軽井沢別荘物語 第8回
美しい自然に心やすらぐ軽井沢の別荘地
軽井沢は日本を代表する別荘地と言われています。
明治時代に、外国人宣教師が1軒の別荘を建てたことから別荘地としての歴史が始まり
ました。
それから125年以上を経た今、軽井沢に建つ別荘は約14000軒。軽井沢町の町民世帯数
が約8800世帯(2012年)ということを考えると、いかに別荘地としての存在が大きいかが
分かります。
軽井沢の別荘地としての特徴は、町全体が別荘地であるということ。蓼科や伊豆、箱根
など各地にある別荘地は、町の一部分だけで全体ではありません。
しかし軽井沢は、どの道を行っても別荘へと続く・・・。
別荘へと続く道をたどってみましょう。
そこには軽井沢らしい風景が広がっています。
レイクニュータウン
スイスのリゾートに感銘を受けた
石井新人氏は1961年、森と湖に
囲まれたリゾート構想を立て、
翌年着手。
それから50年が経ちました。
湖から眺めると、
山の木々の間に青い屋根の
別荘が点在しています。
湖に沿った道路から
別荘へと続く道には
「もみじ通り」「みゆき通り」などの
名前がついた看板が立ち、
別荘番号を書いた案内板も
並んでいます。
ここからは
別荘関係者以外は入れません。
レイクニュータウンは早くから
別荘管理に力を入れ、道路の
維持管理や巡回、清掃など、
きめ細かな管理に
定評があります。
坂道も除雪を常に行って
凍結を防いでいるので、
冬の滞在や定住の人も
増えているようです。
管理事務所はゲートを過ぎて
すぐの所にあります。
最近は「水辺のローズガーデン」
として注目されている
レイクニュータウン。
管理事務所も初夏から
秋にかけて
美しいバラに彩られます。