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新型コロナウイルス感染拡大で、減る観光客 「このままだと、閉める店出てくる」

2004_news_turuya.JPG 4月4日、開店前のツルヤ軽井沢店。マスク購入希望者に整理券が配られ、約60人が列を作った。 2004_news_muraoka.jpg 聖火リレー中止発表後、練習に使っていたトーチに見立てたスティック持参で会社を訪ねてくれた村岡さん。
 新型コロナウイルスによる感染拡大が続いている。4月5日現在、長野県内の感染者数は12人。軽井沢町内では確認されていない。軽井沢教育委員会は、町立小中学校の入学式を4月6日から13日に延期することを発表。6〜10日は、保護者が仕事などで不在の家庭を対象に、希望する児童、生徒に限り登校を認め、自習してもらうようにした。

町長「不要不急の外出控えて」
町議会は国へ意見書提出
 藤巻進軽井沢町長は3月31日、東京都で新型コロナウイルスの感染人数が増加していることを受け、町HPでメッセージを発表。「都内で起きていることは、決して他人事、対岸の火事ではありません。町民だけではなく、別荘に来ている皆様、観光客の皆様にも東京の危機感を共有していただきたい」とし、当面の間、不要不急の外出はなるべく控えるよう呼びかけた。また、町内のスーパーマーケット、ショッピングプラザ、コンビニエンスストアなど、多くの人が集まる場所についても感染防止の対応に協力を求めた。

 軽井沢町議会は3月17日、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書の提出を全会一致で可決。衆参両院議長、内閣総理大臣らに宛て、町民らの安心・安全の確保、影響を最小限に抑えるため「検査・医療体制の更なる整備と充実を図ること」「正確な情報を速やかに提供すること」など、8項目を求めた。

一部で別荘客増も、 観光客はぱったり
 4月4日朝、デリシア軽井沢店の駐車場のクルマは、半数以上が県外ナンバー。中西健太店長は「こういう状況になる以前から、一度の買い物量が多いのが軽井沢店の特徴。例年の同時期に比べ、お客様の数も売り上げも伸びている」。

 中軽井沢の電気店には、3月に入ってから暖房器具を求める人が相次いだ。「この時期の暖房の問い合わせは珍しい。別荘に滞在する人は増えている」と話した。

 一方、観光客の数は明らかに減少していて、旧軽井沢銀座のジャム店店主は「人出はいつもの半分以下。この状況が続けば、閉める店が出てくる」。東京では出歩けないからと、気晴らしに日帰りでドライブに訪れたという観光客も来店したという。

イベント中止、止まらず 聖火リレーは延期へ
 東京2020組織委員会は3月24日、東京五輪の延期に伴い、26日から予定していた聖火リレーも行わないことを発表。県内は4月2日〜3日、軽井沢を皮切りに14市町村を巡る予定だった。町内の村岡清一さん(96)は、ランナーに決まってから週1〜2回、2㎞ほど走って準備してきたが「残念ですが仕方ない。また走れる機会があるといい」。

 4月下旬から予定されていた「軽井沢若葉まつり(一部を除く)」、「大賀ホール春の音楽祭」も中止に。各国から医師や研究者ら1000人ほどが集まり、研究発表などを行う予定だった「第19回国際小児脳腫瘍シンポジウム」は、6月から、12月13日〜16日に延期された。

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