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特殊詐欺未然に防止、コンビニ店員らに感謝状

2015年09月29日 17:57

 軽井沢警察署は9月29日、特殊(架空請求)詐欺被害を水際で防止したとして、ローソン軽井沢東店と同店従業員の紫美奈子さんに署長感謝状を贈った。

 紫さんは9月2日19時頃、クレジットカードとメモ書きを手に来店した町内の70代女性に「ATMでお金を下ろせますか」と声をかけられた。ATMの場所を案内すると、女性が「下ろしたお金で42万円分のプリペイドカードを購入しないといけない」と話し、金額が大きかったことから「それって、怪しくないですか」と詳しい事情を聞いた。

 女性が「アダルトサイトの未払いで、払わないと裁判になってしまう」と訴えたことから、紫さんは詐欺と確信。警察に相談するよう勧め、特殊詐欺被害を防いだ。女性の携帯電話には同日18時半頃、架空請求のメールが届いていた。
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 紫さんは「おかしいなと思ったことを、そのまま言葉にしたのが、結果的に被害を防ぐ形になって良かった」。同店では日頃から、系列店舗などで詐欺の事例などがあると、従業員全員で情報を共有するようにしていた。店長の浅賀しのぶさんは「店員に声をかけやすいお店の雰囲気を作っていくことが大事。これからも同じような方が来られたら、従業員全員で防いでいきたい」と話していた。今年の軽井沢町内の特殊詐欺は9月29日までに2件発生している。

(写真:署長から感謝状を受け取る紫さん、左は店長の浅賀さん)

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東京五輪・パラの練習場誘致へ 推進委キャッチフレーズ募集

2015年09月25日 14:20

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 軽井沢町や軽井沢旅館組合、軽井沢町体育協会などで作る「2020年東京オリンピック・パラリンピック練習場誘致推進委員会」は9月25日、軽井沢町役場で4回目の会合を開いた。委員ら15人が練習場誘致に向けたキャッチコピー募集の実施要項を確認し、事務局(町総務課秘書広報係)から誘致活動の報告を聞いた。

 キャッチフレーズは、練習場を誘致するのに合わせ、町内の気運を高め、軽井沢の魅力を町内外に発信するのが目的。文字数は最大20文字程度(記号も1文字に数える)。「オリンピック」「オリンピアン」「パラリンピック」「Tokyo2020」などの文言や、「2020年開催」「4年に一度」など、オリンピック・パラリンピックを連想させる言葉は使用できない。プロ、アマ問わず、誰でも何作品でも応募可能。詳しい応募方法などは9月中に町のホームページで発表される。11月30日必着で、同委員会が12月に審査する。

 事務局は7月下旬、軽井沢町の姉妹都市(カナダ・ウィスラー市、ブラジル・カンポス・ド・ジョルドン市)がある2国の駐日大使館と、2国各8の競技連盟(軽井沢で練習可能なバドミントン、バスケットボール、ハンドボール、柔道、卓球、バレーボール、テニス、ゴルフ)に、軽井沢町を紹介するDVDと風越公園のパンフレットを送付したことを報告。駐日カナダ大使館からは「カナダ本国へ情報提供し、本国より依頼があれば練習場の誘致希望を表明している各自治体に知らせる」と連絡があったという。駐日ブラジル大使館、各競技連盟からは、現段階で連絡はない。

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安保法案反対 軽井沢アクションが第2回集会を開催

2015年09月19日 17:28

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 安保法案の反対運動を展開する「軽井沢アクション」は9月19日、9月5日に引き続き2回目となる集会を軽井沢町役場前で行い、町民ら約100名が集まった。
 スピーチに駆けつけた寺島義幸元衆議院議員は今月17日に参議院の特別委員会で安全保障関連法案が可決されたことについて、「許容できない暴挙だ」とし、「廃案・政権打倒に向け、今日からがスタート」だと述べた。軽井沢町議会議員の土屋浄さんは、自身が町議会に提出した「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」の可決に触れ、「反対議員が15人中たったの2人だったことには驚いた。この活動も政治に働きかける力になっていると思う。今日からまた頑張っていこう」と呼びかけた。
 参加者は中軽井沢駅周辺の約1.6キロを行進。その後参加者の一部は観光客で賑わう軽井沢本通や軽井沢銀座を自転車で走り、平和を訴えるアピールを行った。
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岩手県大槌町から大槌学園の生徒6人軽井沢へ 中学文化祭で支援の感謝伝える

2015年09月18日 14:36

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 軽井沢町が継続支援をしている東日本大震災の被災地岩手県大槌町の小中一貫校「大槌学園」の生徒が9月17日から軽井沢に滞在している。19日まで町内を観光したり、軽井沢中学校の文化祭に参加するなどして過ごす。

 訪れているのは中学部9年生(中学3年に相当)の6人と引率教諭2人。17日は軽井沢町役場で藤巻進町長らと懇談した。「大人になっても大槌町で暮らしたいと思うか」と町長が質問を投げかけると、生徒は「都会より田舎の方が好き。離れることがあってもいずれは戻ってきたい」「小さい町なので職業が限られる。やりたい仕事がなかったら出て行くが、祭りのときなどは帰ってきたい」などと答えていた。

 18日は軽井沢中学校文化祭「からまつ祭」で、震災の語り部として、大槌学園の岡本さくらさんと、小野寺観輪さんが発表。「被災地から伝えたいこと」をテーマに、今の大槌町の様子、学校生活の現状などを全校生徒の前で語った。町が抱える問題点について「新しい居住地でのコミュニティー形成が上手くできず苦しんでる人が多くいる」「『一戸建て再建の際に支援金がもらえなくなる』などの理由で、公営住宅の入居者が増えない」などを挙げた。
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 最後には「軽井沢の皆さんに沢山の支援を頂き、人と人の繋がることの大切さを改めて感じている。復興し強くなった大槌町を実際に見に来てほしい」と伝えた。発表を聞き、軽井沢中学3年の小宮山峻平君は「大槌町の人がどういう気持ちで、どのように過ごしているか、知ることができて良かった」と話した。

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軽井沢町キャラクターのルイザちゃん、一年後のG7交通相会合をPR

2015年09月17日 17:42

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 軽井沢町は9月17日、来年町内で開催するG7交通相会合(2016年9月24・25日)のPRを軽井沢駅南北自由通路で行った。ドイツ・フランクフルトで初めての交通相会合が17〜18日、開かれているのに合わせ、一年後の開催地である軽井沢町をアピールしようと企画した。

 町企画課閣僚会合推進係の職員3人と、町のキャラクタールイザちゃんが、PRのために作ったチラシとクリアファイル、ポストカードなどを観光客らに配布。ルイザちゃんは、交通相会合の開催と自身のプロフィールを印刷した名刺も配った。

 観光のセミナーに参加するため、軽井沢を訪れた神奈川県藤沢市の清水誠さんはチラシを受け取り「交通相会合を機に、日本ナンバーワンの避暑地軽井沢を世界にPRしてほしいですね」と話した。町役場、観光振興センター、風越公園入口の3カ所には、同日より「G7交通大臣会合軽井沢開催」と書いた懸垂幕も掲げられた。

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軽井沢町議会、安保法案の廃案求める意見書可決

2015年09月16日 14:50

 軽井沢町議会は9月16日の定例会9月会議で、土屋浄議員が提出した「安全保障関連法案の廃案を求める意見書」を賛成13人、反対2人の賛成多数で可決した。

 意見書では、安全保障関連法案が今週中にも成立しそうな状況に対し、「『今国会での成立を急ぐことなく慎重な審議を求めた』軽井沢町議会の意見とは相容れない暴挙で、決して看過できることではない」と批判している。16日付けで内閣総理大臣、衆参両議長の三者に提出する。

 採決の直前に行われた討論で、意見書に反対する議員は「安保法制は憲法9条から逸脱したものではない。あくまでも専守防衛以上のことはしない、とはっきり言っている。日本の平和を守るのに必要な戦争防止法案である」。一方、賛成する議員は「今朝の朝刊では、早ければ今日中にも審議が打ち切られ、法案が成立する状況。これは町議会の意見書を真っ向から否定するもの。到底容認できるものではない」と意見を述べた。

 町議会は6月「安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書」を全会一致で可決している。

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歌う喜び分かち合う 軽井沢と石巻の合唱団が共演

2015年09月15日 18:57

150915.jpg 東日本大震災後から交流を続けている軽井沢シンフォニックコーラスと宮城県石巻市のかなん合唱団JOYが11月14日、軽井沢大賀ホールで2回目となる合同演奏会を開く。
 2011年震災後、軽井沢シンフォニックコーラスの団員が「合唱活動をしている仲間を支援できないか」と宮城県合唱連盟に連絡し、かなん合唱団JOYを紹介された。一時的ではなく、長く関係を育みたいという双方の思いから、2年ごとにそれぞれの活動地でコンサートを行うことを企画。2013年には石巻市北村の遊楽館で初の合同演奏会を開催し、200名以上の観客が訪れた。
 今回の公演では混声合唱「リフレイン」を合同演奏する予定。「金銭的な支援はもちろんのこと、多くの人に歌声を聴いてもらうことが何よりの励みになると思う。たくさんの人に足を運んでもらえれば」とシンフォニックコーラス団長の真崎隆治さん。

第2回山のまち、海のまち「こころのつながり」
軽井沢シンフォニックコーラス&かなん合唱団JOY ジョイントコンサート

日時:11/14(土)14:00〜
開場:軽井沢大賀ホール
料金:500円
問い合わせ:TEL090-1767-1529(寺田)

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「これからもお元気で」町内の米寿87人、100歳以上16人をお祝い

2015年09月12日 18:15

 敬老の日を前に軽井沢町は9月12、13日、今年88歳(米寿)に達した人と100歳以上の人へ祝い品などを贈った。藤巻進町長が家や施設を訪ね、町内の小学生が描いた絵とともに、米寿者にお米券8800円分、100歳以上の人に3万円の祝い金を手渡した。町内の米寿者は87人、100歳以上は16人(2015年末時点)いる。
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 12日、特別養護老人ホーム「かるいざわ敬老園」を訪問した町長は、「おめでとうございます。これからもお元気で」などと話しながら、施設の利用者で米寿の3人、100歳以上の3人に祝いの品などを贈呈した。

 1912(明治45)年生まれで今年103歳になった中軽井沢の西畑市平さんは、「誠に嬉しい限りです。皆さんに非常に感謝している」と喜んでいた。

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軽井沢町の中田裕美さん、陸上・砲丸投げで「INASグローバルゲームス」出場へ

2015年09月11日 09:58

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 9月21~26日、エクアドルで開かれる知的障害者の国際総合競技大会「第4回INASグローバルゲームス」(主催:国際知的障害者スポーツ連盟)に陸上競技・女子砲丸投げで出場する軽井沢町の中田裕美さん(31)が10日、藤巻進町長を表敬訪問し意気込みを語った。

 中田さんは、長野ろう学校高等部3年で砲丸投げを始めた。昨年のアジアパラ競技大会(韓国)では10.17mで銅メダルを獲得。今年5月の選考会で10.05mの記録を出し、代表に決まった。自己ベストは今年7月「日本パラリンピック陸上競技選手権大会」(大阪市)で出した10.26m。

 練習は、佐久総合運動公園陸上競技場で週3日行い、それ以外の日も自宅の庭で投げる姿勢などを確認。陸上競技が行われるエクアドル・ラタクンダ市は標高2700mの高地ということもあり8月に、他の陸上競技の選手と千畳敷を登山するなど合宿を積んだ。

 中田さんは「11mを超えてメダルを穫りたい」と語ると、町長は「環境が違うから体調に気を付けて頑張って」と激励した。

 INASグローバルゲームスは52の国と地域から選手1000人以上が集まる知的障害者の世界最高峰の総合国際大会。好記録を出すと、2016年のリオパラリンピックの出場権を得られる。陸上のほか、水泳、卓球、フットサル、バスケットボールなど9競技を行う。

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軽井沢別荘団体連合会が町長へ、三つの問題で要望書を提出

2015年09月10日 18:30

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 別荘団体や個人の別荘所有者で構成する軽井沢別荘団体連合会は、9月9日、藤巻進軽井沢町長へ別荘地の環境に関する要望書を提出した。

 軽井沢町が定めた太陽光発電施設の設置基準は「保養地(別荘地)には設置できない」となっているが、「特定道路から望見できない場合を除く」と書かれている。「別荘地はほとんどが特定道路(国道やバイパス)から見えない場所にあるため、この基準では別荘地に設置が可能となり、本来の保養の目的とはかけ離れた地域になる」として、同会は「特定道路から望見できない場合を除く」という一文をはずすことを要望した。

 また、自然保護審議審議会の委員について「別荘住民は1名しかいない。別荘地にからんだ問題が起きている中で、別荘住民の声が反映されないのはおかしい。多大な税金を払い軽井沢町を支えてきた別荘住民の声を取り入れてほしい」と要望した。

 最後に「伐採率」の制定を提案した。「美しい自然は軽井沢の財産。ここ何年か、皆伐される場所が目立つ。軽井沢の宝を失わないためにも、これ以上は切ってはいけないという伐採率を決めることを要望。例えば建ぺい率が20%の地域は30%(建築部分が20%、その周囲10%)という具体的な数字をあげて提案した。

 町長は要望書を受け取り、別荘地の樹木や景観、また、ドイツの視察などについて、同会の小林徹代表ほか3名の会員と和やかに会談した。

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町内小中学生応募の防犯ポスター、優秀作品を選出

2015年09月08日 18:06

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 軽井沢警察署と軽井沢町防犯組合連合会は9月8日、町内の小中学生から募集した防犯ポスターの審査会を開いた。町内3小学校の4〜6年生から106点、軽井沢中学2年生から9点が寄せられ、特殊詐欺への警戒、空き巣注意、万引き防止をテーマにした作品が多くを占めた。

 軽井沢警察署長や署員、軽井沢高校美術科の教諭ら計14人が、デザインや配色、ポスターのキャッチコピーなどから、学年ごとに最優秀賞と優秀賞を選出。軽井沢警察署のマスコットキャラクター「かリス君」の作者、冨永潤二さんも特別賞にあたる「かリス賞」を選んだ。
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 審査後、冨永さんは「良いなと思ったものが選出された印象。アイデアが面白い作品も多かった」と話した。入賞者には近く通知され、最優秀作品は長野県警察主催の防犯ポスターコンクールへ出品されることが決まっている。10月11日から行われる全国地域安全運動に合わせ、軽井沢警察署ロビーで入賞作品を展示する。

(写真右上:ポスターの審査風景 左下:選出された優秀作品の一部)

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「平和がいちばん」 町役場前で安保法案反対デモ

2015年09月07日 13:48

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  安全保障関連法案に対する反対集会「9.5安保法案反対!軽井沢アクション」が9月5日、軽井沢町役場前で開かれ、町民ら約140名が集まった。
 呼びかけ人のひとり、佐藤雅義元軽井沢町長は「憲法9条のおかげで、日本は戦争をせずやってこられた。廃案に向け力を合わせよう」と呼びかけた。
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 集まった人々は「NO!戦争する国」と記されたプラカードを手に中軽井沢駅前周辺をパレード。「戦争法案いますぐ廃案」「平和な日本、平和な軽井沢がいちばん」と通行人らに訴えた。
 事務局の赤井信夫さんは「想定より多くの人が集まった。今後も活動を続けていきたい。もっと若者にも興味を持ってもらえれば」と話した。賛同人のひとり、土屋浄軽井沢町議会議員は、「町全体の規模でデモを行うのは、おそらくこれが戦後初めて。革新的だし、それほどの事態だということ」と述べた。


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軽井沢の偉人の「yes!」テーマに、新たなラジオ番組スタート

2015年09月06日 16:58

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 TOKYO FM(東京都千代田区)が制作する30分のラジオ番組『yes!~軽井沢からの便り~』が9月5日、FM軽井沢(毎週土曜日18:00〜)などで放送が始まった。制作発表会と第一話の公開リスニングが同日、軽井沢タリアセン・睡鳩荘で行われ、脚本の北阪昌人さん、演出の伏見竜也さんが番組に込める思いなどを語った。

 番組は12月26日までの全17回で、きのこの製造・販売を行う長野市のホクト(長野市)がスポンサー。軽井沢にゆかりのある偉人を毎回1人取り上げ、その生き方や隠れた心模様をストーリー仕立てにして放送する。ナレーションは劇作家で俳優の長塚圭史さんが担当。偉人をイメージする音楽も4~5曲流す。

 北阪さんは『yes!』の番組名について、「自分に『よく頑張った、yes!』と、言えるような時間になればと思いを込めた。偉人たちが、辛いときに軽井沢からどう『yes』をもらったか描いていきたい」。伏見さんは、番組で使っている効果音は、ほぼ軽井沢で録ったものと明かし「遠くで鳴いている小鳥の声、上空の風の音など、軽井沢でマイクを向けていると、耳では聞こえない音が聞こえてくる。写真や本では気付かない音の世界を、便りとしてのせられたら」と話した。

 第一話ではジョン・レノンを偉人として取り上げた。9月10日放送の第二話は白洲次郎がテーマ。番組の公式HPではアーカイブを聞くことができる。

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NHK大河ドラマ「真田丸」、軽井沢町や上田市で撮影始まる

2015年09月05日 19:42

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 2016年1月スタートのNHK大河ドラマ「真田丸」の撮影が9月1日から長野県軽井沢町で始まり、続いて上田市などでも行われている。軽井沢町では1日、真田信繁(幸村)役を演じる主演の堺雅人さんと、真田家の家臣、矢沢三十郎頼幸役の迫田孝也さんが登場する、第一話のシーンを撮影した。

 2日からは上田市に場所を移して撮影を続け、5日はロケ地の真田氏本城跡(上田市)で取材会があった。堺さんのほか、信繁の生涯のパートナー・きり役の長澤まさみさん、信繁の初恋の女性・梅役の黒木華さん、信繁を慕う地侍・堀田作兵衛役の藤本隆宏さんも出席した。
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 堺さんは「『真田丸』は信繁の物語でなく、信繁をとりまく家族の物語。一つの一家が荒波の中どう過ごしていくかが、物語の核心になるので、メンバーの一員としてしっかり息づいていきたいと思っている」と意気込みを語った。

 また、8月に第一子となる長男が誕生し、役作りへの心境の変化があったかどうか問われると、「家族の物語を演じるにあたって、家族ができたことは非常に励みになる。何より一つの物語に入るというのも新しい家族ができたようなもの。スタッフ、キャスト全員が大きな家族だと思っている。力を合わせ、一年間和気あいあいと過ごしていきたい」と話した。

<他のキャストの第一声>

長澤まさみさん(きり役)
「信繁を支えていく“きり”という女性を、とにかく元気よく演じられたら。気候のいい日にロケを始めることができたので、この先も良いことが待っていそうな気がする」

黒木華さん(梅役)
「初めての大河を、この上田で迎えられて嬉しく思っている。堺さんの初恋の相手ということで光栄。現場の雰囲気も和気あいあいとしていて、これから一年間すごく楽しみ」

藤本隆宏さん(堀田作兵衛役)
「小学校5年生の頃に『風雲!大阪城』という漫画を読んでから歴史好きになった。上田の地で真田家の一員を演じられるのは最高なこと。この気持ちを忘れず最後まで演じていきたい」

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「人とのつながり必要」岩手県大槌町訪問児童・生徒の報告会

2015年09月01日 16:33

 東日本大震災の被災地岩手県大槌町を訪問した小中学生18人の報告会が8月27日、軽井沢町中央公民館で行われた。現地での交流を通じ感じたことを一人ずつ話し、大槌町の人にインタビューした映像なども流した。保護者や町関係者ら約70人が耳を傾けた。

 生徒らは8月3日から5日まで、岩手県大槌町に滞在。今年4月に開校した小中一貫校「大槌学園」や、会えなくなった人に思いを伝える「風の電話」があるオープンガーデン「ベルガーディア鯨山」、福幸きらり商店街などを訪問し、現地の人と交流した。

<児童・生徒から語られた報告の一部>
「支援とは物資を送ることだけではない。本当に大切なのは面と面で向き合い交流すること。大槌の皆さんは人とのつながりを必要としている」。
「『海があっての大槌』という言葉から、大槌の人にとって、海はかけがえのない特別な存在だとわかった。軽井沢の人に、大槌のことを知ってもらえるようこれからも頑張っていきたい」
「泊まる部屋から見た海はきれいな青に透き通り静かで、恐ろしい津波が起こったことが信じられなかった」。
「今必要なものを聞くと、皆さん『人が足りない』と口を揃えた。私たちができる支援は大槌の良さを多くの人に知ってもらい、大槌に足を運んでもらうことだと感じた」。
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 報告会の最後には、軽井沢中学が大槌町復興支援のポロシャツを作ったことを発表。黒色で大槌と軽井沢の頭文字「O」と「K」を矢印で繋げたピンクのプリントを首元後ろに施した。サイズはS~3L。料金は2000円。売り上げは全て復興の支援に役立てる。9月18日の軽井沢中学文化祭「からまつ祭」で大槌町の物産と一緒に販売する。

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軽井沢ナショナルトラスト 創立20周年式典を開催

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 軽井沢の歴史的建造物の保全に取り組む「軽井沢ナショナルトラスト」の創立20周年式典が29日、万平ホテルで行われ、会員をはじめとする約60名が参加した。
 大久保保会長は20周年を迎えたことについて、「軽井沢の歴史・文化に造詣の深い方々の助力のおかげ」と述べた。軽井沢ゆかりの建築家、アントニン・レーモンドに師事した北澤興一さん(北澤建築設計事務所代表)は来賓挨拶で、「レーモンドから引き継いだ軽井沢の新スタジオには、絵画やスケッチなどの膨大な資料が残っている。軽井沢の文化を物語るものなので、この地で保存したい」と話した。
 「軽井沢の価値」と題した講演を行ったエッセイストの玉村豊男さんは、「1983年から91年まで軽井沢で過ごした。現在暮らす東御市は坂が多く日差しも強いので、木陰の中を犬と散歩したことが懐かしい」と思い出を語り、「現在でも人口が増え続けている軽井沢は、特殊な歴史の上にありながら、新たに輝く時代がくるのではないか」と期待を寄せた。
 同団体は1994年10月に「別荘建築等保存調査会」として発足。重要建築物の保存や、軽井沢の歴史や文化の周知活動に尽力してきた。
 
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