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エネルギー転換、地球環境に関する課題を議論

G20関係閣僚会合開催

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 環境省と経済産業省の共催による「G20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」が6月15、16日、軽井沢町で開かれた。主要20カ国・地域に加え、招聘6カ国、16の国際機関などから約1000人が訪問。海洋プラスチックごみ(廃プラ)対策や温室効果ガスの抑制など、国際的な課題解決に向け議論を深めた。

 主要議題の一つとなった廃プラによる海洋汚染問題については、各国が対策し、継続的に取り組みを報告・共有する新たな枠組みを構築することで合意。エネルギー分野では、地球温暖化対策としてエネルギーシステム変革の必要性を強調。クリーンエネルギー促進に向け、水素技術の研究開発で、国際協力を強化することなどを盛り込んだ共同声明を採択した。

野生動物について提言、
軽井沢町在住の上田高生
 G20関係閣僚会合で、6月15日に上田高校2年の生徒3人が「生態系保全・軽井沢のツキノワグマ対策」について発表した。各国の閣僚らを前に、軽井沢町在住の村山大知さんが英語でスピーチ。村山さんは小学生の頃、学校で行われたNPO法人ピッキオの講演をきっかけに、クマ問題に関心をもった。NPO法人ピッキオが行ってきたクマ対策として「ベアドッグの導入」や「ゴミ収集容器の設置」を紹介。町と協力して取り組んでいる、野生動物対策について「他の場所でもこの方法が活用できる」と提言した。

閣僚ら現地視察でお茶会、
ワイナリー見学
 開幕前日の6月14日、各国の閣僚らに日本の伝統文化に触れてもらおうと、「令和の大水素茶会」が軽井沢発地市庭で開催された。現地視察の一環として催され、町の官民組織、G20関係閣僚会合軽井沢町推進町民会議が主催した。環境に配慮して、水素エネルギーで沸かしたお湯で点てた京都の日本茶と、上田市の和菓子処が作ったねりきりを各国の10人の閣僚に振る舞った。

 県主催の体験型見学会では、イギリスのテレーズ・コフィー環境・食糧・農村地域省政務次官ら4人が、マンズワイン小諸ワイナリーを訪問。施設を見学し、小泉俊博小諸市長らとともに県産ワインや食事を楽しんだ。同施設の島崎大社長は「ワインを大変気に入って頂いて、自然に恵まれた小諸の景観も楽しんで頂けた」と話した。

会合を振り返って

 藤巻進町長は閉幕後、「G7に続く、2つ目の大きな会合を開催できた。連日メディアでも取り上げて頂いて、軽井沢が会議都市というイメージが浸透したと思う」。ホテル内の特設会場でゲスト随行者を案内するなど、通訳ボランティアとして携わった軽井沢高校3年の石巻顕さんは「色々な国の人の英語に触れることができた。逆に日本人の発音が世界ではどう捉えられているか興味が湧いた」と話した。

軽井沢銀座通り、11年ぶりの上昇

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 7月1日、関東信越国税庁は2019年分の路線価を公表した。路線価は毎年1月1日時点の土地評価額で相続税や贈与税の算定基準となる。佐久税務署内の最高路線価は、北佐久郡軽井沢町旧軽井沢の銀座通りで、前年比2.2%の上昇、23万5千円だった。これは県内10税務署別の中で最高路線価となった。外国からの観光客が増えたことやホテル建設など需要が増えていることが影響していると見られる。

日本建築学会からの回答「業績から除外」

軽井沢ナショナルトラストに 深山荘の保存は認められず

1907_news_natonal.jpg 日本建築学会のHPに軽井沢ナショナルトラストの業績として紹介されている「旧スイス公使館深山荘」のページ。「この建物の現地保存を軽井沢町に働きかけ、2008年に町の所有となり」と記されていた。
 2018年、軽井沢ナショナルトラスト(以下KNT)の松岡温彦前会長はじめ5人が受賞した、日本建築学会賞の業績に記した旧スイス公使館別荘の保存に関する内容に疑義があるとして、削除を求めていた軽井沢文化協会に対し、日本建築学会は6月18日付で回答を送った。それによると「受賞者が作成した『業績紹介』に記載のある『この建物の現地保存を軽井沢町に働きかけ......』の事実は認めらなかった」と結論づけ、業績の対象外とし、ホームページで経緯について説明すると述べた。

 日本建築学会へ業績として提出し受賞した一人、KNT理事の花里俊広さんは「朝日新聞に旧スイス公使館深山荘の記事を書くように言ったのはKNT。私はこの建物の価値を考えるシンポジウムを開き活用した。保存と活用は一体だ」と不満を口にした。しかし、軽井沢文化協会の会員は、同会が保存運動を展開し深山荘が保存されたことは、当時の報道によって多くの軽井沢町民が認めている事実であるとし、「朝日新聞は文化協会にも取材に来ている。花里さんがシンポジウムを開いたのは、町が深山荘を買ってから7年後のことで保存には結びつかない」と反論する。

 6月22日にKNTの総会が開かれ、この問題が取り上げられたが、KNT事務局は冒頭から「これは軽井沢文化協会と日本建築学会の問題」として距離をおきたい姿勢を見せた。新しくKNTの会長に就任した柴崎雅寿さんに意見を求めたが「ノーコメント」との返答だった。

G20関係閣僚会合歓迎 地元小中学生も日本の技術に触れる

1907_news_g20_04.JPG 駅構内の自由通路に展示した作品と、假屋崎省吾さん。 1907_news_g20_05.JPG 水素エネルギー社会を表した環境省制作のジオラマを前に、説明を受ける中部小の児童。 1907_news_g20_06.JPG 握手を交わす世耕弘成経済産業相とサウジアラビアのアルファーレフ大臣。胸には軽井沢彫のバッジが見える。 1907_news_g20_07.JPG 15日夜の政府主催晩餐会のメニュー。日本料理からまつの茂木和久料理長を中心に考案した。 1907_news_g20_08.JPG 水素をエネルギーで走る燃料電池バスに、軽井沢中学2年生が試乗。
假屋崎省吾さん、
信州の花でおもてなし


 G20関係閣僚会合期間中に国内外から訪れる人々をもてなそうと、華道家の假屋崎省吾さんが軽井沢駅構内の南北自由通路や主会場となる軽井沢プリンスホテルを、10種類約1200株の県産の花と木を使った作品で彩った。佐久穂町産の白樺で、窓から見える穏やかな山々の雰囲気をイメージしたという。「心を込めて活けた。日本の美である華道を発信できるといい」と假屋崎さん。

地元小学生も感動
最先端の技術、間近に


 水素エネルギーや海洋プラスチックごみに関連した最先端の技術を紹介する「G20イノベーション展」が6月14日から16日、軽井沢プリンスショッピングプラザ駐車場で開かれた。トヨタ自動車やサントリーホールディングスなど、約90の企業や団体が出展。月面の有人探査モビリティの小型模型などを展示。微生物の力で二酸化炭素と水に分解されるプラスチックなども紹介した。14日、G20参加国などについて学習を深めていた、軽井沢中部小学校5年1組の児童も訪問。土屋美翔さんは「粉々にしたペットボトルを集めて、ペットボトルを作り出す技術がすごいと思った」と話していた。

町からの記念品
軽井沢彫バッジつけ会合へ


 会合期間中、閣僚らは軽井沢彫のバッジを胸につけて会合に臨んだ。これは、町が大坂屋家具店に制作を依頼し、記念品として贈ったもの。軽井沢彫のモチーフに使われる桜と浅間山、公式ロゴを彫り込んでいる。同店の販売責任者土屋忠さんによれば、約4カ月かけてデザインを固め、80個をつくった。女性はマグネット、男性はピンで服に止められるつくり。「名誉ある仕事ができた」と土屋さん。

県産食材多く用いた夕食会
閣僚らに高評価


 14日夜は県主催の歓迎レセプションがあり、前菜からデザートまで、全てに県産食材が使われたフレンチのコースが振る舞われた。15日夜は政府主催で晩餐会を開催。県産食材を中心に、福島県産のアスパラや近畿大学の養殖マグロを使ったお造りなど、会席料理が提供された。世耕弘成経済産業相は閉幕後の会見で、2度の夕食会について「同席した大臣の食事、酒に対する評価は極めて高く、みんな興奮気味だった」と振り返っていた。

軽中生「近未来的だった」
燃料電池バスに試乗

 6月17日、トヨタ自動車が開発した燃料電池バスSORAの試乗会が軽井沢中学校2年生を対象に行われた。水素利活用の体験と安全性への理解を深めようと関東経済産業局が企画。燃料電池バスは水素と空気中の酸素の化学反応で起きたエネルギーで走行し、ガソリンを使わず、排気ガスも出ない。榎本健生君は「運転中も静かで驚いた。車内には電光板もあり、近未来的だった」と声が弾んでいた。

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