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国道沿いに電気自動車の充電施設がオープン

2014年07月30日 18:29

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 トヨタUグループは、国道18号線沿いの離山交差点近くに電気自動車用充電施設を開設し、29日に竣工式を行った。
県内では初のトヨタの充電施設で、普通充電器と急速充電器各が一台ずつ備えている。同社のプリウスPHV車購入者は、普通充電器を無料で利用可能。急速充電器は専用メンバーズカード(月額1000円)を使用するか、QRコードを利用して(30分500円)充電ができる。敷地内には災害時などに無料で飲料を提供する自販機や、かまどとしても使えるベンチも併せて設置した。
実際に電気自動車を使いデモンストレーションを行った宇都宮進一長野トヨタ自動車代表取締役は、「地域や環境のために我々ができることを考え、充電施設開設に至った」と話した。

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御代田で文楽の魅力伝える催し

2014年07月24日 17:47

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 御代田町のエコールみよたで8月25・26日、「人形浄瑠璃・文楽を知る、見る、楽しむ!」が開催される。
 文楽は、太夫の語り、三味線の演奏、人形遣いから成り立つ伝統芸能。その魅力を知ってほしいと、軽井沢町や御代田町の有志が実行委員会を結成し、企画の準備を進めた。
 両日10時と13時半からは、小学生から大学生までを対象に無料で公演を行う。演目は美しい人形の動きを堪能できる「寿・二人三番叟」。午後5時からの公演では、「傾城阿波の鳴門」等の上演に加え、初心者向けの解説や文楽人形の体験もある。
 
人形浄瑠璃・文楽を知る、見る、楽しむ!
日時:8月25日(土)、26日(日)17:00~
料金:6000円
演目:一、「寿・二人三番叟」
    二、チェロ演奏「文楽」石田聖子
    三、解説と実演 浄瑠璃・三味線
    四、文楽人形の体験
    五、望月太郎藏社中による「はやし」の解説
    六、「傾城阿波の鳴門・巡礼歌の段」
問い合わせ:TEL 0267-32-3927(事務局) 


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かつての宣教師の夏の家でワークショップ開催

2014年07月22日 11:42

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  旧軽井沢にある「もくそうの家」でワークショップが開催される。
 「もくそうの家」は、宣教師が夏の家として使っていた建物をギャラリーとして利用している。ワークショップはステンドグラス制作と手縫いの服作りで、いずれもお茶とお菓子付き。要予約。


もくそうの家ワークショップ
1)ステンドグラスで窓辺を飾ろう 小さいおうちと葉っぱのサンキャッチャー
日時:8月6日(水)10:00~、13:30~ 要予約
講師:佐藤若子
費用:サンキャッチャー小さいおうち1800円~、葉っぱ大小セット2500円など
※エプロン、はさみ、軍手持参

2)ちくちく縫う 手縫いの服を着よう
日時:8月9日(土)11:00~ 要予約
講師:平川のり子
費用:4000円
※90㎝巾2mの布または着物一着分、裁縫道具、昼食持参

問い合わせ:TEL 090-9666-1564(飯田)

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石尊山登山の心境を詠まれた天皇陛下御製碑、追分に完成 

2014年07月20日 12:20

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 軽井沢町は7月20日、追分駐車場の一角に建立した天皇陛下御製碑の除幕式を開いた。藤巻進町長ら6人の手で幕が引かれると、町役場や議会関係者ら約80人の参列者から拍手が起こった。

 御製は「長き年の 後(のち)に来たりし 山の上(へ)に はくさんふうろ 再び見たり」。
 天皇陛下は2010年8月、軽井沢でご静養中に秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下とともに、30年ぶりに石尊山に登頂。山頂に以前と変わらず、ハクサンフウロの花が咲いているのをご覧になった心境を詠まれた。

 御製を彫った御影石を、高さ2m20cm、幅2mの浅間石にはめ込み、15の浅間石を組み合わせた台座の上に設置した。建立費は384万円。
 
 町長は「天皇陛下の慈しみを忘れることなく、後世に伝えていけるものになったと思う」とあいさつ。揮毫を担当した町内在住の書家、田所桂華さんも除幕式に出席。町が軽井沢病院の敷地に2003年に建立した、皇后陛下御歌碑も揮毫した田所さんは「両陛下の御歌を揮毫させて頂けたのは大変名誉なこと」と話していた。

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「生きる力高める自然体験を」キャンプ施設「ライジング・フィールド軽井沢」オープン

2014年07月19日 16:02

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 軽井沢町で初めて、車の乗り入れ可能なオートキャンプ場を備えた「ライジング・フィールド軽井沢」が7月19日、グランドオープンした。場所はモミジやシラカバ、アカマツなどが自生する小瀬地区の国有地。昨夏までは、軽井沢町から委託を受けた品川区が、同場所で「軽井沢レクの森」を運営。夏の間だけキャンプ場として開放していた。

 敷地は約10万坪。オートキャンプ43カ所、備え付けのキャンプ施設20カ所を設置。バーベキューや川遊びを楽しむ場所や、芝生が一面に広がるスペースもある。今年から2015年にかけ、ハシゴやロープを使って樹上を移動するアトラクションや、企業研修などで使うグループアクティビティ「ロープスコース」などを整備。草軽鉄道開通(新軽井沢ー小瀬温泉)から100年を迎える2015年中には、敷地内を通る線路跡約1kmに、列車を走らせる計画も進んでいる。

 ライジング・フィールド軽井沢の代表、森和成さんは「今の子どもたちは『やってみる』機会が減っている。軽井沢の魅力が凝縮された自然いっぱいの場所で、いろんなことを経験して、生きる力を高めてほしい」と話していた。

 入場料は大人500円、子ども300円。キャンプ利用料は1サイト2000円。バーベキュー用品などの貸し出しも行っている。TEL0267-41-6889

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軽井沢ニューアートミュージアム、来春の完成目指し苔と白樺の庭にチャペル建設

2014年07月18日 16:10

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 軽井沢ニューアートミュージアムは7月9日、白樺の林の中にチャペルを作る「白樺の森建築プロジェクト」の始動を発表した。フランスの現代美術作家、ジャン=ミシェル オトニエルさんと、建築家の隈研吾さんの共同プロジェクトで同日、2人が記者会見で質問に答えた。

 チャペルの名前は「風通る白樺と苔の教会」。同美術館裏手の駐車場だった場所に建築する。オトニエルさん作のオブジェ「こころの門」は、既に設置済み。苔の上に白と赤の球がつながってできた、高さ約3.5mの2つのハートが寄り添うように立つ。ハートの中をくぐってチャペルへ向かうイメージだ。オトニエルさんは「心を、もう一つ別の心に繋ぐことを意識した。いろんな人に開かれた教会にしたい」と、年齢や国籍、宗教を超え、同性愛の結婚式にも使ってほしい考えを示した。

 隈さんは空間全体の設計を担当。チャペルは9月に着工し、2015年4月に完成予定。壁と天井はガラス張りで、建物内外に苔を敷き詰め、無数の白樺がチャペルを支えているように見せる。「中と外がどこまで溶け合えるのか。何かと何かをわける、建築の宿命を超える作品にしたいと思った」と隈さん。
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 同美術館は昨年9月よりアート作品に囲まれた中で挙式する「ミュージアムウエディング」に取り組んでいる。「風通る白樺と苔の教会」を、ウエディング誘致の呼び水にしたい考えだ。2015年6月29日まで、オトニエルさんの企画展「愛の遺伝子~DNA of Love~」も開催している。

右上写真:左からオトニエルさん、隈さん、プロジェクトを監修した美術評論家の伊東順二さん。左下写真:教会の外観イメージ「“こころの門”2014,copyright Jean-Michel Othoniel/ADAGP,Paris & JASPAR Tokyo,2014(simulation image by Kengo Kuma & Associates)」

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精巧なミニチュアおもちゃの世界をのぞく

2014年07月16日 11:04

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 エルツおもちゃ博物館では、ドイツのエルツ地方で作られたミニチュアを展示している。会場ではアンティークを含む人形や家具、動物などの精巧なミニチュアを鑑賞することができる。10月13日まで。


職人たちの技巧が光る
ドイツのミニチュア

会期:開催中~10月13日(月・祝)
場所:エルツおもちゃ博物館
入場料:大人600円
問い合わせ:TEL 0267-48-3340
写真:小さい部屋(結婚式)


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英国人ソプラノ歌手が「花束」テーマにコンサート

2014年07月14日 10:36

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 世界各地で活躍するソプラノ歌手、シャーロット・ド・ロスチャイルドさんが大賀ホールでコンサートを行う。
 2011年にも軽井沢でコンサートを行ったシャーロットさん。今回のコンサートでは「花束」をテーマに季節ごとの様々な花の歌を歌い、北原白秋作詞・山田耕筰作曲の「からたちの花」など、日本語の歌も歌う。

東日本大震災復興支援チャリティーソプラノリサイタル
シャーロット・ド・ロスチャイルド

日時:7月18日(金)18:00~
場所:大賀ホール
料金:全席自由5000円、学生(大学生まで)・障がいのある方2500円
問い合わせ:.090-6149-8111(小川)

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軽井沢演劇部がチェーホフを朗読

2014年07月09日 14:17

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 軽井沢演劇部は8月2、3日に、チェーホフの短編作品の朗読会を開く。同演劇部は、軽井沢にゆかりある作家の著作や、軽井沢が舞台の作品の朗読を行っている。今回は、代表作『可愛い女』を沼野充義さんが新たに訳した「かわいい」などの物語を取り上げる。会場は旧朝吹山荘「睡鳩荘」。現在予約受付中。

「チェーホフ!かわいい!?朗読会@睡鳩荘」
―別荘で聴く別荘を舞台にしたチェーホフ短編集―

日時:8月2日(土)・3日(日)13時Aプロ 17時Bプロ
プログラムA 「余計者」「お婿さんとパパ」「魚の恋」「天才」沼野充義訳「かわいい」
プログラムB 「余計者」「別荘で」「魚の恋」「天才」沼野充義訳「かわいい」
場所:軽井沢タリアセン園内 旧朝吹山荘「睡鳩荘」
料金:4000円(タリアセン入園料含む)
予約:FAX: 0267-45-6626
問い合わせ:0267-45-1175(軽井沢高原文庫)
  
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国際アンデルセン賞作家の作品を一堂に展示

2014年07月08日 14:46

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 軽井沢絵本の森美術館で、「国際アンデルセン賞展~世界をつなぐ絵本のちから~」が開催されている。国際アンデルセン賞は子供の本の国際的な賞で、選考水準の高さから「小さなノーベル賞」とも呼ばれている。企画展ではドゥシャン・カーライを始めとする同賞受賞画家7名の作品を展示し、歴代受賞画家たちの絵本作品をケース内で特集している。10月6日(月)まで。

国際アンデルセン賞の絵本原画展
~世界をつなぐ絵本のちから~
場所:軽井沢絵本の森美術館
期間:開催中~10月6日(月)
問い合わせ:TEL 0267-48-3340
ドゥシャン・カーライ画「12月くんの友だちめぐり」©1986 Dušan Kállay

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「軽井沢の未来を考える」シンポ 小泉進次郎さん、小林りんさん語る

2014年07月01日 18:09

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 創立40周年を迎えた軽井沢青年会議所は6月29日、衆議院議員の小泉進次郎さんと、今年8月に開校する全寮制高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」の代表理事、小林りんさんをパネリストに迎え、記念シンポジウムを開いた。軽井沢青年会議所の袖山尚理事長を交え、「軽井沢の未来を考える」をテーマに語り合い、約500人が聴講した。

 小林さんは学校の設置場所を探しているときに、「リーダーを育てる?選民思想だ」「アジアから生徒を集める?治安が悪くなる」と反対に遭ったエピソードを紹介。「私たちを信じて誘致してくださった軽井沢の人には感謝している。価値観を否定されても、やり抜いていくことは大事」と続けた。

 小泉さんは昨年の夏、滞在した軽井沢について「夜の静けさは素晴らしいと感じた。24時間営業のお店が無いのは不便だが、便利さを犠牲にしても守ってほしい」。まちづくりについては、「自分の町をどうしたらいいか、一人ひとり考えて。政治家や行政頼みでは進まない」と指摘した。

 軽井沢青年会議所の次の10年のビジョンは「Flap your wings to the world~世界へ羽ばたけ軽井沢~」。袖山さんは、8月にジュニアのカーリング大会を主催することや、各国の青年会議所のトップが集まる「JCI国際アカデミー」の軽井沢誘致に取り組むことを発表。「夏場にカーリングができるのは本州で軽井沢だけ。カーリングの街として、世界へ羽ばたける選手を送り出したい」と話した。

 その話を聞き、小泉さんは「カーリングの街を目指すのなら、まずは子どもからお年寄りまで、町の人たちに普及させることから始めたらどうか」とアドバイスしていた。

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