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全国メディアでも注目 軽井沢への移住、ブームに

 4月から11月にかけて、軽井沢町の不動産・建築の動きや世帯数の増加が目立ち、首都圏からの移住先としてテレビや新聞、雑誌などでも話題になっている。

 軽井沢町の人口は5月に+141人、6月に+157人と急激に延びを見せた。3〜10月末で人口は434人、世帯数は210世帯の増加。リモートワークの普及や学校設立などの影響も大きい。軽井沢で40年近く営業している不動産業の平林さんは「土地を探しているという問い合わせがずっと続いている。町外の同業者からも住居地域の土地を求める電話がある。例年にない忙しさ」と言う。建築業者も忙しく「建てたいと言われても、今は手いっぱいで受けられない」と受注を先伸ばしにしているところも多い。

 Youtubeで移住者向けチャンネルを開設している櫻井泰斗さんは「最近は安易に軽井沢移住を考えている人が多くなっているが、厳しい面も理解してから移住しないと失敗する」とアドバイスしている。政府は東京一極集中是正と地方創生に力をいれており、軽井沢を含め各地で移住ブームが続く可能性は高い。

「黄壁布屋」「蔦屋」など6件、町指定文化財に

国有形文化財に脇田和アトリエ

2012_news_wakita.JPG 脇田和アトリエ山荘。夏の住まいとして使用したが、住民票を移し2年半、生活していた時期もあったという。 2012_news_kikabe.JPG 黄壁布屋。2階は寺子屋として使われていた時期もあり、勉強やそろばんを教えていた。 2012_news_gougura.JPG 塩沢の郷倉。壁の造りは、溝を彫った柱の間に板を落とし込む「板倉構法」。床を高くし、通気性をよくしている。
 国の文化審議会は11月20日、「脇田和アトリエ山荘」を国の有形文化財に登録するよう、文部科学相に答申した。同山荘は、脇田氏の友人でもあった建築家の吉村順三が設計。1970年に建てられた日本のモダニズム建築として知られる別荘住宅。住居部分は2階に集約し、1階はボイラー室とピロティという造り。91年に開館した脇田美術館の敷地内にあり、毎年秋に一般公開している。

 和氏の長男で、同美術館長の脇田智さんは「吉村先生の仕事がわかる、珍しい建物の一つ。(登録の答申は)とても嬉しく思います」と話した。

 軽井沢町教育委員会は10月23日、町文化財審議委員会から答申のあった6件の建造物を町指定文化財に追加した。建造物は「黄壁布屋」、「蔦屋」、「塩沢の郷倉」、「長倉神社本殿」、「茂沢薬師堂」、「杉瓜観音堂」で、全て江戸時代に建てられたもの。

 「黄壁布屋」は、借宿の中山道沿いに建てられた名家の住居。この地を代表する米問屋で、酒造業、質屋も営んだ。江戸中期に火事で消失するもすぐ再建。改修を繰り返し、約280年を経た現在も住居、商屋としての機能を残している。

 「塩沢の郷倉」は凶作に備え、年貢米の貯蔵や穀類の備蓄庫として創建。江戸期に造られた、軽井沢に現存する唯一の郷倉だ。

 審議委員会会長の大久保保さんは、指定にふさわしい建造物はまだ沢山あるとし、「来年度以降も、同じペースで指定を目指したい」と考えを示した。

コロナ禍の受診控え、手術延期など影響

軽井沢病院、赤字見込み

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全国的に医療機関の経営難や人材不足が問題となっている。軽井沢の地域医療を支える総合病院として、軽井沢病院の現状はどうなのか。

 4、5月は感染拡大により、受診控えや手術の延期などが軽井沢病院でも見られた。また8〜9月に入院患者3人の感染が発覚し外来診療などをストップしたこともあり、収入は前年同期比(4月〜10月末)約1億3千万円減。経営悪化が不安視されるが、篠原昭事務長は「すでに町から繰り入れ(財政支援)を受けているので、これ以上の支援を要請するのは難しい。病院としてできること、自分たちでできることをまずやる」と現場での対応を模索している。

部分的に訪問看護を再開
 地域医療の充実には医療従事者の確保も重要となる。現在の常勤は医師が12名、看護師は59名で、人材確保の目標達成状況は「看護部は定員を満たしているが、医師はあと2名」と牧山尚也院長は話す。看護師の相次ぐ離職で2019年5月に休止した訪問看護は、20年5月に常勤1名と非常勤3名で部分的に再開した(休止前は6人体制)。21年3月から本格始動を予定している。

 19年4月にスタートした総合診療外来は、20年8月末に常勤医1人が退職。この1、2年で他の診療科の常勤医の離職や大学との契約による医師の交代もあり、町民からは「担当医が変わった」「先生によって処方が違う」といった困惑の声が度々あがる。同病院で整形外科医として29年間勤務してきた院長は、長期勤務があってこそ町民からの信頼が高まると言う。「今後は内科医の常勤医を長期に働いてもらえるようにしたい。そのために医師にとってやりがいのある職場になることが必要」。

勤務環境や処遇改善を
 軽井沢新聞社が同病院の過去5年間の退職および休職の状況を情報公開請求したところ、離職者が54名、療養休暇届の提出は68件、休職延長は13件あった(定年退職、産休・育休除く)。中には精神科に通院しながらの復職を認める文書もあったが、院長は「私が知る限りでメンタルの問題を理由として休んだのは2人」とし、大半がメンタル以外の病気等を理由とした休職だと説明した。

 2019年から働き方改革が順次施行され、24年には医師にも適用されることになる。厚労大臣在任中に医療や働き方改革に携わってきた小宮山洋子さん(軽井沢在住)は「医療現場で、人材は宝。医療従事者は争奪戦になっていることを肝に銘じてほしい。働く環境や処遇の改善に町も力を注ぐべき」と述べた。自身も医療現場の環境整備に尽力した経験から、町の取り組みに対し現場の想いを代弁した。

庁舎改築周辺整備事業、 委員会が基本方針を議論

2012_news_yakuba.JPG 現庁舎は1968年の建築で、老朽化が進んでいる。
 軽井沢町は11月16日、庁舎改築周辺整備事業検討委員会(委員19人)を開いた。新型コロナ感染拡大の影響で会合が開けず、十分な議論が進んでいないことから、当初の予定から一年遅らせ、2027年5月の開庁を目指すスケジュールを確認。現庁舎を使用しながら、敷地内に新庁舎を建設。完成後に現庁舎を解体する方針が町から示された。

 基本方針について、ある委員は新型コロナの影響で、働き方や住民サービスが変化していることに言及。窓口業務の縮小を見込み「柔軟なレイアウト変更に対応できる造りに」と考えを示した。別の委員は、庁舎が国道18号からも見え、町のシンボルになることから、「建物だけでなく、景観、緑の配置も含めたメッセージを基本方針に含めるべき」と述べた。年度内にあと2回ほど会合を設け、基本方針を固める考えだ。

軽井沢ライオンズクラブ、中学校へ本を寄贈

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 軽井沢ライオンズクラブは11月16日、軽井沢中学校に109冊の本(10万円分の図書カード)を寄贈した。会長の宮村千明さんと、幹事の安東克敏さんが図書館を訪れ、寄贈した本に「軽井沢ライオンズ文庫」の判を押印した。宮村会長は「文字に親しんでもらって、知識を豊富にしてほしい」。軽井沢ライオンズクラブは2003年から毎年、軽井沢と御代田両中学にそれぞれ、本の寄贈を続けている。

軽高の学校薬剤師、高橋宏己さんに文科相賞

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 軽井沢高校の学校薬剤師、高橋宏己さん(高橋薬局)が「令和2年度学校保健及び学校安全表彰」(文部科学大臣賞)に選ばれた。1979年に同校の学校薬剤師に就任以来、41年間務め続けたことが評価された。新型コロナの感染拡大を防ぐため表彰式は行われず、同校の下井校長が11月19日に賞状を伝達。高橋さんは水道水の水質、教室の空気環境、照度を検査し、薬物に関する指導などで貢献してきた。「子どもたちに良い環境で勉強してもらえたと思う」と高橋さん。

別荘回って戸締まり確認、防犯診断

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 軽井沢町別荘管理防犯組合と軽井沢警察署は11月24日から12月7日まで、別荘一斉防犯診断を行った。空き巣被害などの防止のため、組合員、署員のべ約290人が、戸締まりなどを確認しながら約12000軒の別荘を回った。初日の出発式で、同組合長の石川幸男さんは、「(新型コロナの影響で)今年は別荘を利用しなかった人も多い。特に注意して見回りたい」と話していた。

「緑の景観賞」 受賞者を表彰

2012_news_midori.JPG 前列左から竹花工業の小林秀司さん、髙田彩さん、中丸美繪さん、神田紀代子さん。
 軽井沢町は11月11日、「第12回軽井沢緑の景観賞」優秀賞のハンナフラガーデン(施主:髙田彩さん・設計:竹花工業)と、特別賞の中丸邸(施主:中丸美繪さん・設計:神田紀代子さん)を表彰した。施主と設計者へ、建物に設置するプレートなどを町長が手渡した。

 「軽井沢緑の景観賞」は、自然保護、景観形成に努めた模範となる建築事業を周知しようと、2008年度より実施。今回は5件の応募があった。

 長野県建築士会名誉会長で、認定に携わった出澤潔さんは、ハンナフラガーデンについて、「敷地の高低差をうまく使い、建物の存在を感じさせないほど自然に溶け込み、庭の手入れも行き届いている」。中丸邸は「周囲の自然と建物が上手く調和している」と評した。

 髙田さんは「庭を毎年楽しみにしてくれている方が、受賞を喜んでくださっていることが嬉しい。続けてきて良かった」と微笑んだ。

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