新型コロナウイルス、ワクチン集団接種 4月以降、中央公民館を想定

 軽井沢町は、新型コロナウイルスのワクチン供給が可能になったときに備え、接種体制の準備を進めている。1月22日、2月22日の町議会に、新型コロナウイルスワクチン接種の関連経費などを計上した一般会計補正予算を提出。原案通り可決した。



 町保健福祉課によると、ワクチン保管用の超低温冷凍庫は、3月中に軽井沢病院へ1台を配置。もう1台は5月中の予定で、配置先は検討中。集団接種の場所は、継続的に安定した接種を行うため、病院に近い中央公民館を想定している。国の示すスケジュールに沿い、4月以降に65歳以上の高齢者、基礎疾患のある人などから順次、接種を開始する予定だ。ワクチンが供給される量、時期によっては、変更になる場合もあるという。接種順位に沿ってクーポン券を発送し、電話またはWebでの予約を受け付ける。



 問診や接種後の待機時間があることから、集団接種の会場で密になることも想定される。2月22日の町議会、一般会計補正予算の質疑で、保健福祉課長は「個別接種もできるよう、町内医療機関と調整を図っている」と答弁した。

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