの活動を追ったドキュメンタリー 画の上 や、SO日本名誉会長の細川佳代子さんの講演があり、アスリートやその家族、支援者ら125人が参 した。

 同プログラ は2001年に発足し、現在は参 アスリート約40人、支援するコーチ約20人で活動。世界大会にも選手を送り出していて、今年6月のSO夏期世界大会(ギリシャ・アテネ)では、町内在住の中田裕美さんが「女子 丸投げ」で銅メダルを獲得している。

 この日、細川さんはSOに携わるようになった経緯や、障害者が抱える今後の課題について講演。以前は障害者と接するたびに「神様はなんて不平等なん と感じていた」というが、SOの活動と出会い「障害者は優しさや思いやりを教えてくれる神様からのプレゼントと思うようになった」と細川さん。また、「日本人のほとんどは日常の中で、障害者と接する がないので、まずは彼らと触れあう機会を多く作ること。支え合い、助け合いの地域社会を目指してこれからも活動していきたい」と めくくった。

 10周年を迎え、同プログラ 代表の土屋達夫さんは、「軽井沢町は県内でもSOへの理解が高い地域 が、もっと多くの人に関心をもってほしい。アスリートを支援するコーチのボランティアに、若い人にも参 してもらいたい」と話していた。

北杜夫さん追悼の意を込め ヘッセ&北作品の朗読劇

2011年11月09日 15:50

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 軽井沢高原文庫は11月23日、「ヘッセ&マンボウ 俳優3人で朗読とおしゃべり」と題した朗読イベントを、旧朝吹別荘「睡鳩荘」で開催する。同文庫の理事を務める、女優の矢代朝子さんら3人の俳優が出演し、教科書でも親しまれているヘッセの『少年の日の思い出』や北杜夫さんの『まんぼう、憶い出を語る』などを朗読劇仕立てにして公演する。

 腸閉塞のため10月24日に亡くなった北さんは、10月1日に同文庫で行ったトークイベントに元気な姿を見せていた。矢代さんは「ご家族の御意志で、ホテルなどでの大きな偲ぶ会はございませんので、この朗読会が、実質、初めての公の偲ぶ意味を持つ になるのでは。1日のお元気な姿からは、そのような時間になるとは、まったく想像もつきませんでした」とコメント。

 また、公演について「この朗読会で、天国からのメッセージを感じて くことが、軽井沢を愛した北先生への御供養になると信じています。小劇 の空間と同じく俳優の息遣いや目線も楽しめる、演劇的にも充実した時間を実際味わってみてく さい」と、矢代さんは大勢の参 を呼びかけている。


日時:11/23(水・祝)17:30~19:30
:旧朝吹別荘「睡鳩荘」
出演:坂本岳大、山本芳樹(Studio Life)、矢代朝子
料金:会費3000円。(定員50名) ※要予約
問い合わせ:TEL0267-45-1175(軽井沢高原文庫)

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