軽井沢別荘物語 第22回
美しい自然に心やすらぐ軽井沢の別荘地
軽井沢は日本を代表する別荘地と言われています。
明治時代に、外国人宣教師が1軒の別荘を建てたことから別荘地としての歴史が始まりました。
それから125年以上を経た今、軽井沢に建つ別荘は約14000軒。軽井沢町の町民世帯数が約8800世帯(2012年)ということを考えると、いかに別荘地としての存在が大きいかが分かります。
軽井沢の別荘地としての特徴は、町全体が別荘地であるということ。蓼科や伊豆、箱根など各地にある別荘地は、町の一部分だけで全体ではありません。
しかし軽井沢は、どの道を行っても別荘へと続く・・・。
別荘へと続く道をたどってみましょう。
そこには軽井沢らしい風景が広がっています。
せせらぎの森別荘地
万平ホテルの裏手の高台にある静かな別荘地です。昭和42年ころに(株)レイクニュータウンにより開発され、人形作家やお料理の先生、オリンピックの選手など有名人もお住まいのようで約400区画ほどあります。
旧軽井沢銀座からヴォーリズレーンを進み、細いですが舗装された道をどんどん上ると赤いレンガの門が見えてきます。


門を入ると眺望が広がっています。
旧軽井沢銀座からそれほど遠くない距離とは思えない静かな森です。

苔むした石垣と小川のせせらぎが心を落ち着かせます。
せせらぎ通り、みはらし通り、からまつ通りなどの名前の看板がみられます。

ここから幸福の谷へと歩いて散策も気持ちよさそう。

管理事務所の横に見事な八重桜が咲いていました。