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"軽井沢を生きがいと幸せを感じる町にするために"と
「軽井沢町民ネットワーク」が誕生

 

「軽井沢の将来はどうあるべきかを考える、
人と人のつながりを実現するサイト」が誕生。

軽井沢町内の様々な問題に取り組む各種団体の現況をサイトを通じて考えていこうというもの。各ホームページにもリンクしている。

http://karuizawa-tyoumin.net/

 

 

「美しい村」軽井沢
観光ロゴマークを募集

 堀辰雄の作品から発想を受けて定められた町の観光ビジョン「美しい村」。軽井沢観光協会ではビジョンを町内外に浸透させ、イメージアップにも繋がるようなロゴマークを募集する。
 
●募集内容:「美しい村」のロゴタイプ(「美しい村」の文字自体がマーク化されているもの、軽井沢の文字を同列に使用する、文字は縦用と横用の2種類)
●応募規定:A4サイズ(返却不可)
●賞金:採用1点10万円
●締切:2006年1月31日(当日消印有効)
●発表:2006年2月28日(応募者には書面にて通知。観光協会HP上に掲載)

●問い合わせ:軽井沢観光協会事務局 TEL 0267-41-3850

 

良好な自然・景観の保全育成に努めた4者、功績を讃え県知事が表彰。
軽井沢町長と長野県知事共同で新たな宣言も

表彰を受けた4者。左から、千ヶ滝湯川用水温水路沿線住民グループ代表者・荒井勝利さん、株式会社星野リゾート 代表取締役社長・星野佳路さん、長野県マスターアーキテクト・團紀彦さん、ワタベウエディング株式会社 代表取締役社長 渡部隆夫さん。

 軽井沢の良好な景観を保全・育成する取り組みに対する長野県知事による表彰と、軽井沢町長、知事の連名による「軽井沢まちなみメソッド宣言」が12月22日、軽井沢クリークガーデンで行われた。
 今回表彰を受けたのは、環境に配慮し、地域に根ざしたリゾート開発を行ってきた株式会社星野リゾート、県のマスターアーキテクトでもあり、軽井沢クリークガーデン建設に際し、助言を行うなど町に対し先進的な提案を行ってきた團紀彦さんら4組。星野リゾート社長星野佳路さんは表彰後の謝辞で「軽井沢守っていく必要があるのでは」と語った。

「軽井沢まちなみメソッド宣言」を読み上げる田中康夫知事と佐藤雅義町長。


  表彰に続き、町長と知事が「軽井沢まちなみメソッド宣言」の全文を読み上げた。今回の宣言は平成13年に知事賛同立ち合いのもと発せられた「マンション軽井沢メソッド宣言」の理念をさらに推し進めたもの。住宅
の密集を防ぐため、棟同士や隣地との間隔に規定を設けるなど、町の自然対策要綱を改正すること、公有と私有の隔てなく町全体へと景観創造の実践を広げ、軽井沢の景観を一体的に創り上げていくことなどが盛り込まれている。

(12月22日)

「軽井沢まちなみメソッド宣言」全文

 

町づくりを見据えた対策を
「軽井沢とニホンザル」
住民からのアンケートでは「ベアドッグとモンキードッグの兼用はできないのか?」などの質問もあった。

 軽井沢町中央公民館で12月12日、「『軽井沢とニホンザル』人と野生動物の関係を考えるシンポジウム」が環境省の助成事業により開催され、専門家による講演や、サル対策に取り組む他の自治体の事例報告、パネルディスカッションなどが行われた。
 
  日本獣医畜産大学羽山伸一助教授は講演の中で、サル対策の基本は誘因物の管理、物理的防御、追い払いであるとし、住民と行政が一体となった環境整備が望ましいと述べた。サル対策に取り組む群馬県妙義町役場の矢嶌豊農林課長は、日獣大の学生や協議会と共同で行ってきた具体的な対策を提示。
 
パネルディスカッションでは、佐藤雅義軽井沢町長やNPO法人ピッキオの樋口洋さんら7人がパネリストとして参加。住民からのアンケートを元に今後の対策を話し合った。その中で長野県短期大学上原貴夫教授は「直接的な対策も大事だが、町づくりを見据えた上でのグランドデザインを持った対策が必要」と語った。


(12月12日)

 

扇平湿地に残された貴重な植生を守ろう
住民シンポジウムを開催

あいにくの雪模様にも関わらず、80余名の参加者が集まった。

  軽井沢町で自然環境保護活動を続ける住民団体「軽井沢サクラソウ会議」(代表:今城治子)は、12月4日、軽井沢町中央公民館にて、シンポジウムを開催した。同団体は、南軽井沢の扇平地区で現在進められている別荘団地開発計画に対して、稀少植物の群生保全という立場から反対の声をあげ、町民にあらためて軽井沢の自然に対する認識を深めてもらおうと計画した。
 シンポジウムでは、専門家3人が講演を行った。このうち、信大理学部の島野光司・助教授は「生態系はなぜ必要か」と題し、「扇平に残るハナヒョウタンボクやサクラソウは、氷河期以降の軽井沢の地学史を物語る歴史的遺産としての価値がある」と語り、これら稀少植物保全の重要性を強調した。また、日本ナショナルトラスト協会理事の堂本泰章氏は、埼玉県などで行政と民間が共同で自然環境を守るための土地買い取り事業が行われた例を挙げ、「豊かな自然環境を守ることが町の財産であると謳っている軽井沢だからこそ、行政や、開発側の企業も一緒になって、問題に取り組んでほしい」と話した。
 会の結びには、開発予定地の自然環境について再度学術的な調査を行うこと、調査結果が公表されるまでは開発をストップすることなどを求め、県と町、業者側にそれぞれ要望書を提出することを確認した。

 

町中がイルミネーションで包まれる
「軽井沢ウインターフェスティバル2006」幕開け

「軽井沢キャロル」は、『ジングルベル』『アメージング グレイス』など3曲を披露。

 「軽井沢ウインターフェスティバル2006」が実行委員会の主催で11月26日に幕を開けた。軽井沢大賀ホールで行われたオープニングセレモニーでは、小中学生8人からなる「追分教会ハンドベルクワイヤー」のベル演奏や、「手のひらの会」による手話ダンスを織り交ぜた合唱などが披露され、軽井沢ラブソングアウォード2004グランプリ「the Betty」によるコンサートも行われた。
 
  この日会場に集まった約420人の中から抽選で選ばれた2名が
矢ヶ崎公園でシンボリックツリーの点灯用のスイッチを押すと、公園全体がイルミネーションに包まれ、集まった見物客からは歓声が上がり、早速写真撮影を楽しむ姿も見られた。

『マツケンサンバ』の替え歌『手の平サンバ』を体いっぱい使った手話ダンスで披露した「手のひらの会」。


  実行委員会の荒井宏会長は「今年は大賀ホールでセレモニーを開催することができ、いい出発を迎えられたのでは。毎週様々なイベントを用意しているので、多くの人に楽しんでほしい」と話す。ホワイトクリスマスin軽井沢事務局長の利根川泰三さんは、「今年からハウスデコレーションコンテストの代わりに、イルミネーションフォトコンテストを行います。家族や恋人と奮って参加下さい」と話した。

(11月26日)

約6000個の電球を使用したシンボリックツリー。サンタとトナカイの姿も。

「ホワイトクリスマスin軽井沢」の詳細はこちら

 

軽井沢高校で現役スチュワーデスが講演
熱意注ぐことができる仕事を自分も

 

 11月15日、軽井沢高校英語学科1年生と2年生の授業で、エールフランス客室乗務員である菊池恵子さんが講演を行った。客室乗務員を仕事に選んだいきさつや、仕事の魅力、辛い点、日本人とフランス人の習慣や考え方の違いなどが語られ、熱心にメモをとる生徒の様子が見受けられた。  
 
 
この講演は、国際社会の一線で活躍している人の話を生徒たちが聞くことで、自分の将来に広い視野を持ってもらおうと企画されたもの。英語科の宮崎清孝先生が、一昨年、県下の生徒20名を交流事業でフランスのサヴォワへ引率した際、機内で生徒たちにフランスの話をしてくれたのが菊池さんだった。
 
菊池さんが高校生の前で講演を行うのは今回2度目。「生徒さんの心に残る話ができればと心掛けました。高校生の力になれるよう、これからも機会があれば行っていきたい」と菊池さん。  
  授業後、生徒からは「自分の仕事に誇りと探求心を持って取り組んでいる姿がすごい」「菊池さんのように、熱意を注ぐことができる仕事を自分も見つけたい」などの感想があった。

(11月15日)

 

「祝・紀宮様ご結婚」
町内でユウスゲの記念配布とコンサート

 11月15日に行われる、紀宮清子内親王殿下と黒田慶樹さんの結婚式に合わせて、軽井沢観光協会と町商工会では、ユウスゲの苗と種を記念配布した。

一段と冷えこんだ朝にも関わらず、大勢の希望者が列を作った。

 朝10時から、軽井沢駅自由通路で配布されたのは、ユウスゲの苗が200株、種が390袋。これらは、天皇皇后両陛下が、一昨年に町植物園を見学された縁で、皇居で採取され植物園へと送られた皇室ゆかりの貴重なもの。
 当日は朝早くから人々が列を作り、紀宮様が皇居を出発される10時ちょうどに、「おめでとうございます」という発声と共に配布が開始された。
 荒井宏観光協会長は、集まった人々に「せっかくの貴重なものなので、大事に育ててください」と声をかけていた。

取材スタッフも記念の苗をいただいてきました。大事に育てていきたいです。

 また同じ日の夜19時からは、国際的ヴァイオリニストで皇室とも親交のある前橋汀子さんによるお祝いのコンサートが、軽井沢大賀ホールを舞台に開かれるなど、軽井沢町内は、昭和63年まで、毎夏のようにご静養の地として軽井沢を訪れ、町民との親交を深められた紀宮様へのお祝いムード一色に染まる。

(11月15日)

 

紅葉見ながら初滑り
軽井沢プリンスホテルスキー場オープン
インストラクターのストックのトンネルをくぐりぬけ、滑走してくる伊藤正久さんと聖子さん。

 軽井沢プリンスホテルスキー場が、11月1日に長野県でトップをきってオープンした。オープニングイベントでは、プロスキーヤーの岡部哲也さんを先頭にしたインストラクターによるデモ滑走の後、10月29日に結婚式を挙げたばかりの埼玉県在住、伊藤正久さんと聖子さんが、ウエディングドレスとスーツ姿でのスノーボード滑走を披露し、集まった観客から祝福を受けた。新婦の聖子さんは「タイミング良くお話を頂いて、スキーウエディングができて嬉しい。今日もこれから時間が許せば滑りたい」と話した。 イベントが終わると、この日を待ち望んでいた人たちが、早速初滑りを楽しんでいた。
 
今年から人工増雪機が4基増設されたことにより、オープン初日から2コース・リフト2本営業が可能になった軽井沢プリンスホテルスキー場。今なら紅葉を見ながら、スキーやスノーボードを楽しむことができる。


●軽井沢プリンスホテルスキー場:TEL 0267-42-5588

 

『美しい村・軽井沢スロースポーツライフ事業』
説明会・キックオフセレモニーが行われる

今年7月に経済産業省サービス産業創出事業に選ばれた『美しい村・軽井沢スロースポーツライフ事業』の説明会が、地元関係者や関連企業の人達を集めて10月12日、スカップ軽井沢にて行われた。低迷する従来型のサービスとは異なった観点で、スポーツを通じて軽井沢に集客・交流の場を設け、新たな軽井沢の滞在型を提供することで地域の発展に貢献していこうというもの。主催のNPO法人スポーツコミュニティ軽井沢クラブは「スポーツコンシェルジュ」(スポーツイベントやツアーなどを計画する際にあらゆる要望について相談にのり、情報提供を行う)、「スポーツコミッション」(スポーツ団体・市民団体・学校・企業などのスポーツイベントや合宿などを軽井沢に誘致する)、 「スポーツ版人間ドック」(科学的に分析、専門家の助言も取り入れる)、「専門コーチサービス」(プロを招いてトップレベルの指導を受ける)、「スポーツライフツアー」(スポーツだけではなく宿泊・観光などを組み合わせて軽井沢を楽しむツアーを企画)と、5つの事業を展開していく。 また一般会員・ジュニア会員を募集中。ファン会員は無料で登録でき、イベント情報や観光スポット情報をいち早く知ることができる。

●お問い合わせ/申し込み先:NPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブ TEL 0267-42-7881

 

軽井沢町文化施設 無料公開のお知らせ

 軽井沢町教育委員会では、地域の教育・文化の向上と関心を深めてもらうため、11月3日の「文化の日」、町内の9つの施設を無料公開する。
 これまで「実は行ってみたことがなかった」という地元の方も、紅葉時期の散策をかねて、この機会に軽井沢の歴史や文化に触れてみよう。

重要文化財・旧三笠ホテル

●開催日:11月3日(祝)文化の日
●時 間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
●対象施設:
*重要文化財・旧三笠ホテル
*歴史民俗資料館
*資料館分室 市村記念館
*追分宿郷土館
*堀辰雄文学記念館
*軽井沢型絵染美術館
*(旧)軽井沢駅舎記念館
*軽井沢オリンピック記念館
*軽井沢町植物園

 

北軽井沢「アトリエSTAY」の仲間展
御代田の「茶味庵」にて開催中

 

 御代田町にあるギャラリー・カフェ「癒しの空間 茶味庵」にて、10月7日〜12日まで、北軽井沢の「アトリエSTAY]のメンバーらによる作品展が開催されている。
 今回、展示されているのは、「アトリエSTAY」の代表・荒井静枝さんのポタリーペイントのほか、トールペイントや押し花アート、陶板の作品など様々。独特のブルーの色彩が美しい絵付けの皿は、ひとつ完成させるのに1ヶ月ほどかかるものもあるという。また、立体の作法をもちいた色鮮やかな額入りの押し花アートなど、見ごたえのある作品が並ぶ。
 天気のよい日には、八ヶ岳を一望する展示スペース。喫茶もできるので、アート鑑賞とあわせて楽しみたい。

●癒しの空間 茶味庵:TEL 0267-32-3252

 

「軽井沢ラブソング・アウォード2005」
グランプリは大坂府の南聡次さんに決定

準グランプリを受賞した川越市のウチダトモヒロさんとサイン・ダンサー。手話を取り入れたダンスをバックに「あい らぶ ゆう」を歌った。

 軽井沢大賀ホールで 10月2日、「軽井沢ラブソング・アウォード2005グランプリコンサート」が開催された。3回目となる今回は北海道から沖縄まで全国から527曲の応募があり、2度の審査を通過した15曲がこの日、生演奏された。グランプリは、空飛ぶ鳥と、愛しい人を力強く歌い上げた大阪府池田市の南聡次さんの「バード」に決定した。南さんは昨年もエントリーし、16位と2次予選で敗れている。受賞者インタビューで南さんは、「全く予想していなかった。作詞してくれた真瑠世想さんのおかげ。本当に嬉しい」と述べた。  

 入賞は果たせなかったものの、軽井沢町民で唯一グランプリまで残った鈴木弘明 さんの「花の名前」は、楽器を使わず、予め録音された鈴木さん自身の17種類の声が伴奏となった興味深い曲だった。審査委員の話によると「どの曲も素晴らしく、票が割れ、僅差だった」とのこと。

グランプリ発表の瞬間。観客からは惜しみない拍手の喝采が。

 コンサートの模様は、10月30日午後2時から長野朝日放送で放送される。


●軽井沢ラブソング・アウォード実行委員会:TEL 0267-41-3871 

 

 

 

カメってどんな生き物?
カメ博士が子どもたちにカメの不思議講座

カメを解剖する前の小菅さんの説明に耳を傾ける子供たち

 軽井沢中央公民館で9月3日、4日、化学・環境・エネルギーをテーマにした実験ショーなどを行う団体、ケミカルエンターテイメントが主催で子どもゆめ基金助成事業である講座が開催された。

 3日に行われた「カメ博士によるカメの不思議講座」ではNPOカメネットワークジャパン代表小菅康弘さんが講師となり、外来種の動物が日本に住み着いた場合、どのようなことが生じるかなど、子どもたちにわかりやすいようにスライドを使って説明を行った。  
  後半は2つのグループに別れ、特定外来生物に指定されているカミツキガメの解剖を行い、体の仕組みや何を食べているのかなどを勉強した。最初は恐がっていた子どもたちも、次第に馴れ、「カメってこんな内臓してるんだ。発見、大発見」など、初めて見るカメの内臓に驚きを隠せないようだった。  
  今後も季節ごとにイベントを開催する予定とのこと。

●ケミカルエンターテイメント代表島崎直也:TEL090-2203-7903