軽井沢WEB > 軽井沢のニュース

朝6:00から列に並ぶ人も
ドウダンツツジ、ブルーべりーの苗木無償配布

 軽井沢町は4月29日の緑の日、軽井沢町役場駐車場で緑化木の無償配布会を開催。ドウダンツツジと、ブルーベリーの苗木2本1セットで1000人分が用意され、9時から配布が開始された。 一番早い人では6時から並び始め、 9時7分には予定配布数終了で列が打ちきられた。この日はイチイ、シャクナゲ、ミツバツツジなどの実費即売会も行われ、駐車場は緑で溢れかえった。
 父親と7時から並び始めたという町内の小学校3年生は、両手に苗木2本を抱え満足気な表情を浮かべていた。
 
 この配布会を皮切りに町内各所で、若葉まつりに関連した行事が6月11日まで行われる。(詳しくはイベントページ参照。)   

●お問合せ:軽井沢観光協会事務局 TEL0267-41-3850

(4月29日)

 

「ヴィラ・リカバリー・プロジェクト」始まる

有島武郎の別荘を移築して、ライブラリーカフェとして活用

  軽井沢ナショナルトラストでは、『ヴィラ・リカバリー・プロジェクト』を4月に立ち上げた。これは、歴史ある別荘を手放さなければならない人と、そのような建物をほしい、借りたいという人を結びつけようという企画で、現在、建築が盛んな軽井沢では壊される別荘も多くなっていることから、歴史的文化遺産として価値ある別荘が消えてゆくのを少しでも防ごうというもの。

 扱う建物は、明治・大正・昭和前期までに建築された別荘を中心に、軽井沢ならではの趣ある建物や、軽井沢ゆかりの著名人のストーリーがある建物、建築学的に価値ある建物など。

ヴィラ・リカバリー・ライフを実戦する下重暁子さんの別荘(旧カニングハム別荘)

 情報はインターネットや会報、チラシなどで伝え、譲りたい人やほしい人を募る方針だ。また、不動産業者や別荘管理人からの協力により壊されそうな別荘の情報を得たいと話している。

 5月発行の会報では、吉村順三設計の旧カニングハム別荘で暮らす作家の下重暁子さんや、ヴォーリズ建築の別荘を所有する片岡秀之さんらの賛同を得て、ヴィラ・リカバリーライフについての紹介も行う。

●お問合わせ: 軽井沢ナショナルトラスト事務局 TEL0267-46-0055

(4月28日)

 

1世紀を超えて蘇る女性彫刻家の作品と生涯
メルシャン軽井沢美術館「カミーユ・クローデル」展

 メルシャン軽井沢美術館では、現在、「師ロダンとの愛の極限に生きた異彩の彫刻家」と題し、19世紀末のパリを舞台に活躍した女性彫刻家カミーユ・クローデルの作品を集めた展覧会が開催されている。
 巨匠オーギュスト・ロダンに才能を見いだされ、弟子・助手として師事、やがては愛人関係となり、激しい情熱と葛藤のなかで天才的な作品を生み出していったカミーユ・クローデルは、アーティストとして、また1人の女性として、1世紀以上を経た今も尚注目され、その波乱に満ちた生涯については映画化されたことでも有名。

 今回の展覧会でも、会場を5つの構成に分け、瑞々しい感性の中にも既に才能の開花を予感させる10代の頃の作品から、ロダンと出会い別れるまでを赤裸々に作品に表した「愛の時代」、"脱ロダ ン"以降に取り組んだ身の回りの世界を親密に取り入れた「室内の彫刻」、やがて徐々に精神に破綻をきたしながらも完成度の高い作品を生み続けた晩年に至るまで、彼女の生涯と照らし合わせながら鑑賞できるような工夫がされている。

 開催初日に行われたオープニングの式典には、今展覧会に作品を提供したカミーユ研究の第一人者であり、その弟ポール・クローデルの孫にもあたるレーヌ=マリー・パレス氏らが出席。パレス氏は挨拶のなかで 「彼女の作品はそれぞれが一編の『詩』のようなもの。何度も反芻させるようにじっくりと見てほしい」と語った。また、展覧会の監修を行った日本大学芸術学部教授の高橋幸次氏によるギャラリートークも行われ、一つ一つの作品に込められたカミーユの想い、背景にあるストー リーなどを解説した。

 展覧会は、5月21日(火)まで。会期中は、彫刻と創作舞踏を コラボレーションする異色のイベントも行われる。(詳しくはイベント・アートページを参照。)

(4月14日)

 

浅間石封じこめた斬新なデザイン
「歴史の道」の道標設置

大賀ホール前に設置された「大賀通り」の道標

 軽井沢観光協会が、2003年度から推進してきた「歴史の道」事業の道標が設置され、4月3日大賀ホール前で除幕式を行った。

 
道標は、ブティック外壁用にドイツで開発されたステンレスメッシュを網状に組んだ枠の中に、こぶし大の浅間石を敷き詰め、正面左には通りの名、上部には通りの解説文を記されている。
  歴史の道呼称は軽井沢ナショナルトラスト協力の下、軽井沢町観光協会が2003年12月に決定したもの。

 
道標のデザインを担当した藤田克美さんは「ステンレスという現代の素材に、浅間石という地元独特の素材を封じ込めて過去と現代、そして未来につなげるメッセージとなるようデザインしました。時間が経つにつれて、石に苔が付き、時の流れを感じ取れるように願っています。観光客もこの道標に書かれた名前の由来をたどって、ぜひ軽井沢の町を歩いてください」とコメント。  

ステンレスの中には浅間石が詰められている

(4月3日)

 

総合テーマは「ななつの愛」
「軽井沢ラブソングアウォード2006」作品募集

 全国40都道府県から527曲の応募があった昨年の「軽井沢ラブソング・アウォード」。4回目を迎える今年は「美しい人へ」「普通の人へ」「孤独な友へ」「森へ」「大地へ」「告白」「愛の喜び」の“ななつの愛”を作詞、作曲の主題としたラブソングを募集。
  応募受付は4月1日(土)〜5月31日(水)。
 
  詳しい応募概要は、軽井沢ラブソングアウォード実行委員会(TEL0267-45-1062)または公式HPまで。



(3月28日)

 

軽井沢観光協会 記念切手写真募集中

 事業開発委員会が、半世紀の節目にあたる50回目の総会を記念し、観光協会オリジナル切手シートを作成。そこで軽井沢の観光名所の写真を募集している。 風景、建物、動植物など、一目で軽井沢と判るもので、撮影した季節は問わない。切手シートは10枚綴りなので、10ヶ所の写真が選ばれる。写真は縦2cm、横2.5cmの大きさ。使用写真は、記念切手使用時のみ協会に使用権がある。謝礼は記念切手シート1枚。締切は3月10日(金)まで。

●お問合せ:軽井沢観光協会事務局 TEL0267-41-3850

 

 

世界レベルの試合を間近で
「軽井沢国際カーリング競技大会」

  アジアで唯一の国際選手権大会である「軽井沢国際カーリング競技大会2006」が2月1日、スカップ軽井沢で開幕した。開会式で佐藤雅義町長は「トリノに勝るとも劣らない熱戦を期待している」と述べ、野球の始球式にあたるファーストストーンを行い、ハウス中央に見事ストーンを投げ入れた。

 トリノオリンピックに出場するニュージーランド男子チームなど、世界8カ国から10チーム、国内からは全日本、ジュニア、県選抜の男女6チームが出場。3月の世界選手権での活躍も期待される地元の女子チーム「チームながの」も参加し、同日午後からハイレベルのゲームを繰り広げている。
  男女各8チームによる総当たり戦を2月1〜4日に行い、上位4チームが5日の決勝トーナメントに駒を進める。
  期間中は入場料無料。公式HPでは得点ボードが掲載され、各試合の途中経過をリアルタイムで知ることができる。 

(2月1日)

 

 

国内外の氷彫刻35体&形になった「夢のケーキ」
「軽井沢ウインターフェスティバル」

個人戦準優勝に輝いた平田浩一さん制作の「王者」

 1985年に「氷彫刻大会」としてスタートして以来、22回目となる「軽井沢氷彫刻国際展2006」が1月27〜29日に行われた。海外からの参加も含めた個人30名、町民の団体5組が制作した合計35体の作品が、軽井沢駅前通りに並んだ。
  個人戦優勝を飾ったのは、鮭の群れが波を立てながら渦巻いている様子を表現した東京都から参加の平田謙三さん。準優勝には謙三さんの息子である浩一さんが輝き、昨年に続き親子での1位2位受賞となった。また町民団体戦の1位には軽井沢万平ホテルチームによる「走れ!トーマス」が選ばれた。氷彫刻を体験できるコーナーや、アカペラグループによるコンサートなどもあり、会場となった駅前通りは大勢の観客で賑わった。  

完成した「夢のケーキ」の前で、パティシエと記念撮影

 
  28・29日には、小中学生が町内のパティシエと一緒に夢のケーキを作る「軽井沢スイーツコンテスト」が開催された。子どもたちは、自分で描いたデザイン画のケーキを忠実に再現しようと、パティシエのアドバイスに真剣に耳を傾けていた。
 
軽井沢西部小6年土屋早紀さんは、ハート型に作ったスポンジの上に黒田慶樹さんと清子さんの2人が並んだ「紀宮さまご結婚おめでとう!ケーキ」を制作。完成後は「すごい大変だったけど、イメージ通りできました」と土屋さん。
  同コンテスト実行委員会は昨年末、町内の小中学生を対象に「自分が食べたい、大好きな人に食べさせたいケーキ」のデザイン画を募集。84作品の応募の中からコンテストで制作する20作品を選んだ。
 
また会場には、同コンテストにも参加したパティシエ菊池和彦さんが2週間かけて作った砂糖菓子の大作「美しい村・森の音楽隊」が飾られ、集まった観客の注目を集めた。

白樺堂パティシエ菊池和彦さんによる「美しい村・森の音楽隊」

(1月29日)

 

迷い犬猫情報&新しい飼い主募集
佐久保健所

 佐久保健所では、飼い主と離れてしまった迷い犬猫の保護、やむを得ない理由で飼えなくなった犬猫の新しい飼い主の募集を行っている。ホームページでは犬猫の写真や特徴などを公開。HPはこちら

 

●お問合せ:佐久保健所 食品衛生課:TEL 0267-63-4191 

 

氷点下5度の中、冷水浴びる水行者
御代田町草越「寒の水」

 暦の上で最も寒いとされる1月20日の大寒に、御代田町草越で「寒の水」が行われた。「寒の水」は、「兎布」(ときん)と呼ばれるわらで編んだ冠を被ったふんどし姿の水行者が、地区内を回り、熊野神社に兎布を奉納するという伝統行事で、五穀豊穣、無病息災を祈願する寒行の一つ。

 
今年は18〜55歳の男性50数名が参加し、草越公民館を中心に設けられた5カ所の水汲み場で水をかぶり、氷点下5度という気温の中駆け回った。大声で気合いを入れながら、続けざまに頭から何度も水を浴びたり、大桶に飛び込み肩まで水に浸るといったパフォーマンスには、集まった観客から一層の声援と拍手が起こった。兎布を奉納し終え、公民館前の藁火で暖をとる水行者たちの表情からはほっとした様子が見られた。 

  「寒の水」に30年以上参加し続けているという地元出身の土屋和明さんは「冷水を浴びた後の体は冷たいと言うより痛い。水温より外気温の方が低いので、1回浴びると次を浴びなきゃいられなくなる。でも、気分爽快です」と話した。

(1月20日)

 

 

健康な人なら誰でもOK
除雪ボランティア募集

 屋根の雪下ろしなどは行わず、高齢者宅や公共施設の窓取り、玄関先の除雪などを行う。「雪で道幅が狭い」「除雪地までの案内が地元の人でないとできない」など、条件が悪い中での活動になることを承知の上、参加ください。健康な人なら誰でも参加可能。

●募集期間:1月7日(土)〜31日(火)
●活動時間:9:00〜15:00で可能な時間
●活動先:飯山市、信濃町、栄町、三水村、白馬村(その他検討中)
●持ち物:防寒具、手袋、長靴、健康保険証、スコップ等雪かき道具、(無い場合は貸し出しあり)、手押しのスノーダンプ(持参可能な人)
●注意事項:昼食は各自用意、長野県除雪ボランティアセンターにてボランティア保険加入(掛け金はセンターが負担)

●申し込み・問い合わせ:軽井沢町社会福祉協議会ボランティアセンターTEL 0267-45-8113

 


 

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