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軽井沢町植物園の展示館オープン 佐藤邦雄さんの足跡たどる企画展も

2014年05月30日 11:38

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 軽井沢町植物園の展示館が5月1日、同園の隣りに開館した。2013年3月に閉館した「軽井沢オリンピック記念館」の建物を利用した。

 建物は2階建ての吹き抜け構造。軽井沢で初めて発見された植物や、1975年の開園から同園が取り組んできた保全活動などを写真と文章で紹介している。期間を区切って展示内容を変える「特別企画展」のコーナーも設けた。8月31日までは、軽井沢の植物の研究、保全に貢献した研究者、佐藤邦雄さん(1913~2009年)の功績を振り返る企画展示を行っている。
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 軽井沢町植物園の新井勝利園長は、「植物園だけでは保全にも限界がある。展示館を訪れた多くの人に関心をもってもらい、植物を残す活動が広がっていくといい」と話していた。

 開演時間は9時〜17時。植物園の入園料(100円)で入館できる。TEL0267-48-3337(軽井沢植物園)

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震災の犠牲者を生前の姿に戻すボランティア 復元納棺師が講演「身近な人を今日も大切に」

2014年05月27日 15:49

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 軽井沢中学校と同校PTAは5月26日、岩手県北上市の復元納棺師・笹原留似子さんの講演会を開いた。笹原さんは東日本大震災による津波などで犠牲になった300人以上の遺体を、生前の姿に復元するボランティアに取り組んだ。

 笹原さんは、ボランティアを始めるきっかけになった、岩手県陸前高田市の遺体安置所で体験したエピソードを紹介。「身元不明」の傷ついた少女のなきがらと対面し「直したいと思った」が、「私は家族の許可がなければ、遺体に触れることができない立場」と復元を断念。「自分はなんて無力なんだと、そのときの後悔があったから続けられた」と話した。

 笹原さんは岩手県大槌町に借りた空き家を、震災で大切な家族を亡くした子どもたちが集える場所として開放している。家族を急に失った人は「大切な人が、明日も生きている保証はないことに気づいた」と笹原さん。「大切な人を、今日も大事にできているかもう一度考えてほしい」と生徒らに呼びかけた。

 この日の講演は全校生徒や保護者ら約500人が参加。同中学3年の関原ひなたさんは「大切な人が生きていることに感謝して、一日一日を過ごしていきたいと思った」と話していた。

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軽井沢の景色を水彩で描いた作品展

2014年05月26日 17:23

140526.jpg 水彩画家の五十嵐吉彦さんが軽井沢の風景を描いた作品を、軽井沢タリアセン内睡鳩荘で展示している。15年前から軽井沢を訪れスケッチを行っている五十嵐さん。「ヴォーリズ建築・水彩スケッチ研究会」の会長を務め、全国のヴォーリズ建築を描いてきたことが縁となり、ヴォーリズ建築のひとつである睡鳩荘で展覧会を開くことになった。五十嵐さんは軽井沢について、「自然が美しい場所は数多くあるが、軽井沢には豊かな自然に加え歴史的建造物も多く残っている。夏だけでなく、春や秋も素晴らしい」と話している。
 会場では「片岡別荘」や「軽井沢ショー記念礼拝堂」などの建築物をモチーフにした作品、浅間山を描いた作品など約60点を鑑賞することができる。展示は6月8日まで。
(写真左:来場者に作品の説明をする五十嵐吉彦さん) 

『水彩スケッチ画の世界』五十嵐吉彦展
会期:開催中~6月8日(日)
会場:軽井沢タリアセン内 睡鳩荘
料金:大人1000円(軽井沢タリアセン入館料+睡鳩荘入館料)
問い合わせ:TEL0267-46-6161(軽井沢タリアセン)

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軽井沢RCC、G8サミット誘致推進を宣言

2014年05月23日 11:03

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 軽井沢リゾート会議都市(RCC)推進協議会(会長:土屋芳春)は5月21日、定期総会を開き、2016年に日本で開催予定のG8サミット(主要国首脳会議)の軽井沢誘致の推進を宣言した。軽井沢町が2月に同サミットの誘致を表明したことを受け、土屋会長は「民の立場から、さらに強力に誘致を進めたい」と力を込めた。

 宣言の内容は「同協議会は『ダボス』、『アスペン』と並ぶ、真の『国際親善文化観光都市・軽井沢』の地位確立のため、G8サミットの軽井沢誘致の推進を、ここに宣言する」というもの。

 同協議会の前身である「軽井沢サミット誘致準備会」は2008年2月、町にG8サミット誘致を呼びかけた経緯がある。「宣言は降って湧いた話ではない。町がG8サミット誘致を表明したことで機は熟した」と会員に呼びかけ、全員一致で採択した。

 同協議会は、町内13のホテルなどで構成。2011年2月より現在の名称となり、国際的な会議都市・軽井沢を目指し活動している。

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中部小敷地内に放課後子ども教室を備えた児童館 来年4月の開館目指す

2014年05月22日 18:49

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 軽井沢町は5月21日夜、放課後子ども教室の役割を備えた中地区児童館(仮称)建設工事の説明会を軽井沢中部小学校で開いた。6月に着工し、2015年4月1日の開館を目指している。

 建設場所は中部小敷地内南西に位置する、児童が田植え実習に使用していた田地。建物は木造平屋で、延べ床面積は約743㎡。遊戯室や図書室などを備え、162人が一堂に会して宿題ができる。児童館建設にかかる予算は約2億1千万円。施工業者は6月中に入札によって決まる。

 児童館の利用時間は4~8月が10時~18時、9~3月が9時~17時。放課後子ども教室は、児童の下校時間から18時までで、両親が就労の場合は19時まで利用できる。

 児童館新設にあわせ、同館駐車場に通じる学校北側の町道八代線の拡幅工事も実施。現在の車道幅3.4~3.7mから6mに広げ、車がすれ違えるよう整備する。
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 この日の説明会には児童の保護者や周辺住民ら約20人が参加。質疑応答で、ある男性は「資材搬入などで通行できなくなるときは、事前に日時などを周知しほしい」と要望。町は「誘導員を配して、安全第一で進める。周知は良い方法を考える」と応じた。

 町は昨年度、中地区南児童館に放課後子ども教室を備えた建物を新設予定だったが、中部小PTAから「学校敷地内で建設を」との要望があり計画を見直した。中地区南児童館は、2015年3月で閉館し、跡地は子どものための施設になる予定だが、詳しくは未定。

(写真右上:児童館の建設予定地。写真左下:拡幅工事が行われる町道八代線。)

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恒例のスイーツ博 今年のテーマは「ラビリンス」

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 今年で9回目を迎える「軽井沢スイーツ博」が、8月5日(火)から軽井沢ホテルブレストンコートで開催される。
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 今回のテーマは「ラビリンス」。「カラフルで不思議な世界」と「煌びやかで怪しい世界」という二つの世界をスイーツで表現する。「さまよえる舞踏会へ」(要チケット)では、スクリーンに映し出される映像と共に、5品のスイーツを提供。各スイーツには「幻想の闇」や「SAKASA」などユニークな名前が付き、舌だけでなく視覚や嗅覚でも楽しめるような趣向が凝らされている。他にも5つのエリアに分かれた「おかしなお菓子マルシェ」やコース仕立てのスイーツを味わえる「時忘れのお茶会」など、様々な企画が催される。
 
第9回スイーツ博 2014
さまよえる舞踏会へ

日程:8月5日(火)~8日(金)
時間:11:00~、14:00~、17:00~
料金:一人3500円(抽選制)
申し込み方法:ホテルブレストンコートホームページから申し込み(申込期間:7月6日まで)


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アート泉の里で吉竹弘展

2014年05月20日 17:47

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 ギャラリーアート泉の里で、陶芸家吉竹弘の作品を展示している。
 吉竹弘は1938年に京都に生まれ、若手陶芸家らにより結成された「走泥社」の同人として活動した。
会場には「風の館」等をはじめとする吉竹の作品が並ぶ。5月25日まで。

吉竹弘陶展
会期:開催中~5/25(日)
会場:ギャラリー アート泉の里(水・木休廊)
問い合わせ:TEL 080-1307-5584

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吉竹弘「風の館」 撮影:尾越健一

マラソン大会開催により、町内一部交通規制

2014年05月16日 12:00

 5/18(日)の「軽井沢ハーフマラソン2014」開催に伴い、軽井沢町内で交通規制が実施される。
 交通規制の実施は開催当日の8時35分頃から11時45分頃までで、マラソンコースとその周辺に全面通行止め等の交通規制が敷かれる。
詳細は大会HPを参照。

軽井沢ハーフマラソン2014 第29回ロードレースin軽井沢
開催日 5月18日(日)雨天決行
場所  軽井沢プリンスホテルスキー場駐車場発着
交通規制 8時35分から11時45分頃まで
大会HP http://karuizawa-marathon.com/
問い合わせ 026-236-3371(事務局)

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91歳、ピアノ歴10年のお爺さんがリサイタル

2014年05月13日 16:52

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 軽井沢在住、91歳の村岡清一さんによるピアノ弾き語り「ズブの素人の下手の横好きリサイタル」が5月18日、軽井沢大賀ホールで行われる。弾き語るのは「マイウェイ」「昴」「千の風になって」など10曲ほど。村岡さんも所属する、老人福祉センターのカラオケ愛好会有志(平均年齢82歳)の合唱もある。

 村岡さんは15年前に軽井沢に移住。81歳からピアノ教室に通い始めたので、ピアノ歴は10年。「音痴、悪声の初心者の弾き語り。音楽の専門家の来場はご遠慮ください。聞くに堪えないかも、耳栓をお忘れなく」と冗談まじりに話している。

ズブの素人の下手の横好きリサイタル〜91歳の爺さんのピアノ弾き語り〜
日時:5/18(日)開場13:30 開演14:00
場所:軽井沢大賀ホール 参加無料
問い合わせ:TEL0267-48-1147(村岡清一ピアノリサイタル応援団)

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クマに合ったらどうする? ピッキオが対処法を教える講習会

2014年05月09日 15:16

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 ツキノワグマの保護管理を行うピッキオが5月8日、軽井沢西部小学校でクマに遭遇したときの対応を学ぶ安全講習会を開いた。全校児童を前にピッキオスタッフの田中純平さん、玉谷宏夫さんが、ツキノワグマの特徴や遭遇したときの対処法について話した。軽井沢西部小学校では2008年より、毎年実施している。

 田中さんはクマの特徴について「直径10~15cmの太さの幹でも登る」「100mを7秒台で走る」「動くものを捉える力がある」などと説明。「クマは耳がよくて、すごく臆病。鈴の音や、友だちとのお喋りが、遠くで聞こえると逃げていくので、気づいてもらうことが大事」と話した。

 対処法はクマの着ぐるみに身を包んだピッキオのスタッフを相手に学習。登下校の格好(ヘルメットにランドセル姿)をした、2~6年各学年の代表者が、初めて講習を受ける新一年生に手本を見せた。

 田中さんの説明によると、クマとの距離で対処方法は違い、数十メートル先では「クマも気づいていないことが多い。走らずにゆっくり離れる」。10m先だと「ゆっくり後ずさりで離れ、一番近くにある木や建物などの陰に身を隠す」。5m以内だと「お腹や首を守るため、体をダンゴムシのようにまるめ、両手を首の後ろに組んでやり過ごす」などと教えた。

 手本を見せた6年生の石井良拡くんは「クマに会ったことはないけど、会っても対策はできそう。クマを見たらゆっくり離れることや、近くで会ったときにとるポーズを家族にも教えたい」と話した。

 西部小では8、9日、クマの生態や野生動物との共存などを考える環境学習も、2〜6年の各学年ごとに実施。ピッキオは7月までに東部小、中部小でも同様の安全講習会と環境学習を開く。

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新緑の軽井沢をハイキング

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 軽井沢を歩いて楽しむ「駅からハイキング」が、明日5月10日(土)から始まる。
ハイキングの経路は、しなの鉄道中軽井沢駅を起点に軽井沢千住博美術館や軽井沢タリアセンなど文化施設を巡るコースと、軽井沢駅から御代田駅まで移動し、映画「風立ちぬ」の舞台や文人達が住んだ場所を歩き訪ねる追分コースの2つ。参加者には軽井沢観光協会からのミニプレゼントなどの特典も。参加無料、施設入館料等は各自負担(一部施設で割引有)。

駅からハイキング

期間 5月10日(土)~6月30日(月)
受付場所 軽井沢観光案内所(塩沢コースは中軽井沢駅内、追分コースは軽井沢駅内)
受付時間 9:00~12:00 ※16:00までにゴール
コース ①アート水色の道 芸術のかほりにつつまれて塩沢 ~風越公園コース
     ②信州中山道を往く(2)映画の舞台「追分宿」探訪
問い合わせ TEL 03-5719-3777(駅からハイキング事務局)


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トンボの湯で恒例の菖蒲湯

2014年05月06日 10:25

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 5月5日の端午の節句に合わせ、星野温泉トンボの湯では菖蒲湯を開催している。
 葉のもつ強い香りから、不浄を払い、邪気を遠ざけるといわれている菖蒲を男女の内湯に浮かべ、子供の健康な成長を願う。
 明日7日まで開催。

菖蒲湯
期間 開催中~5/7(水)
場所 星野温泉トンボの湯
利用料金 大人1300円(GW料金1500円)
問い合わせ 0267-44-3580

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ホームズを愛する人が集い研究発表「追分フォーラム」開催

2014年05月05日 17:47

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 イギリスの推理小説に登場する探偵シャーロック・ホームズを愛する人の集まり「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」による研究発表会「追分フォーラム」が5月4、5日の2日間、追分公民館であった。フォーラムは翻訳家の延原謙(1892-1977年)が、ホームズ作品全60編を追分で翻訳したことを記念し開催。24回目の今年は、会員6人がホームズに関する研究発表を行った。

 5日に発表した奈良大学教授の中尾真理さんは、ホームズシリーズ後に登場した欧米、日本の推理小説の探偵を比較し「ホームズは紳士なスポーツマンタイプだが、日本の探偵は明智小五郎や金田一耕助といった運動をしない学者タイプ」。また、延原が編集長を務めていた雑誌についてもふれ「他の作家の原稿が間に合わないと、ペンネームを作って自身の原稿を載せていた。だからいくつも名前がある」などと話した。

 この日は、同クラブが追分の庚申塚公園に立てたホームズ像や、延原が過ごした山荘などを巡る遠足もあった。

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空飛ぶムササビウォッチング

2014年05月04日 10:33

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 軽井沢でネイチャーツアーを行う「ピッキオ」が、「空飛ぶムササビウォッチング」を毎日開催している。
 ツアーの前半では、ムササビの生態や観察のコツなどについてのレクチャーを受け、後半は野外で実際にムササビ観察をする。昨年のこのツアーのムササビ目撃率は98.5パーセント。観察に成功した参加者には「ムササビウォッチャー証明書」が渡される。

空飛ぶムササビウォッチング
期間 開催中~11月30日 
時間 18:00~19:30(時期により変動あり)
料金 大人3300円
集合場所 ピッキオビジターセンター前
問い合わせ TEL 0267-45-7777(ピッキオ)

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小池真理子さんの新刊が発売

2014年05月02日 10:30

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 軽井沢在住の作家・小池真理子さんの新刊『ソナチネ』が発売されている。
 小池真理子さんは、1990年に軽井沢に移住。以後軽井沢を拠点に執筆活動を行い、1996年には『恋』で直木賞を受賞した。
 『ソナチネ』は、2007年から断続的に発表されてきた7編を収めた短篇集で、表題作「ソナチネ」は軽井沢の別荘を舞台に、物語が展開する。愛や死をテーマに、人生に訪れる一瞬を捉えた短篇を集めている。
 

ソナチネ
小池真理子・著
定価1400円+税 文藝春秋刊

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軽井沢新聞杯ゴルフコンペ参加者募集

2014年05月01日 13:39

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 軽井沢新聞杯ゴルフコンペが5月29日、軽井沢72ゴルフ西コースで行われる。軽井沢町のホテルの宿泊券や、レストランのペアランチ券など、豪華景品も多数。

【第4回軽井沢新聞杯ゴルフコンペ】
日時:2014年5月29日(木)
場所:軽井沢72ゴルフ 西コース(ブルー)
競技方式:新ペリア方式
参加費:9300円(税別)※昼食付
パーティー代:5500円(税込)※パーティー会場は軽井沢ロンギングハウス

お申し込み方法:代表申込者の氏名、住所、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)、参加者全員の氏名(ふりがな)、性別を記入の上、以下の宛先までFAXか、メールで申し込みください。以下から申し込み用紙のダウンロードもできます。締め切りは5月10日。
申し込み用紙をダウンロード

申し込み・問い合わせ
TEL0267-46-0055
FAX0267-46-3880
e-mail:adaid@karuizawa.co.jp(@を半角に変えて送信してください)
(担当:アドエイド今井)

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