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ショーさんのナゾ、その1


 軽井沢を避暑地として見出したカナダ生まれの英国国教会宣教師
アレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢へやって来たのは明治中期。
その年については、明治18年説と19年説がある。
三男ロナルドは1885(明治18年)と書いているが、
建築史家・宍戸実の『ショー研究』には「明治17年にトロントで過ごし、
明治18年9月にサンフランシスコを出発、10月3日に日本に戻ってきた」
と書いてあり、明治18年夏には日本に滞在していないことになっている。
明治19年の夏、軽井沢に長期滞在したことに間違いはなく、
軽井沢町ではそこから軽井沢の避暑地元年が始まったとしている。
(次回はナゾその2)


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アレキサンダー・クロフト・ショー
1846年、カナダ(当時は英国領)・トロントに生まれる。
1873年、英国公使館の牧師として来日。
1886年、軽井沢で避暑生活をおくる。
1888年、軽井沢に別荘第1号を建てる。



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2012年02月20日 09:33に投稿されたエントリーのページです。

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