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創業20周年のしなの鉄道、玉木淳社長に聞く

軽井沢駅はどう変わる?

DSC_0013.JPG しなの鉄道代表取締役社長の玉木淳さん。

上から1.JPG 旧軽井沢駅舎記念館。10月の利用開始に向け、所有する軽井沢町としなの鉄道の間で協議が進んでいる。 R0014204.jpg しなの鉄道が軽井沢駅東側に所有するJR旧信越本線跡の遊休地。
 今年10月1日、しなの鉄道が開業20周年を迎える。昨年6月から社長に就任した玉木淳さんに、沿線の中の軽井沢の位置づけ、旧駅舎記念館や軽井沢駅東側に所有するJR旧信越本線跡の活用法、新規事業にかける思いを聞いた。

―沿線の中での軽井沢を、どう捉えているか。
 年間840万人が訪れる軽井沢に駅があるのは、地方鉄道としては恵まれている。沿線人口の減少で運賃収入が減っていく中、軽井沢の観光客をいかに沿線へ取り込めるかが軸。夕方に軽井沢を出発する「ろくもん3号」を、4月からワイン列車として運行する。

―昨年8月、町所有の旧駅舎記念館の利用を申し出た。条件面の協議が進行中だが、旧駅舎に着目した理由は。
 今の軽井沢駅は無機質で、高原の駅らしくないという声を聞く。昔ながらの旧駅舎を復活させ、観光資源として生かそうと考えた。

―どう利用し、どのような効果を期待するか。
 10月中を目処に、現ホームと駅舎側のホームをデッキで繋いで、出入りできるよう整備する。建物の外観は変えず、一階は一般の人も使える軽食の喫茶、二階の貴賓室は雰囲気が素晴らしいので、できるだけそのまま残し「ろくもん」に乗る方の専用ラウンジとして使う。
 また、デッキ部分は、子どもや祖父母世代も楽しめるように、遊びや物販・軽食などを提供できる場にしたいと考えており、トータルデザインを(「ろくもん」や「ななつ星in九州」を手掛けた)水戸岡鋭治さんにお願いしている。
 出入り口が増え、人の流れが分散することで、ピーク時に改札からホームに続く階段が混雑する課題が解消される。また、北口への流動を増やし、賑わい創出にも一役買いたい。

―駅東側に所有するJR旧信越本線跡の遊休地(約24700㎡)について、軽井沢町議会が昨年12月、町に取得するよう提言書を提出した。その土地に対する考え、活用法は。また、20周年を迎えるにあたっての思いは。
 現在の状態が一番良くないと思っている。何の価値も生み出さず固定資産税だけ負担している状態が続いている。過去に売却を検討したこともあったが、地域の足を維持していくためには、将来的な収入の確保が必要であり、賃貸借を前提に活用を考える意向である。今後の20年は、車両更新、枕木や安全設備の老朽化対応に直面し、巨額の出費が見込まれている。鉄道事業だけでの運営は難しくなる中、(遊休地は)しなの鉄道の守り神のような存在。基本的に活用法はまだ決まっていないが、地元の意向も聞きながら進めたい。
 20周年では、旧軽井沢駅舎を復活させ、鉄道の新しい価値、楽しみ方を提案し、地域に愛される鉄道会社であるためにも長期的視野にもとづいて手を打っていきたい。

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