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昔に比べてフクロウが減った、という話を聞いています。森や農地が開発されて、餌となる野ネズミが減ったのかもしれません。巣穴にできるような大木の洞が減ったからかもしれません。しかし、彼らはまだいなくなってしまったわけではありません。ここで生きています。冬、暖房のきいた締め切った家の中にいると、外の森の気配には無頓着になりがちです。すぐ近くでフクロウが生きているかもしれないのに、私たちが気づかないようになってはいないでしょうか。あなたの近くでフクロウが鳴いていませんか?
この森に生きているよ・・・と。せめてほんの一時、夜の静寂に耳を傾けてみましょう。
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