開催せまる G7外相会合 4/16~18

中高生視点で新提案 4校生徒で座談会

 軽井沢町は12月13日、G7外相会合に向け、地元の中高生による座談会を開いた。軽井沢中学、風越学園、軽井沢高校、ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパンから、計13人が参加。各パソコンからクラウド上の共通ページに意見を書き込めるツールを利用し、自由に意見を出しあった。

 国際会議都市として世界から選ばれるための提案では「町民の理解を深めて、町全体でアピールできるようにする」「スタートアップ企業を誘致して、若い人や先端技術を呼び込む」などの意見があがった。

軽井沢駅で100日前イベント

 G7外相会合開催の100日前を記念したイベントが1月6日、JR軽井沢駅さわやかホールであった。同会合の長野県推進協議会と、軽井沢町推進町民会議の共催で、関係者ら約70人が出席。駅自由通路の南口近くに設置した、軽井沢中学校美術部制作の歓迎横断幕や、駅構内のカウントダウンボードが披露された。1〜2年生の部員22人で描いたという横断幕は、緑と白樺の間を小川が流れるデザイン。参加国の国旗やニホンカモシカ、町鳥アカハラなども配した。部長で2年生の渡邉観月さんは「G7を通じ世界が平和になれるよう、気持ちを込めました」。

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軽井沢高校で町職員が講師として授業

 軽井沢高校3年生の選択科目「観光」の特別授業で1月13日、町観光経済課G7外相会合担当の柳澤さおりさんらを講師に迎え、軽井沢で国際会議を開く意義などを学んだ。国際会議を誘致する理由について、柳澤さんは「注目度の高い会議を開けば世界に大きな宣伝になり、他の会議でも選んで頂けるようになる」と説明。授業後、森愛華さんは「4月から進学で軽井沢を離れるが、会合には注目したい」と話した。

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会合期間中、プリンス通りなど通行規制

 通行規制の期間は4月16日0時〜18日17時。プリンス通り、軽井沢駅南口前の東西にのびる町道、入山峠入口交差点から南東にのびる町道の3路線。同区間の駐停車禁止は13日10時から。道路周辺エリアを要通行証区域に設定し、区域内在住者や事業者の車両に通行証を発給。自転車や歩行による通勤・通学者に対しても「不便を生じさせないように対応を町と調整する」(長野県警察本部サミット対策課)。軽井沢プリンスショッピングプラザは4月16日〜18日、県警本部の要請を受け休業が決まっている。

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