大規模噴火想定したハザードマップ公表

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 浅間山の周辺自治体、関係機関でつくる火山防災協議会が3月23日、長野原町で開いた会合で、大規模噴火を想定し作成したハザードマップを承認し、公表した。1108年の天仁噴火と同規模を想定し、大きな噴石、降灰、溶岩流、火砕流などの被害が及ぶ範囲を地図に示した。降灰は厚さ50、30、20cmごとに最大到達範囲を同心円状に描いた。軽井沢町は全域が50cm以上積もるおそれのある範囲に含まれ、軽井沢町役場で最大99cmの降灰があると予想した。2018年度は、ハザードマップに防災情報を加えたマップを周辺自治体ごとに作製する方針だ。

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