軽井沢ウェブ by 軽井沢新聞社

軽井沢新聞社Presents 軽井沢発の総合情報サイト「軽井沢ウェブ」

メニュー

軽井沢町と軽井沢青年会議所が災害時の応援協定

2014年11月28日 10:27

 軽井沢町は、11月27日、軽井沢青年会議所と災害時の支援活動の協力に関する協定を結んだ。一般社団法人軽井沢青年会議所(JC)から袖山尚理事長はじめ、5名が町役場を訪れ藤巻進町長と協定書に調印した。

PB271577.jpg
 町長が「今年に入って県内も災害続きなので、軽井沢町において災害発生時、全国組織を有する青年会議所の人たちに支援活動をお願いできるのは心強い。共助し今後の地域安全安心にもつながればと思います。」とあいさつすると、JC理事長は「会員には専門的な技術を持つものがおり、迅速に活かせますし、全国の会員に協力をお願いすることもでき、地域のために有益になるように貢献したい。」と述べた。さらに金井重信JC副理事長は「これまでJCは災害時に協力はしてきたが、この締結により町からの要請で確実にしっかりとした支援体制ができる」と話した。


軽井沢WEBへ戻る

「見直し必要?」太陽光発電施設の設置基準、自然保護審議会が協議

2014年11月25日 14:59

 軽井沢町の諮問で自然環境の保全について審議する、軽井沢町自然保護審議会が11月20日、地上の太陽光発電施設の設置基準について協議した。「大小問わず、この半年で設置の相談件数が増えている」と、町が委員に設置基準の見直しについて意見を求めた。

 町は大規模太陽光発電施設に対応するため、2013年3月に設置基準を設けた。「特定道路から望見できない場合を除き、第一種低層住居専用地域には設置できない」ことや「保養地域では敷地境から10m後退、保養地域以外では5m後退させる」などと定めている。また、設置面積が1000㎡を超える大規模太陽光発電施設については、同審議会に意見を聞くとの記載もある。

 9月には、発地馬取地区の99633㎡の敷地(施設設置面積は59745㎡)で太陽光発電施設の設置計画が持ち上がり審議会で議論。委員で賛否が分かれたが、最終的には「基準に合っている」と設置を認める答申をした。この日の審議会でも、塩沢地区と追分地区でそれぞれ、1000㎡を超える設置計画があると生活環境課の職員が報告した。
141125.JPG
 委員からは、「設置場所の周辺環境にもよるので、現行の基準で、計画が出たらその都度審議を重ねていくべき」と改正に慎重な意見があった一方、規模の大きさについて制限がないことから「上限を定めて、もっと厳格なものにするべき」「一定規模以上の計画には環境アセスメントを義務づけるべき」などの声もあった。

 町は審議会で出た意見を参考に、改正するかどうかも含め意見をまとめ、次の審議会で報告する。この日は他に、審議会の委員4人らで作る自然保護対策優良事業認定部会が「緑の景観賞」を選考したことを報告。6件の応募の中から、南ヶ丘の筒井邸、追分の荻原邸を特別賞に選んだ。

(写真:緑の景観賞「特別賞」に選出された筒井邸)

軽井沢WEBへ戻る

大雪に備え、町購入の除雪機19台各地区へ

2014年11月21日 18:29

141121-01.JPG
 軽井沢町が購入した19台の除雪機を各地区へ引き渡す貸与式が11月21日、町役場の駐車場で開かれた。貸与を受ける地区の役員らが参加し、使い方の指導を受けた。

 除雪機は中軽井沢に6台、新軽井沢に5台のほか、三ツ石、上発地、風越団地、つくしヶ丘、塩沢、南ヶ丘、星野、油井に各1台ずつ貸与。道路の歩くスペースを確保するために使用する。町が各地区に除雪機が必要かどうか問い合わせ、主要道路2kmにつき1台となるよう割り振った。

 除雪機はヤナセ製の「スノースロワーY8-11GX」(定価70万7400円)。小型の手押し式で、除雪幅は80cm。最大で1時間65トンを除雪する。19台の購入総額は912万9348円。各区の公民館や民家の空き倉庫などで管理し、燃料のガソリン代は区で負担する。

 貸与式のあと、ヤナセの担当者が使い方や注意点などを説明。「雪と一緒に石が飛ぶことがあるので、周りに人がいないか十分注意して」などと指導した。中軽井沢区の中で地区の班長を務める渡辺政男さんは「昨シーズンの豪雪のことがあるので、除雪機があるのは心強い。区の人たちにも使い方をしっかり伝えたい」と話した。

 軽井沢では今年2月、99cmの積雪を記録。主要道路では多くの車が立ち往生し、全面通行止めとなるなど混乱を招いた。歩道でも除雪が間に合わず、町内小中学校は3日間休校した。

軽井沢WEBへ戻る

ミス・ユニバース長野大会 ファイナリストお披露目会

141121.JPG 
 「2015ミス・ユニバース・ジャパン長野大会」のファイナリストお披露目会が11月20日、ホテルサイプレス軽井沢で行われ、12人の女性が最終選考への決意を述べた。
 43通の応募の中から書類審査、面接を経て12名がファイナリストに選出され、うち8名が長野県出身(上田市、飯田市、飯山市、須坂市、長野市)。長野市出身の髙木まどりさんは、「長野県出身なのを誇りに思う。代表になって、大好きな長野をPRしたい」と力強く語った。
 候補者は10月下旬から長野市、千曲市、軽井沢町、松本市で外面と内面を磨くグローアップセミナーを続けてきた。軽井沢町ではマナーレッスンなどを行い、ホテルサイプレス軽井沢総支配人の稲田和恵さんは温泉とミネラルウォーターについての講義をした。
 長野代表を決める最終選考会は11月30日、長野市内のホテルメルパルク長野で行われる。

軽井沢WEBへ戻る

大賀ホールで第5回体験コンサート

2014年11月20日 10:51

141120.jpg 
 軽井沢大賀ホールは11月24日、今年で5回目を迎えるステージ体験コンサートを開催する。プロ・アマチュア両方を対象に、日ごろ培ってきたものを舞台で披露するチャンスを設ける目的で、毎年行っている。
 今年は独学で作詞曲を開始し、精力的に活動するしほりさんのピアノ弾き語りや、「雪化粧」によるバンド演奏、「くもばDUO」の弦楽二重奏、川添由梨香さんによるピアノ独奏が予定されている。

軽井沢大賀ホール 第5回ステージ体験コンサート
日時:11月24日(月・振休)14:00〜
出演:しほり(ピアノ弾き語り)、雪化粧(バンド演奏)、The BeatJuliet(バンド演奏(ザ・ビートルズコピーバンド))、川添由梨香(ピアノ独奏)
全席自由・入場無料
問い合わせ:TEL0267-42-0055

軽井沢WEBへ戻る

浅草で軽井沢の作家による作品展

2014年11月19日 10:17

141119.jpg
 軽井沢に制作の拠点をもつ作家からなる「軽井沢アートコントラーダ」が、浅草で作品展を行う。陶芸家の青木智恵子さん、猪狩喜永さん、上野隆幸さんをはじめ、軽井沢森の雫(木工)、STUDIO羽65(染織)など多様な作家作品が集まる。会場はギャラリー丸美京屋で、24日(月・祝)まで開催。

軽井沢逸品倶楽部2014
期間:11月21日(金)〜24日(月・祝)
会場:ギャラリー丸美京屋
問い合わせ:TEL090-9668-4998(軽井沢アート・コントラーダ)

軽井沢WEBへ戻る

アジア初、軽井沢国際カーリングがワールドツアー大会に

2014年11月14日 14:56

 12月18日に軽井沢アイスパークで開幕する「軽井沢国際カーリング選手権大会」の実行委員会が11月13日、風越公園総合体育館で記者発表会を開いた。16回目を迎える今大会から、アジアで初めてワールドカーリングツアー(WCT)に参加することなどを発表。大会実行委員長の柳沢俊彦さんは「国内のチームには、世界のレベルを知って技術向上の場にしてほしい」と話した。

 大会には国内外より男子15、女子12のチームが参加。女子はソチ五輪金メダリストのカナダ、世界選手権金メダリストのスイスが出場。男子も世界選手権3位のスイス、4位のカナダの参加が決まった。地元軽井沢から、男子は世界選手権5位の「SC軽井沢クラブ」のほか、「軽井沢CC」「長野県CAJr.」、女子は日本選手権4連覇中の「中部電力」が出場する。賞金総額は前年の200万円から500万円に増額される。
141114.JPG
 WCTは1992年にスタートし、これまで男子は年間約60大会、女子は約40大会が、北米、欧州で開かれている。入賞するとポイントがつき、世界ランキングが決まる。日本のWCT運営責任者の小林宏さんは「世界のトップカーラーが真剣な戦いができる大会を日本でも開くため、昨年から交渉を続けてきた」とWCT参加の経緯を説明した。

 会見には選手の代表として「中部電力」の藤沢五月さんも出席。「世界でも限られたチームしか出場できないワールドツアーが、軽井沢で行われることを嬉しく思う」。ソチ五輪のチャンピオン、カナダチームが出場することについては「信じられない。決勝で戦えるといい」と話していた。

軽井沢WEBへ戻る

町内での落ち葉たき火自粛解除

 2011年3月の東京電力福島第一原発事故の後、県が町に要請していた落ち葉のたき火自粛が、今月10日に解除された。
 10月16日に湯川ふるさと公園で摂取した落ち葉を長野県環境保全研究所が調査した所、1キロあたりの放射性セシウム134は6.2ベクレル、同137は12ベクレルで、合計18ベクレルという値だった。落ち葉の焼却に係る放射性セシウムの評価基準は定められていないが、利用形態が似ている薪の指標値(1キロあたり40ベクレル)を下回る結果だったので、自粛要請が解かれることになった。
 腐葉土等の原料としての落ち葉の使用については、土壌中の放射性物の濃度が上昇する可能性があるため、一般住民を含め生産、出荷および施用を控えるよう呼びかけられている。

軽井沢WEBへ戻る

フランス料理レストランのオーナーシェフ、軽井沢高校で講義

2014年11月13日 11:58

141113.JPG
 軽井沢町でフランス料理レストラン「オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ」と「ピレネー」を経営する小沼康行さんが11月10日、軽井沢高校3年グローバルスタディコースの「観光」の授業で特別講師を務めた。これまでの経歴を振り返りながら、シェフを志した経緯やレストラン経営について語り、来春卒業する生徒を励ました。

 小沼さんは東京の有名レストランで修業を積み、ホテルの料理長などを務めたのち1996年、軽井沢に自身のお店をオープン。修業時代は一年間ほぼ休みなく働いたが「苦ではなかった。仕事は楽しいと思えば天国、辛いと思えば地獄」と話した。

 生徒からの「シェフをやっていて良かったと思うときは」という質問には「気持ちを込めて一生懸命やったことが、評価されたとき」と答えた。講義の最後には「何でも器用にやりこなすより、この道で生きていこうという信念が大事」とエールを送った。生徒の大井千華さんは「ホスピタリティーに対する独自の考えを聞いて、レストランにぜひ行ってみたいと思った」と話していた。

軽井沢WEBへ戻る

星野エリアでクリスマスタウン軽井沢2014開催

141113jpg.jpg
 11月15日(土)から、星野エリアでクリスマスタウン軽井沢が始まる。
高さ6mのクリスマスツリーに明りが灯る軽井沢高原教会では点灯式が期間中毎日行われ、ハンドベルコンサートやクリスマスキャンドルづくりなどのイベントがある。
 もみの木広場では高さ10mのシンボルツリーが輝き、クリスマスマーケットや、期間限定の森のスープ屋さんが開かれる。
詳細は星野エリアHP

クリスマスタウン軽井沢2014
期間:11/15(土)〜12/25(木)
場所:星野エリア
主なイベント:
●軽井沢高原教会  11/29(土)〜12/25(木)
クリスマスイルミネーション点灯式:17:00〜、
ハンドベルコンサート:毎週金・土・日曜、12/22(月)〜25(木)
クリスマスキャンドルづくり:11/29(土)〜12/19(金)
●もみの木広場 11/15(土)〜12/25(木)
クリスマスマーケット:
12/6・7・13・14、20〜25
サンタクロースのソリに乗ろう!:11/15(土)〜12/25(木)

軽井沢WEBへ戻る

戦火免れたドイツ人形「トロイメルヘン」、エルツおもちゃ博物館に寄贈

2014年11月11日 14:23

141111.jpg
 神奈川県鎌倉市などで雑貨店を経営する渡辺しのぶさんが11月5日、ドイツの抱き人形メーカー「ケテ・クルーゼ社」の初期の作品「トロイメルヘン(夢見るみどりご)」をエルツおもちゃ博物館に寄贈した。

 人形は「ケテ・クルーゼ社」を創業したケテ・クルーゼ夫人(1883-1968年)が1935年、ドイツを訪れた人形研究家の故守屋三郎さんに贈ったもの。守屋さん亡き後は、親族である渡辺さんの母、松岡潤子さんが譲り受けた。松岡さんが亡くなって20年間、娘の渡辺さんが保管していたが「いつまでも誰の目にも触れられないのはかわいそう」と、毎夏訪れていた、同博物館への寄贈を決めた。

 「トロイメルヘン」は布製で、長さ47cm、重さ3kg。赤ちゃんが、すやすやと眠っている姿を表現している。渡辺さんはほかにも、守屋さんがクルーゼ夫人から譲り受けた3体の人形、夫人と守屋さんの書簡、2人が写った写真なども合わせて寄贈した。

 守屋さんが1946年、「トロイメルヘン」について綴った書類には、1945年の東京への空襲で自宅が焼失したが「余はトロイメルヘンのみ抱きて猛火中をのがれ九死に一生せり」と、人形を何より大切にしていた様子が窺える。

 渡辺さんは「寂しさも少しある。人形が展示されるときは、また会いにきたい」。寄贈の申し出を二つ返事で受けたという土屋芳春館長は「世界的にも人気のある人形。大切にしたい」と話した。人形は2015年3月1日からの春の企画展で展示する。

(写真:ドイツ人形「トロイメルヘン」を抱きかかえる渡辺さんと土屋館長)

軽井沢WEBへ戻る

「具体」の魅力に迫る ニューアートミュージアムで「具体人」展

2014年11月07日 13:46

141107%E2%91%A1.jpg
 軽井沢ニューアートミュージアムでは、10月1日から「具体人 in Karuizawa」展を行っている。11月5日に開かれたレセプションでは、同企画展で作品を展示している作家や、展示会監修者らが会場に駆けつけた。
 監修者のひとりの本江邦夫さんは、1954年に芦屋で結成された前衛芸術グループ「具体美術協会」について、「海外では盛んに研究されているが、日本本来の『具体とは何か』、を考えていく必要がある」と話した。1961年に「具体美術協会」の会員となり、1972年の解散まで在籍した向井修二さんは、自身の作品について説明をしながら、「『わかる』、『わからない』ではなくて、『好き』か『嫌い』か、で見てください」とコメントした。
141107.jpg
 1955年に具体メンバーに加わった鷲見康夫さんは、美術館一階の一角を利用してパフォーマンスを披露。そろばんなどを使って作品を仕上げていくダイナミックな姿に、参加者は時おり歓声を上げながら見入っていた。
 同企画展では、「具体美術協会」創設者の吉原治良の作品を始め、現在も精力的に活動を続ける上前智祐や名坂有子、名坂千吉郎などの作品を展示。来年以降は前川強や松谷武判などの作品を展示予定。

具体人 in Karuizawa
期間:開催中〜2015年9月23日(水)
料金:一般1500円
問い合わせ:TEL0267-46-8691
軽井沢WEBへ戻る

上野隆幸さん作陶展

2014年11月06日 14:39

141015.jpg
 軽井沢で活動する陶芸家・上野隆幸さんの作陶展が開かれている。
 会場では炭化焼締焼成・粉引刷毛目の花入れや秋刀魚皿、オブジェなどの作品約150点を展示する。9日まで開催。

上野隆幸作陶展
会場:ホテルリゾートヒル千ヶ滝 ロビー
会期:11月6日(木)〜9日(日)
展示作品:炭化焼締焼成・粉引刷毛目の花入れ、秋刀魚皿、豆皿、酒器、時計、オブジェなど
問い合わせ:TEL.0267-45-0766

軽井沢WEBへ戻る

軽井沢プリンスホテルスキー場、2コースで営業スタート

2014年11月01日 10:49

141101.JPG

 軽井沢プリンスホテルスキー場が11月1日、県内で最も早く今シーズンの営業を始めた。8時半のオープン時、雨にも関わらず、会場には約300人のスキーヤー、スノーボーダーが集結した。

 オープニングセレモニーでは、アルペンスキーヤーの岡部哲也さんらがデモ滑走。軽井沢プリンスホテルの小山正彦総支配人は「今年のスローガンは笑顔。楽しいスキー場を作っていきたい」とあいさつした。カウントダウンでオープンが告げられると、来場者は一斉にリフト乗り場へ向かった。

 信濃町から父子で訪れた小学2年の小松紅璃さんは、今シーズン一本目を滑り終え「山になっているところを滑るのが楽しかった。私はこけずに滑れたけど、父ちゃんはこけていた」と話した。

 シーズン始めは「くりの木コース」と「プリンスゲレンデ」2コース・リフト2本の営業。全10コースで滑走可能になるのは12月下旬から。前年までに引き続き、小学生以下のリフト券の無料を継続。軽井沢の人気イタリアンレストラン「トラットリアプリモ」のパスタ専門店が11月22日から、スキーセンター2階で営業を始める。2016年4月5日までの営業期間で、昨シーズンの26万人を上回る、28万人の来場を見込んでいる。

軽井沢WEBへ戻る

カテゴリー

アーカイブ